松阪市出身で、近世の蝦夷地を探検、北海道の名付け親で知られる松浦武四郎(1818~88)を顕彰する同市の「松浦武四郎記念館」は、所蔵する武四郎関連の国指定重要文化財や功績を紹介する冊子「松浦武四郎関係資料」(A4判、14ページ)を発刊した。同記念館では「武四郎の生涯と偉大さを再確認してもらえれば」と話している。
同記念館は、昨年7月に国の重文(歴史資料)に指定された1503点と、県有形文化財(同)に指定されている223点の資料を所蔵している。
冊子では、6回にわたる蝦夷地の調査記録「初航蝦夷日誌」や、千島列島を含む北海道を詳細に表した江戸時代最大の地図「東西蝦夷山川地理取調図」、蝦夷地の紀行本「石狩日誌」「知床日誌」、アイヌ民族の文化を絵も加えて記した「蝦夷漫画」、蝦夷地調査で持ち歩いたメモ帳の「野帳」などを紹介。特筆すべき点を写真を添えて解説している。
2000部作製し、同記念館で一部200円で販売している。問い合わせは同記念館(0598・56・6847)。
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo090427_2.htm
同記念館は、昨年7月に国の重文(歴史資料)に指定された1503点と、県有形文化財(同)に指定されている223点の資料を所蔵している。
冊子では、6回にわたる蝦夷地の調査記録「初航蝦夷日誌」や、千島列島を含む北海道を詳細に表した江戸時代最大の地図「東西蝦夷山川地理取調図」、蝦夷地の紀行本「石狩日誌」「知床日誌」、アイヌ民族の文化を絵も加えて記した「蝦夷漫画」、蝦夷地調査で持ち歩いたメモ帳の「野帳」などを紹介。特筆すべき点を写真を添えて解説している。
2000部作製し、同記念館で一部200円で販売している。問い合わせは同記念館(0598・56・6847)。
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