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『ゴールデンカムイ』アシリパが伝える、アイヌ文化の奥深さ 「オソマ」の本当の意味とは?

2020-06-12 | アイヌ民族関連
リアルサウンド 6/11(木) 8:03配信

 漫画『ゴールデンカムイ』(集英社)では多数のアイヌ文化が登場する。本作をきっかけに、アイヌ民族への興味を持ち始めた読者も多いことだろう。思想や文化、言葉から風習まで、非常に新鮮で興味深いものがある。
 作中では主にアシリパが、和人の杉元や我々読者に分かりやすく説明してくれるシーンが満載。しかしそれはほんの一部であって、まだまだ知らないことはたくさんあるはず。読んでいてふと、疑問に思うことさえあるのではないだろうか? そういった“痒い所に手が届く”、アイヌ民族の理解を深める入門書となるのが、『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』(集英社新書)という本なのだ。
■生物はそんなに食べない
『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』(集英社新書)
 漫画だけを読んでいると、アシリパがしょっちゅう生の脳味噌や目玉を食べさせたがるので、アイヌ民族=何でも生で食べる人々、と思ってしまいがち。しかし本書の説明ではそうでないことをキッパリと否定しており、「むしろ馬刺しやエビの踊り食いなど、何でも生で食べたがるのは和人のほう」(『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』より)とさえ書いてある。実際のところ、アイヌは生で食べられるもの・食べられない物をきちんと区別しており、何でもかんでも火を通さず……なんて無謀なことはしないのだ。つい誤解してしまいがちな点も、本書に触れることでよりアイヌという民族への理解がより深まるものとなっている。
 アシリパは和人の言葉とアイヌ語を完璧に使い分けているが、アイヌ語は日本語から派生した方言ではない。非常に特殊な言語であり、外国語とも日本語とも呼べない孤立したものなんだとか。彼らの言葉をいきなり全て理解するのは難しいが、単語程度なら覚えているものも多いだろう。たびたび登場する「オソマ」や、食事シーン時には欠かせない「ヒンナ」など、本作のファンなら必ず知っているはずの有名な言葉だ。
 だが、本来の意味とすれば、オソマ=大便ではない。まずそもそも「オソマ」は名詞ではなく、厳密に言うと「大便をする」という動詞。ただ「大便」という意味でも使用されるため、アシリパが間違っているというわけではないのだが。そのため作中で「オソマ行ってくる」と杉元に報告していたものの、もともとの意味を考えればその一言だけでも十分に通じることとなる。ただ和人相手の会話なので、彼女も気を遣ったのかもしれない。
 そして、つい使いたくなる「ヒンナ」も忘れてはならない単語の一つ。食事シーン=ヒンナという等式が見事に出来上がるほど、読者の脳内にはこの言葉がよくすりこまれているはず。だが、食事時に「ヒンナヒンナ」と登場人物が口走っていると、意味を「美味しい」とはき違えてしまいそうになることだろう。アシリパが杉元と出会ったばかりの頃、彼に言葉の説明をしていたことを思い出して頂きたい。ヒンナとは「ありがとう」「どうも、どうも」といった“感謝する言葉”のため、決して食事時だけに使う言葉ではないのだ。つまり杉元が「これはヒンナだぜ」と言っていたのは「これは神(=カムイ)や食材、(生物の)命に感謝だぜ」といった意味であることが推測される。
 そして作中では語られないのがアシリパの「リ」が小さい理由。インカラマッもそうだが、小さなカタカナが時折登場するため、気になっている人も多いのでは?
 アイヌ語というのは発音が少々特殊で、カタカナで言葉を表現する際に、独特の発音を表記するための工夫なのだ。ただし「リ」に関する発音は日本語とそう変わらず、慣れていない人が実際に聞き分けるのは難しいそう。アニメ版では本作の声優陣が忠実に発音してくれているので(それも非常に大変だったようだが)、気になる人はそちらをチェックしてみるとより面白い発見があるはず。
 『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』を読み、さらに理解を深めることで見方も変化し、『ゴールデンカムイ』を二倍楽しめること間違いなし。ファンにはたまらないボリュームたっぷりの一冊を、ぜひ心行くまで堪能しよう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/91ec707826595b8b889f3f38db9e7639550fe672

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「ウポポイ」って知っていますか?

2020-06-12 | アイヌ民族関連
NHK 2020/6/11

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出自粛などを繰り返し呼びかけた北海道の鈴木知事。2月ごろからテレビで流れた記者会見の映像で、鈴木知事の背後に書かれている「ウポポイ」ということばに「何のことだろう?」と気になった人もいるのではないでしょうか。「ウポポイ」は、実は北海道にできた大切な施設の愛称。アイヌ文化の発信や、観光を盛り上げる意味で地元の期待も大きいんです。苫小牧支局の中尾絢一記者、教えてください!
Q:ウポポイって、どういうものなんですか?
ウポポイは、アイヌ文化を復興・発展させるための国立施設です。正式には「民族共生象徴空間」といいます。政府が北海道白老町に約200億円をかけて整備しました。森や湖など豊かな自然が広がる約10ヘクタールの広大な敷地の中に、アイヌ民族博物館、古式舞踊が披露される体験交流ホール、伝統家屋「チセ」を再現した集落「コタン」などがあります。愛称のウポポイの意味はアイヌ語で「大勢で歌うこと」。親しみやすく覚えやすいようにと、インターネットなどの投票で選ばれました。
Q:北海道では重要な施設として期待されていると聞きました。具体的にどんな役割があるんでしょうか。
先住民族のアイヌの人たちの失われつつある文化の発信拠点になることが最も大切な役割です。アイヌの人たちは「自然界のすべてのものに魂が宿る」という世界観など、固有の文化を発展させてきました。一方で、明治政府の同化政策で日本語での教育を強制され、信仰の自由も奪われました。アイヌの人たちへの差別意識が強まった歴史もあります。いまでは日本語と系統が異なるアイヌ語や、独特の文様が施された工芸品の製作を伝承する人が年々減少し存続の危機にあります。国の施設として整備することで、多くの人たちが協力して、文化の研究や継承の活動に携わることができると期待されているんです。
国立アイヌ民族博物館は、アイヌの歴史・暮らし・風習などを伝える生活道具や工芸品など約1万点を所蔵しています。アイヌ文化は地域ごとにことばや着物などが異なります。博物館では、白老地方・釧路地方・旭川地方などさまざまな地域から寄せられた資料を通じて、多彩な文化を感じることができます。アイヌ文化になじみがなかった人が関心を持つきっかけになる施設もあります。伝統的な古式舞踊の見学や、工芸・刺しゅうを体験して学ぶこともできます。
館内の案内表示にも特徴があります。アイヌ語を第1言語として表記し、日本語・英語・中国語・韓国語を併記しています。アイヌ語を継承するとともに、少しでも多くの人に知ってほしいという思いが込められています。
Q:ウポポイ、いつごろ開業予定なんですか?
ことし4月24日にオープンする予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で2度にわたって延期され、まだ開業時期は発表されていません。政府は感染状況を見ながら判断するとしています。
開業に向けた第一歩として、6月9日から地元の町民向け内覧会が始まりました。感染防止対策に力を入れています。来場者には体温のチェックを行い、古式舞踊の披露も密集を避けるため屋内のホールではなく、屋外ステージに変更していました。開業後も当面は、体験プログラムの制限など影響が続くとみられます。
ウポポイの来場者数の目標は年間100万人です。先住民族への関心は海外でも高く、北海道の観光を盛り上げる起爆剤としても期待されています。ウポポイを訪れることで多くの人がアイヌ文化に触れ、理解を深めるきっかけになればと願っています。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/articles/20200611.html

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人権教育・啓発白書、指導要領の「アイヌ」を紹介

2020-06-12 | アイヌ民族関連
日本教育新聞 2020年6月10日
 文部科学省、法務省の両省は9日、令和元年度版の人権教育・啓発白書を公表した。平成29年改訂の学習指導要領で中学校の社会科には、「アイヌの文化についても触れる」を明記したことを紹介した。小学校の社会科では、学習指導要領解説で「現在の北海道の地域などにおける先住民族であるアイヌの人々には独自の伝統や文化があることに触れる」を明記したことも紹介した。
https://www.kyoiku-press.com/post-217360/

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「先住民の虐殺者」コロンブス像の破壊、米各地で相次ぐ…人種差別の象徴とも

2020-06-12 | 先住民族関連
読売新聞 2020年6月11日 20時29分
10日、米中西部ミネソタ州セントポールで、地面に倒されたコロンブス像(AP)
 【ニューヨーク=橋本潤也】黒人男性死亡事件を機に差別への抗議デモが続く米国各地で、イタリアの探検家クリストファー・コロンブスの像の破壊が相次いでいる。
 15世紀に米大陸に到達したコロンブスは近年、「先住民の虐殺者」とも評されており、デモ参加者の一部がコロンブスを人種差別の象徴とみなして、過激な行動に出ている。
 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、中西部ミネソタ州セントポールでは10日、コロンブス像をデモ参加者がワイヤーで引っ張って台座から引きずり下ろした。南部バージニア州リッチモンドでは9日、倒した像をがデモ隊が近くの池に投げ込んだ。東部マサチューセッツ州ボストンでも10日、像の頭部が壊された。
 先住民のグループは、コロンブスによる米大陸発見を祝う祝日「コロンブス・デー」(10月の第2月曜)についても、過去の残忍な暴力を許容することになるとして反発している。
https://news.livedoor.com/article/detail/18402701/

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全米各地でコロンブス像など破壊 反人種差別デモで

2020-06-12 | 先住民族関連
FNN 2020年6月12日 金曜 午前12:30

奴隷制度の維持を主張した人物らの銅像が、全米各地で相次いで引き倒されている。
黒人男性暴行死事件に端を発した反人種差別デモは各地で続き、バージニア州では10日、南北戦争当時、奴隷制度の存続を掲げた「南部連合」の初代大統領のジェファソン・デイビスの像が引き倒された。
一方、ミネソタ州などでは、アメリカ先住民を奴隷とし、虐殺したと批判される探検家のコロンブスの像も破壊された。
南軍の将軍の名前にちなんだアメリカ軍基地の名称を変えるべきだという声が上がっているが、トランプ大統領は「検討の余地もない。軍に敬意を払え!」と猛反対している。
https://www.fnn.jp/articles/-/51891

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デモ隊がコロンブス像倒す 先住民虐殺理由か

2020-06-12 | 先住民族関連
日刊スポーツ [2020年6月10日12時43分]
米南部バージニア州の州都リッチモンドの公園に立つ探検家クリストファー・コロンブスの像が9日、中西部ミネソタ州の白人警官による黒人男性暴行死事件に抗議するデモ隊に倒され、近くの池に投げ込まれた。米メディアが伝えた。
米国では近年、15世紀に米大陸に到達したコロンブスを「先住民10+ 件の虐殺者」とする見方がある。暴行死事件を機に、現在の基準に照らして人権侵害を犯した人物への批判が強まったもようだ。
今月4日には、リッチモンド中心部にある南北戦争時の南軍司令官リー将軍の像や、南部ケンタッキー州議会議事堂にある「南部連合」初代大統領ジェファソン・デイビスの像の撤去に向けた動きが出た。いずれも奴隷制度を容認した人物と見なされている。(共同)
https://www.nikkansports.com/general/news/202006100000217.html


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米ミネソタ州、抗議活動家らがコロンブス像引き倒す

2020-06-12 | 先住民族関連
Reuter 2020年6月11日 / 12:41 / 20時間前更新

[セントポール(米ミネソタ州) 10日 ロイター] - 米ミネソタ州の州都セントポールで、イタリア人探検家、クリストファー・コロンブスの像が10日、抗議活動家らにより引き倒された。
黒人男性が白人警官の暴行で死亡した事件をきっかけに全米各地で警官の暴力行為や人種差別への抗議が広がる中、歴史上の人物を批判する動きも広がっている。
https://jp.reuters.com/article/minneapolis-police-saint-paul-statue-idJPKBN23I0F1

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全米で相次ぐコロンブス像の破壊、先住民虐殺の歴史に矛先

2020-06-12 | 先住民族関連
CNN 2020.06.11 Thu posted at 13:19 JST

頭部がとられた米マサチューセッツ州ボストンのコロンブス像/Tim Bradbury/Getty Images
(CNN) 黒人男性ジョージ・フロイドさんの死をきっかけに全米で人種差別批判が強まる中、今度はクリストファー・コロンブスの銅像が各地で相次いで破壊されている。
米国史の中でコロンブスは、先住民に対する扱いや、多大な犠牲を出した暴力的な植民地化への関与をめぐって論議を巻き起こす存在だった。
ここ数年は、コロンブスの米大陸到達を記念した「コロンブス・デー」の祝日をやめて、コロンブスなど欧州の探検家が先住民に与えた苦難をしのぶ「先住民の日」に置き替える自治体も増えている。
CNN系列局のKMSPによると、ミネソタ州議会議事堂では10日、先住民保護団体が組織する集会の参加者が、コロンブス像の首にロープを投げ掛け、地面に引きずり落とした。
バージニア州リッチモンドでは9日、市内の公園に約1000人が集まり、コロンブス像を破壊して公園内の池に投げ込んだ。この集会を前に先住民団体は、「クリストファー・コロンブスは先住民の殺人犯だった。今も続く先住民に対する大量虐殺文化を広めた」とツイートしていた。銅像の残骸は10日に池から撤去された。
マサチューセッツ州ボストンでは、ノースエンド地区にあったコロンブス像の頭部が9日夜に破壊されたことを受け、当局が銅像を撤去した。ボストンのウォルシュ市長によると、銅像は当面の間は保管する予定だが、元に戻すかどうかは決まっていない。
この銅像は1979年に設置されたもので、2015年にも赤いペンキが塗られて「黒人の命は大切だ」のフレーズが背中に落書きされていた。
https://www.cnn.co.jp/usa/35155134.html?ref=fb&fbclid=IwAR1cHSJkL-P7g9QPAmsq8iEUmRCwJGntZZ_NLTRm2nO0C2fMKJzTLUzvMM0

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【デュシット インターナショナル】グアムでビーチリゾートとショッピングセンターのマネジメントを拡大

2020-06-12 | 先住民族関連
PR TIMES 2020年6月11日 16時14分

~デュシタニ グアム リゾートに加えてデュシット ビーチ リゾート グアムとザ プラザが新たにポートフォリオに追加。 2020年6月1日より営業開始~
 タイ屈指のホテル・不動産開発会社のひとつであるデュシット インターナショナルは本年6月1日(月)、グアムの不動産投資および不動産開発会社であるタノタパートナーズ(Tanota Partners)との経営契約を拡大いたしました。これにより、20年以上に亘り、グアムで愛されてきたブランド、旧アウトリガー グアム ビーチ リゾートは、デュシット ビーチ リゾート グアムと改名し、既存にある2015年にオープンしたデュシタニ グアムリゾートに加えてデュシット ビーチリ ゾート グアムとザ プラザが新たにポートフォリオに加わりました。
 デュシット インターナショナルが運営するデュシット ビーチ リゾート グアムは、既存の従業員をデュシットファミリーに迎え入れ、これまで培ってきた卓越したホスピタリティを継承する新たなチーム体制を確立してまいります。
 ご家族向けの宿泊施設としてこのたび新たに営業を開始したデュシット ビーチ リゾート グアムは、日本とアジアの主要都市から飛行機で約4時間のグアム島の中でもタモン湾の賑やかなツーリストエリアの中心部にあるグアム国際空港からわずか15分という大変便利なロケーションに位置しています。 ゲストはリゾートのクリスタルブルーの海を眺めながら海岸に沿ってさまざまなアクティビティをお楽しみいただけるほか、ショッピングや食事を満喫するなど、一生の思い出に残るご滞在を体験いただけます。また、デュシットクラブにご宿泊のお客様は、専用のデュシットクラブ ラウンジにてアメニティとサービスのアップグレードサービスをご利用いただくことも可能です。
 バラエティーに富んだレストランやカフェ、バー、スパを備え、全604室の客室で構成されている当ホテルは現在、装いも新たに近代的なコンセプトを取り入れた改装プロジェクトを進めています。リゾート内には最近、ご家族向けのまったく新しいスプラッシュパッド アトラクションの設置も完了しました。さらに、リゾート内で世界有数の高級ブランドを含む60を超えるブティック、カフェ、バー、レストランを有するザ プラザでは便利なショッピングをお楽しみいただけます。
 ゲストは当リゾートにご滞在期間中、受賞歴のあるデュシタニ グアム リゾート内の各施設に容易にアクセスいただけるだけでなく、アルフレードズステーキハウスでのトップランクのファインダイニング、オープンテラス席を有するタシグリルでの新鮮なシーフードとグリル料理、そしてデュシットグルメのペストリーやデザートなどのお食事を満喫いただけます。
 デュシット ビーチ リゾート グアムではグアムに古くから伝わる真のスピリッツを五感で感じていただきながら、まるでご自宅に居るような居心地のよいご滞在を体感いただけます。リゾートに到着された瞬間からご出発されるまで、温かい笑顔と数々のわくわくするような体験がゲストの皆さまをお待ちしています。リゾート内でスタッフとすれ違う際に、チャモロの人々の言葉で「ハロー」を意味する「Hafa Adai」という挨拶を投げかけられれば、当リゾートでのご滞在はすぐに忘れられない思い出になることでしょう。 ゲストはまた、グアムの活気に満ちた歴史と言語について学びながら、本格的なチャモロ料理を堪能したり、先住民族のダンスグループによるパフォーマンスや活気あるデモンストレーションで最高の文化に浸ることも可能です。
 デュシット ビーチ リゾート グアムは、すべての人々にお楽しみいただけるよう、グアムのダイナミックなカルチャーのセンターステージに導き、この太平洋上にある雄大な宝石が人々の心に永遠の感動を与えます。
 デュシットインターナショナルの不動産ポートフォリオは現在、14か国にて6つのブランドを含む300を超える不動産で構成されています。 同社はリスクを軽減し顧客ベースを拡大し、隣接する商取引から収益を生み出すように設計された戦略的投資により食品ビジネスにも分散しています。
デュシット ビーチ リゾート グアムとザ プラザの経営協定は、2020年6月1日に締結いたしました。
デュシット インターナショナルについて
1948年設立、デュシット インターナショナルは、タイ証券取引所に上場している大手ホスピタリティグループです。 ホテル・リゾートとホスピタリティ教育という2つの中心ビジネス分野に基づいて、過去4年間で事業を拡大し、5つの事業を構成しています。追加された事業には、食品、不動産開発、ホスピタリティ関連サービスが含まれます。 現在、デュシットインターナショナルの不動産ポートフォリオは、世界14か国で6つのブランドで運営される300を超えるホテル、リゾート、高級ヴィラ、およびタイとフィリピンにキャンパスを持つ2つの主要なホスピタリティカレッジで構成されています。 最近では、バランス、拡大、多様化を含む持続可能な成長のための3つの方向性を持つ戦略に従って、食品生産、オンデマンドのホスピタリティサービス、および不動産開発を拡大し、新しい市場に参入、継続的な収益の流れを加えました。
詳しくは www.dusit-international.com をご参照ください。
デュシットホテルズ&リゾーツ公式写真は medialib.dusit.com からダウンロードしていただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000034401.html

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ラッコ個体群の回復には費用を上回る便益がある

2020-06-12 | 先住民族関連
EurekAlert! 11-Jun-2020
新しい研究によると、太平洋岸沿いのラッコ回復の便益は同地域のカニ・ウニ・貝を対象とした漁業の商業的損失を年間で5,000万カナダドルも上回るという。James EstesとLilian Carswellは関係するPerspectiveで、今回の分析は捕食者との共存の費用便益を分析する中で被害を超えた先を見据えたものだと評している。捕食者との共存は長い間、生態学と天然資源管理が交わる領域に従事する人々にとって課題であった。ラッコは18~19世紀に絶滅寸前まで乱獲され、その後、カニや貝、ウニ‐ラッコに食べられることがなくなった ―― の個体群は繁栄し、北太平洋岸東部沿いに新しい漁場が開拓された。ところが今から数十年前、頂点捕食者であるラッコが再導入されて変革的な変化が起きた。その変化によって太平洋の象徴的なケルプの森はほぼ再生したが、それと同時に、今は安定している商業漁業が脅かされることになった。キーストーン種である捕食者の回復に起因するそのような社会生態学的対立は、よく見られるにもかかわらず検討されることがほぼないため、天然資源の公平な管理は困難になっている。
ラッコがかつての生息地の多くで再び繁栄するというカナダのバンクーバー島沖で起きている自然実験を利用し、Edward Gregrらはラッコ回復の複数の主要な経済的費用便益とその効果を評価するためのモデリングフレームワークを開発した。Gregrらのモデルは、同地域のデータで較正されており、沿岸生態系における今後の価値と種間の潜在的な相互作用の不確実性も説明している。Gregrらによると、観光産業、鰭脚類を対象とする漁業、炭素捕捉におけるラッコがもたらした総合的な金銭的価値の上昇は影響を受けた商業漁業の損失をはるかに上回るという。しかし、ラッコ回復の費用便益の分配は経済部門と地域社会、特に先住民族にとって不公平になるとGregrらは述べている。先住民族が被る損失は他より大きい。ただ、そのような生態学的変化の影響を定量化することは、対立を緩和し、生態系の変化についてパブリックアクセプタンスを促進し、地域社会に対して代替機会を明示するのに役立つと彼らは強調している。「Gregrらの分析によって生態経済学研究の新しい時代が切り開かれるに違いない。そういった研究は、天然資源に関する政策の立案者と管理者が捕食者に影響を及ぼす将来を見据えた合理的で公平な決定を行ったり、主張したりする際に活用できる」とEstesとCarswellは書いている。
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Disclaimer: AAAS and EurekAlert! are not responsible for the accuracy of news releases posted to EurekAlert! by contributing institutions or for the use
https://www.eurekalert.org/pub_releases_ml/2020-06/aaft-4061020.php

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