先住民族関連ニュース

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低所得者もターゲットにしたカジノ

2014-07-30 | 先住民族関連
現代ビジネス-2014年07月26日(土) バーバラ・デフォー・ホワイトヘッド
『現代ビジネスブレイブ グローバルマガジン』---「ニューヨークタイムズ・セレクション」より
ニューヨーク州でカジノが続々オープン
昨年の11月にニューヨーク州で行なわれた住民投票で、既存の9つのギャンブル施設に加え、新たに7つのカジノの建設が承認された。こうした状況はニューヨーク州に限ったことではなく、近年、ほかの23州でも、アメリカ先住民の経営するカジノとは違う、商業的ギャンブル施設が合法化され認可されている。
2004年以降、26のカジノがオープンし、さらに少なくとも現在12の施設を開発中という、カジノ密集地帯の北東および中部大西洋沿岸地域では、ほとんどの成人が、車で少し走ればカジノがあるという場所に住んでいる。
当然のことながら、人々の住んでいる地域からカジノが近くなればなるほど、そこでギャンブルをする人の数は増える。産業が廃れた都市やさびれたリゾート地、そして都市中心部へとカジノが広がっていく状況に伴い、低所得層のあいだでギャンブルをする人の割合が増えている。
米国経済の二重構造化が進む中、カジノ業界のリーダーたちは、利益を上げる対象を富裕層だけに絞る必要はないということに気がついた。少額・短期・無担保融資、購入選択権付き商店、サブプライム・クレジットカード、自動車の所有権を担保とする融資、税還付見越融資などは、どれも低所得者層から高い利益を搾り取るために発達してきたものだ。新たに制定された州認可のカジノも、同様の手法によるものである。
ギャンブラーを定着させるためのストッロマシン
バッファロー大学およびニューヨーク州立大学バッファロー校の研究チームの調査は、カジノのギャンブルが低所得層のアメリカ人に搾取的影響を及ぼしてることを示す新たな証拠を明らかにした。一例として、低所得層のあいだで、カジノでギャンブルをおこなう人の割合とカジノに行く頻度が上がっていることが判明した。
その第一の要因として、カジノに行きやすくなったことが挙げられる。一ヵ所、または複数のカジノから10マイル(=16キロ)以内に住んでいる場合、過度なギャンブルによる問題の発生率が2倍以上になる。
第二に、スロットマシンの便宜さである。近年、ギャンブルをする女性や高齢者が増えているが、その理由のひとつは、スキルの要らないスロットマシンでのギャンブルを好むことが要因である。カジノの手法は、一回行くごとに少額でできる賭けをたくさんさせて、1ヵ月、もしくは1週間のあいだで数回カジノに行くよう仕向け、何年間もこのパターンで低所得者のギャンブラーに継続させるように仕組んでいる。これを実践するうえでスロットマシンは鍵となるのだ。
地域のカジノのほとんどは、基本的にストッロマシンのゲーム場だ。最近のスロットマシンは高度にコンピュータ化されており、継続的、かつ、反復的に賭けができるようにプログラムされている。ハイテクの専門家は、ギャンブラーができる限りの速さでコンソールボタンを押すことで、一度に複数の賭けができるようマシンをプログラムしている。
カネを搾り取る工夫
マサチューセッツ工科大学の人類学者で、ギャンブルの機械設計に関してもっとも権威のある本を書いたナターシャ・ダウ・シュールは、ギャンブラーたちは没頭すると、勝つことよりも、ゲームを続けることに関心が向くようになると記している。
スロットマシンはペニー(1円)単位からの賭けができ、それが少額の賭けをする人にとって魅力のひとつとなっている。しかしペニー単位の賭けでも、スピンごとに複数のラインにペニーを何百回も置けば、多額の損失を生みかねない。
しかし、カジノ側の目標は、ギャンブラーを一度で一文無しにさせることではなく、彼らのマシンの前にいる時間を長引かせることだ。ストッロマシンのリズムやテンポ、音響効果を巧みに管理し、少しずつ負けは増えていくが、たまに少額の勝ちを与えるという手法でこの目標を達成するのだ。
このコンピュータ化された「スリ」がカネを搾り取る方法のひとつは、「ニアミス」を作り出すことだ。これは、機械の上でスピンするマークが、勝ちになる支払いラインのわずか上か下で止まるもので、「あ~、残念。もうちょっとで勝ちだった」と思わせることで、さらにゲーム続けるよう促すのだ。
カジノの被害は最低所得層に甚大
第2の目標は、ギャンブラーがより頻繁に、そして長期にわたってカジノを訪れるようにすることだ。お客様ご愛顧カードや、その他のマーケティング・プログラムを通して、カジノは膨大な量の顧客情報を収集する。そうした情報を使い、ギャンブラーが長期にわたって頻繁にカジノを訪れるというパターンを定着させるための、顧客仕様の戦略を策定することができるのだ。
さらにカジノは、顧客がもたらす利益と「予測生涯価値」に関する情報も収集する。この情報から、どのくらいの割合の顧客が、所得分布の中央値以下の人であるか、そして、それら低所得層が、収入のどのくらいの割合をギャンブルで失っているかを算出できるはずだ。また、低所得層のギャンブラーを対象とする地域カジノが、各々の地元の所得格差にどのくらい影響を与えているかも分かるだろう。
しかしカジノ側は、こうした情報をもちろん公開しないし、ギャンブラーの負けた賭けからもたらされる収益が分配される州も、自分たちの商業のパートナーには開示を迫ったりはしない。そのため、カジノがおよぼすインパクトに関して、おおやけにされる限られたデータは、すべて外部の情報源から収集されたものだ。
2000年にバッファローのグループが実施した、成人を対象とする大規模な調査では、カジノに行く社会経済的地位の低いグループ、および少数民族グループは、その他の人々よりも、金銭的な問題を含んだギャンブルに関連する問題を多く抱えていることが明らかにされた。このことは、これらの所得の低い人々がギャンブルでお金を失う割合のほうが、より所得の高い層よりも大きいことを示唆している。
15種類の合法的ギャンブルを調べた結果、研究者たちは驚くべき結論に至った。カジノは最低所得層の人々に、他のギャンブルよりもはるかに大きな害を及ぼしたということだ。
(文・バーバラ・デフォー・ホワイトヘッド:アメリカ価値研究所市民社会イ
ニシャチブ・ディレクター/翻訳・松村保孝)
『現代ビジネスブレイブ グローバルマガジン』vol086
(2014年7月18日配信)より
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39946

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ハイイログマ多数、カナダ先住民と共存

2014-07-30 | 先住民族関連
National Geographic News July 25, 2014
Jane J. Lee,
 ハイイログマ(グリズリー)とカナダの先住民族は、何千年も共に暮らしてきた。しかし最近の研究で、ファーストネーションと呼ばれる先住民族のひとつであるブリティッシュコロンビア州のヘイルツク族の居住地域に生息するクマの個体数が明らかになり、ヘイルツク族の人たちはその数に驚かされた。
 ヘイルツク族が暮らすのはクウェイ川流域、ブリティッシュコロンビア州の海岸沿い中ほどにある温帯林179平方キロの地域だ。ヘイルツク族は、その土地に生息するハイイログマは12頭程度だろうと考えていた。しかしこのヘイルツク族が主導した科学研究で、実際にはクウェイ川流域に少なくとも57頭が住んでいることが明らかになった。これはクマの生息密度として普通ではない。
 比較としてイエローストーン国立公園では、50倍の約8992平方キロの地域に住むハイイログマの数はたった150頭だ。
「これは少し衝撃的だった」と話すのは、研究の主著者でヘイルツク・ファーストネーション(ヘイルツク族政府)の調査部門コーストウォッチ(Coastwatch)のディレクターであるウィリアム・ハウスティ(William Housty)氏だ。
 ハイイログマがこの地域に引き付けられるのは、驚くことではない。クウェイ湖へ流れ込む川には、カラフトマス、シロザケ、ベニザケ、ギンザケといったクマにとってのあらゆる美味しい餌があるからだ。しかし、ハウスティ氏も彼の共同研究者も、60頭近いハイイログマが近くで見つかるとは予想していなかった。
◆クマと共に生きる
 調査のために、研究チームはクウェイ川流域でハイイログマの毛の標本を採取した。採取にはワイヤーでできた罠と誘引効果のある匂いを使用し、餌は使わなかった。ハイイログマが調べに来ると、ワイヤーと擦れて毛の塊が残る仕組みだ。
 今回の研究の著者らは2006~2009年にかけて毛の標本を採取し、クマの個体数を把握し性別を決定するため、DNA配列を解析した。
 また、一部のクマがクウェイ川流域からぶらりと外へ出る様子も追跡することができた。ハイイログマの個体によっては行動範囲が何百キロにもわたり、別のファーストネーションが昔から住んでいる地域へ入ることもあった。
 ヘイルツク族に古くから伝わるハイイログマに関する知識を裏付ける、科学データを得ることができるということが重要だったとハウスティ氏は話す。ヘイルツク族はこれまで、ハイイログマとサケ類を含む彼らの資源の管理について発言力を高めようとしてきたが、科学がそのためのひとつの方法だということに気付いていた。
「私たちはハイイログマやサケが住む同じ土地に生きているが、それでもその管理についての最終決定は連邦政府によってなされる場合がある」とハウスティ氏は説明する。
 さらに、「私たち自らが資源を管理できる状態に近づけるために、古くから伝わる知識と科学をぴったり合わせようと力を注いでいることを示したいと願っていた」と続ける。
 研究の共著者でニューヨーク市にあるアメリカ自然史博物館の生態学者クリス・フィラルディ(Chris Filardi)氏は、この研究でさらに面白いのは、科学者とヘイルツク族の人たちがヘイルツク・ファーストネーションの規範に従って調査を遂行できたことだと語る。課せられた要求の中で最も重要なもののひとつは、クマやその他の対象動物を侵襲的な方法で扱わないというものだった。
 今回の研究結果は6月下旬、「Ecology and Society」誌で発表された。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140725002

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リオ・デ・ジャネイロ、山海に挟まれたカリオカの景観群

2014-07-30 | 先住民族関連
ZAKZAK-2014.07.25
 W杯ブラジル大会は、ドイツの優勝で幕を閉じました。残念ながら開催国のブラジルは準々決勝でエースのネイマールが負傷するというアクシデントもあり、準決勝でドイツに大敗しました。
 そこで今回はサッカー王国ブラジルの再起を祈念してブラジルの世界遺産「リオ・デ・ジャネイロ、山海に挟まれたカリオカの景観群」をご紹介します。
 リオ・デ・ジャネイロはW杯の決勝戦が行われたマラカナン・スタジアムで有名です。世界三大美港の一つで、天然の良港グアナバラ湾と湾岸のすぐそばまで迫っているいくつもの丘、そしてその間を埋めるような高層ビル群が並ぶ、自然と都会が共存している美しい街です。
 「Rio de Janeiro」とはポルトガル語で「1月の川」という意味ですが、これは1502年、ポルトガル人探検家がこの地グアナバラ湾に到達したのが1月で、この湾を大きな川と勘違いしたことから命名されました。
 また、この街やこの街で生まれ育った人のことを「カリオカ」と呼びます。これは当時のポルトガル人が皆、白壁の家を建て、それらの「白い家」を先住民トゥピ族の言葉で「カリオカ」と呼んだことが由来です。
 リオといえばやはりサンバのカーニバルが有名です。「カリオカ」たちには「リオを見て生き永らえよ」という言葉もあって、このカーニバルを見ていると生きることの素晴らしさを感じさせてくれます。
 観光では市街を見下ろす標高710メートルのコルコバードの丘に立つキリスト像や「砂糖のパン」という意味の「ポン・デ・アスーカル」頂上からの眺めは見逃せません。
 また、ブラジルは南米で唯一のポルトガル領だった国です。そのポルトガル統治時代の面影を残すセントロ地区のサン・ベント修道院やサン・ホセ教会などを巡ると歴史を感じることもできます。
 目の保養をしながらのんびり過ごすのであれば、カリオカたちにも人気のイパネマ・レブロン海岸、コパカバーナ海岸がお薦めです。ヤシの実を割ったジュースやマテ・コン・リモという名物のドリンクを飲みながら、太陽の楽園を満喫できます。
 「サンパウロの人は仕事で忙しく、リオの人は遊びで忙しい」と言われますが、この陽気で楽天的な人たちに囲まれているとカーニバルを見ずとも生きる活力が湧いてきます。
 ■黒田尚嗣(くろだ・なおつぐ) 慶應義塾大学経済学部卒。現在、クラブツーリズム(株)テーマ旅行部顧問として旅の文化カレッジ「世界遺産講座」を担当し、旅について熱く語る。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140725/dms1407250830008-n1.htm

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26日から「人骨」特別展示 富山・北代縄文館

2014-07-30 | アイヌ民族関連
北日本新聞 7月25日(金)5時40分配信
 富山市北代縄文広場北代縄文館のミニ企画展「小竹貝塚の変遷」が、富山市北代の同館で開かれている。26日~8月3日には、同貝塚1号人骨も特別展示し、7月27日午後1時半から学芸員による解説会を行う。
 小竹貝塚(富山市呉羽町北)は、日本海側最大級の縄文時代前期の貝塚。ミニ企画展では、縄文~平安時代の出土品約30点を展示している。2013年に北陸新幹線建設関連工事で見つかった弥生時代の「木盾」(木製の盾)や、木鍬の一部などもあり、訪れた人たちの関心を引いていた。企画展は来年1月12日まで。
 26、27日には、長岡地区ふるさとづくり推進協議会が「北代縄文サミット」を同広場と長岡小体育館で開く。26日は北海道の鵡(む)川アイヌ文化協会による講演会やアイヌ古式舞踊とムックリ(口琴)の披露、前市埋蔵文化財センター所長の藤田富士夫さんによる講演会、27日は、アイヌ語教室やアイヌ舞踊とムックリの体験会を企画する。問い合わせは北代縄文館、076(436)3664。
 27日には北代緑地公園で、長岡住民ふれあいフェスティバルも開かれる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140725-00003867-kitanihon-l16

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町長らが語る白老物語 HBCラジオの番組収録

2014-07-30 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2014年 7/25)
 HBCラジオで毎週土曜日に放送している人気番組「大人のラジオ・土曜は朝からのりゆきです」のタウンミーティング収録が23日、白老町のいきいき4・6で行われた。番組パーソナリティーの佐藤のりゆきさんが司会進行する中、戸田安彦町長ら6人が地域の課題や将来への期待などを語った。収録内容は8月16日午前10時からの同番組で25分程度のコーナーで放送される予定だ。
 北海道を応援している佐藤さんが、各地に暮らす人々と意見を交わしながら地域の新鮮な話題を提供しようと、昨年4月から続けているコーナーで、「オトラジ・タウンミーティング~のりさんとこのマチで語ろう」のタイトルで月に1、2度放送している。
 町内からは戸田町長、熊谷威二町商工会長、毛笠道雄町姉妹都市観光協会会長、橋本紀子虎杖浜竹浦観光連合会副会長、黒田聖白老青年会議所理事長、八幡巴絵アイヌ民族博物館学芸員の6人が出席。まちの魅力やPRポイント、課題など幅広いテーマで意見を交わし、2020年の東京五輪前に開設する国立博物館を含む民族共生の象徴空間についても話が盛り上がった。
 約1時間半の収録の中で、それぞれが活発に発言。将来像について黒田理事長は「主体的にまちづくりを行うことが大事。行政に頼り切るのではなく、自分たちができることを積み重ねて一つずつ作り上げていかなければ」と強調。戸田町長は「行政として(町民が)企画を立てられる環境づくりを進めたい」などと述べた。
 八幡学芸員は「子どもたちが自分たちのまちに誇りを持ち、ずっと白老町で生きていきたいと思うようにしていきたい」と意欲を語った。
 佐藤さんは収録後、「まちが目標に向かって前に進んでいる印象を受けた。虎杖浜たらこや白老牛などブランド食材もあり、勢いを感じる」などと白老町の印象を語り、プライベートでは「ほぼ毎年のように来ていますね」といい、白老の活躍に期待を寄せた。
 熊谷会長は「白老のPRにつながる」と今回の番組収録を歓迎。さらに「(各分野の代表者が集まり)みんなで問題を共有して話し合う場になった。この手法を参考に、これからのまちづくりを協議してもいいのでは」と述べ、町内の団体代表を集めた〝サミット方式〟で意見交換や各種協議を行う必要性を述べた。
http://www.tomamin.co.jp/20140715185

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古式舞踊/ムックリ演奏/料理… アイヌ文化体験学習 ピアラ

2014-07-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (2014/07/15)
夏休み自由研究にもどうぞ
 釧路、根室管内にはアイヌ文化を学べる施設がある。古式舞踊や刺しゅうなど体験メニューを用意する施設も。夏休みを前に、自由研究にも活用できる施設を紹介する。(鈴木誠、斉藤直史)

 弟子屈町屈斜路湖畔の「アイヌ民俗資料館」。松浦武四郎の久摺日誌にも記された屈斜路コタンの文化を後世に伝えるために1982年に開館した。オヒョウの樹皮でできた着物など約450点の資料を展示。多くは実際に屈斜路湖のアイヌコタンで使われていた民具で、地元のアイヌ文化保存会が作った新たな刺しゅうなども随時、追加展示している。クマ送りの儀式のスライドショーや、アイヌ文様のしおり作りも無料で行っている。
 案内するのは、コタンに暮らすアイヌ民族の武田千鶴さん(59)。「昔は『アイヌってどこにいるの』などと聞かれることもあったが、今は子どもたちも学校で勉強している」
 世界無形文化遺産にも登録されているアイヌ民族の古式舞踊を踊ることができるのは釧路市阿寒湖温泉の阿寒湖アイヌシアター「イコロ」。25日から8月25日の夏休み期間は毎日5回、来館者も参加できる古式舞踊のステージを披露する。運営協議会の尾田浩事務局長は「学校では学べない貴重な体験をしてほしい」。
 温泉街の阿寒アイヌ工芸協同組合は7月31日から、小学5、6年を対象にした3泊4日の「アイヌ文化体験キャンプ」を初開催。阿寒湖キャンプ場を拠点に、松葉を使ったクチャ(仮小屋)やアイヌ料理づくり体験のほか、丸木舟体験乗船、ムックリ製作・演奏なども行う。
 釧路市立博物館は「サコロベの人々」と題した常設コーナーで、民具や装飾品など500点を展示している。近くの春採湖周辺はチャシ(とりで)があるなどアイヌ文化が育まれた地域。展示コーナーには「幣棚(ぬさだな)」と呼ばれるアイヌ民族の祭壇も保存されている。
 小中学生を対象に「夏休み自由研究相談所」を8月9、10日に開設。自由研究の相談を受け付ける。戸田恭司館長補佐は「道外の観光客から評価を受けている展示で、地元の子供たちにも理解してもらえるようにしたい」と語る。

 アイヌ民俗資料館(弟子屈町屈斜路市街1条通)午前9時~午後5時。無休(11月1日~4月28日は冬季休館)。大人420円、小中学生280円。道の駅「摩周温泉」で80円引きになる割引券を配布。(電)015・484・2128
 阿寒湖アイヌシアター「イコロ」(釧路市阿寒町阿寒湖温泉4)古式舞踊は午前11時、午後3時、4時半、8時、9時の5回。無休。中学生以上1080円、小学生540円。(電)0154・67・2727
 アイヌ文化体験キャンプ 定員20人。応募ははがきに住所、氏名、年齢、学校名、学年、保護者の連絡先を書き、〒085・0467 釧路市阿寒町阿寒湖温泉4の7の84、阿寒湖アイヌシアターイコロのキャンプ担当まで。(電)0154・67・2727
 釧路市立博物館(釧路市春湖台1)午前9時半~午後5時。月曜休館(7月21日開館、22日休館)。大人470円、高校生250円、小中学生110円(夏休み期間中、釧路市内の小中学生は無料)。(電)0154・41・5809
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/piyar/238899.html

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白老のアイヌ民族博物館であすから夏休み企画スタート

2014-07-30 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2014年7月25日(金)朝刊】
 白老町若草町のアイヌ民族博物館は、開館30周年記念の夏休みイベントとして、あす26日の「わたしの葉っぱ~クコロハム」を皮切りに8月18日まで七つの催しを用意、参加を呼び掛けている。申し込み、問い合わせは同博物館、電話0144・82局3914番。
(富士雄志)
 イベント内容は次の通り。
 ▽わたしの葉っぱ~クコロハム(葉っぱのカードをもとに木や植物を探し、アイヌの利用法を学ぶ)。7月26日。参加申し込みは締め切った。
 ▽博物館ガイドツアー(博物館の中でガイドの案内を聞く)。7月26日から8月17日までの毎週土・日曜。無料。
 ▽コタンのいきもの調べ隊(ポロト湖の水中生物を調べる)。7月31日、8月1日。対象は小学5、6年生。参加費は500円。
 ▽親子で学ぶアイヌの食文化(アイヌ文化の食生活、採取方法の話を聞き、サケの塩汁を作って食べる)。8月3日。参加費は親子(2、3人)千円。
 ▽エゾイラクサ、キーホルダー作り(アイヌが生活に使用していた繊維を採取し、キーホルダーを作る)。8月3日。参加費は700円。
 ▽アイヌ文様傘作り体験(耐水性シートにアイヌ文様を型抜きし、傘をデザインする)。8月4、5、11、12、18、19日。参加費は600円。
 ▽アイヌの昔話~妖怪。8月9日。無料。
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/07/25/20140725m_08.html

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アメリカとメキシコ、国境付近の有害物質放出など緊急事態に備えた合同対応訓練を実施

2014-07-30 | 先住民族関連
EICネット-2014/07/24
 アメリカ及びメキシコは、合同危機管理計画の一部として、二国間にまたがる有害物質の流出などに備え、両国の関係行政機関が参加する緊急対応訓練を実施する、と発表した。この訓練は、特に、国境付近における有害物質の流出及び偶発的放出時への対応技術を強化するもの。アメリカ・メキシコ合同危機管理計画は、国境付近の環境に損害をひき起こす可能性のある事故に関する、危機管理、汚染対応などにおける協力システムで、訓練には、両国の連邦、州、地方機関のほか、税関や警察等も参加した。アメリカ環境保護庁の「ボーダー(国境)2020アメリカ・メキシコ環境プログラム」は、2000マイルの国境線に接する両国10州の環境と市民の健康を守ることを目的としており、アメリカの26部族、メキシコの7つの先住民族グループが含まれる。2012年まで、水、大気、土地における汚染や、偶発的放出やテロリズムによる化学物質曝露の削減と、環境スチュワードシップの向上を目指す「ボーダー2012」プログラムが実施されており、「ボーダー2020」はこれを引き継ぎ、強化したものである。【アメリカ環境保護庁】
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=32702&oversea=1

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夏が旬! 究極の毛ガニの2つの楽しみ方

2014-07-25 | アイヌ民族関連
日経ビジネス オンライン-2014.07.25萩原 章史
アイヌが愛した北海道・虎杖浜の海は、毛ガニの宝庫
北海道・虎杖浜(こじょうはま)の目の前の海で水揚げされる毛ガニは、今が旬。特製のゆで汁で生きた毛ガニをゆでて熱々を食すか、あるいは、ゆでた身をほぐし甲羅に山盛りにした毛ガニを食すか……。熱々vs.簡単、どちらにしても虎杖浜の毛ガニは、テンションを上げてくれること、間違いありません! (写真=八木澤芳彦)
 虎杖浜(こじょうはま)のある北海道の白老町は、アイヌ語「シラウオイ」から転訛(てんか)したもので、「虹の多いところ」という意味です。中でも虎杖浜(虎杖はイタドリのこと)はアヨロ海岸と呼ばれ、アイヌの遺跡も発見されています。かつて、アイヌの人々が大事に守っていた豊穣の海は、現在、アイヌの人々に代わって、漁師が厳しい漁獲制限を徹底し、アヨロの海を守っています。
 毎年7月中旬~8月中旬の約1カ月間、虎杖浜は毛ガニ漁でにぎわいます。ただし、漁期内でも、漁獲制限量の87トンに達した時点で、その年の毛ガニ漁は終漁になります。
 総漁獲量制限とは別に、メスの毛ガニと甲長8cm未満のオスの毛ガニは禁漁です。虎杖浜の目の前の海に仕掛けたカニ籠にはたくさんの毛ガニが入りますが、サイズ制限より大きい毛ガニでも、その多くはリリースされます。理由は総漁獲量が決まっているので、できるだけ大きな毛ガニ(相場が高い)を獲ることで、総水揚げ金額を増やしたいからです。
大きな毛ガニは1.2kgクラスです。そこまで大きくなるのは12年ほどの年月が掛かるといわれています。このクラスになると毛が濃く長くなり、見た目は黒くなります。そこで、私はこのクラスの毛ガニに黒毛ガニと名付けました。
 デパ地下などに並んでいる毛ガニは400g前後、大きなものでも800gくらいですから、虎杖浜の大きな毛ガニがいかに大きいかが分かります。ただ、昔はもっと大きい毛ガニが獲れたそうです。白老町に残る戦後間もない頃の、浜の写真に映っている毛ガニは、どれも1kg以上はありそう。毛ガニなのかタラバガニなのか?と思うほどです。
毛ガニはゆでたてが美味か、それとも冷えたのが美味?
 ゆでたてか、冷えたものがうまいのか。この選択肢、実に奥が深いです。
 ゆでたてカニの熱々ジューシーさは、何とも言えない美味です。一方、ゆでて氷締めして冷蔵庫で寝かしたカニは、カニの汁が落ち着いていて、適度に余分な水分も飛び、濃厚な美味というのは事実です。
 特に毛ガニの場合、冷蔵することで、カニ味噌も固まり、味が濃厚になるのは間違いありません。実際、多くのカニ専門店でも、ゆで毛ガニは冷たいものが多いです。
 そうした一般的な価値観はともかくとして、子供の頃、ゆでたてガニ(ワタリガニ)が普通だった私は、カニはゆでたてが一番だと思っています。
 お店でゆでたてを提供しない理由は色々とあると思います。まず、「熱々でジューシーな時は、カニに包丁を入れにくいので、冷めてカニの汁が落ちついてから提供する」のではないか。あるいは、「ゆでたてはカニ味噌が固まっていないので、お客様から『このカニ、痩せていない?』などと言われる可能性があるから」ではないか。また、「注文ごとにカニをゆでるのは、時間と手間が掛かるから」ではないか、などです。
 純粋に冷たいゆでガニがおいしいというだけでなく、色々な他の理由もあり、店のゆでガニは冷たいのではないか、と私は思っています。
 どうしても熱々、美味な毛ガニが食べたいという方には、虎杖浜のカネシメ松田水産が提供している商品などがお薦めです。これは、何百匹も毛ガニをゆでた汁をこして、パックした毛ガニのゆで汁と生きの毛ガニをセットしたものです。
 普通の水でゆでれば、カニのうまみがゆでる水に溶け出してしまいます。そうなると、せっかくの極上毛ガニも味が薄くなります。一方で、特製ゆで汁は何百、千数百匹の毛ガニをゆでた汁です。これなら最高の状態で毛ガニをゆでることができます。
 大きさによりますが、沸騰したゆで汁にカニを入れ、再沸騰したら火を弱め20分ほどでゆで上がります。あとは流水で表面のアクを洗い流せば、極上の毛ガニの完成です。
「ズボッ」とカニの身が口に飛び込む瞬間は最高!
 カニの脚をもいで、歯か調理はさみで関節の狭くなった部分を切り、ストローを吸うのと同じように、一気に吸い込むと、「ズボッ」とカニの身が口に飛び込みます。このズボッを予期して、舌で喉への直行を防いでおかないと、いきなり喉へという悲劇になります。吸い慣れくると、このズボッが面白いように決まりだします。
 特に生けのカニのゆでたてはジューシーなので、このズボッが簡単に楽しめます。熱々ジューシーで繊維質を感じる毛ガニの身は、本当においしいものです。 
 また、熱々のカニ味噌は固くはなくて、甲羅酒にも最高です。濃い黄色の肝臓だけでなく、脂分もカニ味噌を構成しているので、温度が高いと固まっていません。そのため、熱々のカニの味噌は少し水っぽいのですが、そういうものです。味噌の味は格別で、まさにすすりたい味。もちろん、甲羅酒にしても最高なのです。
自分でゆでる毛ガニの対局にある、毛ガニの甲羅詰め
 一方で、毛ガニは好きだけど、殻から出すのが面倒くさいという方も多いのは確かです。こうした場合は、毛ガニの甲羅詰めなどが、カネシメ松田水産から提供されています。
 朝競り落とした毛ガニを昼にはゆで上げ、氷で一晩締めてから、甲羅詰め作業に入ります。丁寧に足の先の身までほじり出し、1杯分の毛ガニを甲羅に詰めるのですが、毛ガニは可食部が多いので、まるで“毛ガニボウル”のようになります。
 熱々vs.簡単、虎杖浜の極上毛ガニは、どちらもおいしいのは確か。後は、好みの問題です。読者のみなさまは、どちらがお気に召されるでしょうか?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/jagzy/20140522/265170/

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ラグビー日本代表 11月の欧州遠征でグルジアなどと対戦 

2014-07-25 | 先住民族関連
スポーツニッポン- [ 2014年7月24日 16:57 ]
 日本ラグビー協会は24日、日本代表が今秋、欧州に遠征し、11月15日にブカレストでルーマニアと、同23日にグルジアとテストマッチを行うと発表した。グルジア戦の会場は未定。現在の世界ランキングで10位の日本は、15位のグルジア、16位のルーマニアとは2012年11月にも敵地で対戦し、ともに勝っている。
 日本は今年11月1、8日に国内でニュージーランドの先住民マオリ系の選手で構成されるマオリ・オールブラックスと強化試合を行うことが既に決まっている。
. http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/07/24/kiji/K20140724008623380.html

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札幌・地下歩行空間で古着カヌー制作-ユーストリームで石狩川遡上中継も

2014-07-25 | アイヌ民族関連
札幌経済新聞-2014年07月24日
 札幌駅前通地下街歩行空間「チ・カ・ホ」で現在、芸術家の山川冬樹さんがカヌー「カムイチェプ号」の作品パフォーマンスを公開している。
古着を縫い合わせたカムイチェプ号
 同パフォーマンスは、札幌国際芸術祭の特別展示「セシング・ストリームズ」参加作品の一環として、「River Run Practice(リバー・ラン・プラクティス)~石狩湾から札幌駅前地下歩行空間へ遡上(そじょう)する」と題し行っているもの。
 「セシング・ストーリームズ」は、自然や都市におけるさまざまな情報の流れ(ストリームズ)をアーティストが感知(セシング)し、構成する作品を通じて可視化・可聴化していくプログラム。1日7万人以上が利用する同地下街に、映像や音楽などの表現作品を展示し、完成品だけでなく制作工程も見ることができる。 
 山川さんはロンドン生まれ横浜市在住。音楽や舞台芸術の分野で活動し、これまでにヴェネチア・ビエンナーレ、フジロックフェスティバルなど15カ国で公演を行っている。昨年は渋谷の地下水脈についての新作サウンド・インスタレーションを発表した。
 「カムイチェプ号」は、札幌市民が提供した古着を貼り合わせて造る舟で、イヌイットのスキンカヤックがヒントという。「動物の皮で造られているスキンカヤックに対し、カムイチェプ号は人の皮をイメージした古着で構成している」と山川さん。舟には鮭が生まれた場所に帰ってくる母川回帰(ぼせんかいき)の意味も込める。
 「カムイチェプ」は、アイヌ語で鮭の意味。完成した舟は7月28日、石狩湾から石狩川、茨戸川、伏籠川、創成川をさかのぼり、札幌の東西南北の起点0条に上陸。カヌーを引いてチ・カ・ホ北3条広場まで戻ってくる予定。所要時間は約13時間。7月18日から24日まで古着を縫う公開制作を行い、25日には場所を移して舟に防水加工を施す。
 「チ・カ・ホ」の近くには、かつてアイヌの人々が集った水が湧き出る場所「メム」があったが、明治以降の都市開発で地下水脈が消失してしまったという。山川さんは「札幌国際芸術祭のテーマは『都市と自然』だが、作品を展示する場所に自然がないというジレンマがある」と話す。「何を展示できるのかを考えたとき、自分の体を使って札幌の自然にぶつかり、概念としての札幌の都市と自然を理解したい」と考え、カムイチェプ号を制作したという。
 28日の遡上の様子はユーストリームでライブ中継する予定。最新情報は山川さんのツイッターで配信する。
http://sapporo.keizai.biz/headline/2134/

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白老でタウンミーティングのラジオ収録、熱っぽく語る

2014-07-25 | アイヌ民族関連
室蘭民報-【2014年7月24日(木)朝刊】
 HBCラジオ「大人のラジオ・土曜は朝からのりゆきです!」のコーナー「タウンミーティング」の収録が23日、白老町総合保健福祉センターで行われ、町内の関係者6人がまちづくりなどを熱っぽく語った。放送は8月16日の予定。
 6年後に開設されるアイヌ文化復興のナショナルセンター・象徴空間について戸田安彦町長は「国や道と一緒にまちづくりができるということでありがたい。象徴空間は一般の人には分かりにくく、なかなか浸透しない。これから愛称ができると思う。行政だけでなく民間の方々の力を借りて盛り上げていきたい」、熊谷威二白老町商工会長は「白老発展の契機になると思う。それと港の有効活用が大きな課題」、アイヌ民族博物館の八幡巴絵学芸員は「今まで若手が自分はどういった分野で活躍できるかぼんやりした部分があったのが、象徴空間によってゴール地点が見え、目標ができた」と語った。
 白老の将来展望について黒田聖・白老青年会議所理事長は「行政主導ではまちづくりは成り立たない。町民一人一人が自主的にまちづくりを行っていくことが一番大事だと思う」、虎杖浜竹浦観光連合会の橋本紀子副会長は「虎杖浜で捕れる季節ごとの魚介類を加工・商品化すればかなりなものができ、ブランド化にもつながる」、毛笠道雄白老町姉妹都市協会長は「よそから来てくれるような遊びのまちになれば」と期待を込めた。
 若者の定住促進について熊谷会長は「何とかこのまちで結婚し、子どもを育て、生活できるよう商工会が婚活事業をしており、今年は11月に計画している。ぜひ全道、全国の若い人たち、白老に来てください」とアピールした。
 パーソナリティーの佐藤のりゆきさんは「新生白老というイメージになりました。皆さんの話を聞いて楽しくなりました」と締めくくった。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/07/24/20140724m_08.html

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吉祥寺キチムで「ヘラジカの贈り物展」-特別対談やワークショップも-

2014-07-25 | 先住民族関連
吉祥寺経済新聞 2014年07月22日
 吉祥寺の多目的スペース「キチム」(武蔵野市吉祥寺本町2)で7月23日から、文化人類学者の山口未花子さんの書籍「ヘラジカの贈り物」の刊行記念イベントとして「ヘラジカの贈り物展」が開催される。
 山口未花子さんは岐阜大学地域科学部助教。人と動物との関係について明らかにするため、動物生態学や生態人類学、文化人類学の方法を学ぶ。2005年より、カナダ・ユーコン準州の先住民カスカの古老に弟子入りして、猟師の修行など動物に関する様々な実践も行なっている。著書に『ヘラジカの贈り物:北方狩 猟民カスカと動物の自然誌』など。
 また、7月26日には写真家で映画監督の本橋成一さんと山口未花子さんによる「動物を殺して食べること」をテーマにした特別対談(19時~21時まで)、27日にはヘラジカ皮にビーズを刺繍してアクセサリーをつくるワークショップ「ヘラジカ皮のビーズ細工をつくろう」も開催(参加費2000円/15時~17時まで)。
 「人々の暮らしを支えてきたのは極北の森に暮らす動物たち。肉を手に入れるための狩猟、動物霊との秘密の会話、なめした皮から作られる工芸品などカナダ、ユーコン準州に暮らす先住民カスカの人々の暮らしをまとめた本です」と、担当者。「カスカと動物の織り成す世界を、持ち帰った動物の皮や骨、写真や工芸品から感じ取っていただければ幸いです」とも。
 開催は7月27日まで。時間は、23日・25日・27日は12時~19時/24日は12時~16時/26日は12時~17時。
http://kichijoji.keizai.biz/headline/1947/

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「くてくぅ」ストラップ登場 JA鹿追町のゆるキャラ

2014-07-25 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞社ニュース 2014年7月23日 14時05分
 【鹿追】JA鹿追町(佐藤雅仁組合長)の“ゆるキャラ”「くてくぅ」の人形付き携帯電話用ストラップが製作され、鹿追町内のAコープ店で販売されている。
 くてくぅは、同青年部(高橋宏輔部長)が、町の農畜産物のPRと食育の推進を目的に生み出したキャラクターで、肩書は「JA鹿追町青年部未来創造部部長」。名前は町名の由来となるアイヌ語の「クテクウシ」から採った。然別湖畔のくちびる山を模したカウボーイハット、鹿と牛の皮柄の服を身に着け、首には郷土芸能「白蛇姫舞」にちなんだ白蛇を巻き、手にはオショロコマ(ミヤベイワナ)を持つなど鹿追らしさが満載。爽やかな笑顔が似合う“イケメン”ぶりから、祭りなどのイベント会場では子供たちの人気者だ。
 これまでキャラクターグッズとして配布用のクリアファイルを製作したが、今回はお土産にもなる販売用のストラップを作った。
 キャラクターが浮き上がるような立体的なデザインで、価格は500円。鹿追、瓜幕、東瓜幕の各Aコープ店とAコープ移動購買車で取り扱っている。同青年部の上嶋浩二副部長は「今後もノートやボールペンなどアイテムを増やしていきたい」と話している。
http://www.tokachi.co.jp/news/201407/20140723-0018867.php

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丸木舟でのんびり50分 アイヌ協会が勇払川下り

2014-07-25 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2014年 7/22)
 苫小牧アイヌ協会(澤田一憲会長)は20日、苫小牧市内の勇払川を、丸木舟で下った。夏の青空の下、ゆっくりと小さな舟旅を楽しんだ。
 協会の会員ら約50人が参加。苫小牧、千歳、むかわのアイヌ協会が保有する丸木舟3隻を持ち寄った。
 舟はヤナギの丸太をくり抜いて作られている。かつてアイヌが勇払川を重要な交通路として利用していた歴史に基づく行事。沼ノ端橋下流の河原で、安全祈願をした後、民族衣装を身にまとった会員らが木のさおを操った。下流の勇払新橋まで2キロ、50分ほどの旅だった。
 舟に乗った市内春日町の会社員、安田弘文さん(51)は「舟のバランスを取るのが難しかった。川面を跳ねる魚も見えて、とても楽しかった」と話した。川下り終了後、苫小牧市生活館で民族舞踊の披露とサケの汁物やイナキビご飯などの伝統料理の試食も行われた。
http://www.tomamin.co.jp/20140715049

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