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アメリカとメキシコ、国境付近の有害物質放出など緊急事態に備えた合同対応訓練を実施

2014-07-30 | 先住民族関連
EICネット-2014/07/24
 アメリカ及びメキシコは、合同危機管理計画の一部として、二国間にまたがる有害物質の流出などに備え、両国の関係行政機関が参加する緊急対応訓練を実施する、と発表した。この訓練は、特に、国境付近における有害物質の流出及び偶発的放出時への対応技術を強化するもの。アメリカ・メキシコ合同危機管理計画は、国境付近の環境に損害をひき起こす可能性のある事故に関する、危機管理、汚染対応などにおける協力システムで、訓練には、両国の連邦、州、地方機関のほか、税関や警察等も参加した。アメリカ環境保護庁の「ボーダー(国境)2020アメリカ・メキシコ環境プログラム」は、2000マイルの国境線に接する両国10州の環境と市民の健康を守ることを目的としており、アメリカの26部族、メキシコの7つの先住民族グループが含まれる。2012年まで、水、大気、土地における汚染や、偶発的放出やテロリズムによる化学物質曝露の削減と、環境スチュワードシップの向上を目指す「ボーダー2012」プログラムが実施されており、「ボーダー2020」はこれを引き継ぎ、強化したものである。【アメリカ環境保護庁】
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=32702&oversea=1
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