おととい初登場した「風船」です。少し、自己紹介をします。典型的な朝型人間で、この10年間は、12時前に寝て、5時ころ起床する毎日を続けています。以前は、朝食前にひと仕事をしていましたが、今は、メールを見たり、朝風呂にはいったり、新聞をみたりしていると、あっという間に「朝食」の時間になってしまい、起案をするのはせっぱ詰まったとき位です。朝型人間の楽しみは、朝一番早く「新聞」を読んで、誰よりも早くニュースを知ることでしたが、最近は、ネットで、夜の間に、新聞の速報が読めるので、その楽しみは少し薄れました。いただいたメールに対しての返事を起床後すぐにすることも、多いのですが、ときどき、午前4時前くらいに返信を出して、あとから、夜を徹して仕事をされているのですか、といわれましたので、少し控えています。今の楽しみは、愛読している新聞小説の続きを読むことです。もともと小説を読むのが大好きなのですが、起案に追われるようになると、小説に没頭できないので、新聞小説を読むことで、その不満を解消しています。司馬遼太郎の「坂の上の雲」や「疾ぶが如く」も新聞で読みました。今、読んでいるなかで、面白いのは、辻原登の「許されざる者」(毎日新聞朝刊)、夢枕獏「宿神」(朝日新聞朝刊)それに、諸田玲子の「女いくさ」(読売新聞夕刊)です。最後のは、裁判所の図書室でよんでいます。ここまで、書いて、新聞をとりにいき、「大阪知事選に、橋下弁護士擁立へ」という記事に、びっくりしています。コメントは差し控えますが、話題性には欠かない方ですね。「風船」の由来は、次回以降に。(風船)
ネットワークに所属している裁判官ですが、皆さんがしているプログという珍しきものを、「アナログ人間でもしてみんとて」(初めて)するものです。
私も1日に開かれた例会に参加し、長嶺超輝さんの「裁判官の爆笑お言葉集」をめぐるお話を拝聴しました。本の中身もさることながら、この本に「爆笑」をつけた人は、プロの「商売人」だと思いました。新書版という形で手軽にみてもらい、かつ「商業出版」である以上売れなければならないわけですが、「裁判官」「爆笑」「お言葉」の取り合わせの見事さに脱帽しました。説諭ないし訓戒の性質上、「爆笑」はありえないのに、それでもあえて「笑いをつける」度胸はおそらく裁判官にはないと思います。
事柄の性質上、刑事事件からの採用が多かったわけですが、民事裁判やそのほかでも、いやむしろ、そちらの方が「爆笑」にふさわしい例があるようにも思います。当の裁判官は、真面目に話したつもりが、思わずまわりの笑いを誘った例があつまればいいですよね。続編を期待しています。 (風船)
私も1日に開かれた例会に参加し、長嶺超輝さんの「裁判官の爆笑お言葉集」をめぐるお話を拝聴しました。本の中身もさることながら、この本に「爆笑」をつけた人は、プロの「商売人」だと思いました。新書版という形で手軽にみてもらい、かつ「商業出版」である以上売れなければならないわけですが、「裁判官」「爆笑」「お言葉」の取り合わせの見事さに脱帽しました。説諭ないし訓戒の性質上、「爆笑」はありえないのに、それでもあえて「笑いをつける」度胸はおそらく裁判官にはないと思います。
事柄の性質上、刑事事件からの採用が多かったわけですが、民事裁判やそのほかでも、いやむしろ、そちらの方が「爆笑」にふさわしい例があるようにも思います。当の裁判官は、真面目に話したつもりが、思わずまわりの笑いを誘った例があつまればいいですよね。続編を期待しています。 (風船)