北海道新聞 06/10 05:00
【せたな】檜山管内せたな町は、町内で見つかり札幌医大に寄託したアイヌ民族の遺骨3体について、同大の要請に基づき所有権などの権利を放棄する方針を固めた。11日開会の定例町議会に関連議案を提出し、可決される見込み。町によると、同大は町の放棄を受けて遺骨を胆振管内白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)内の慰霊施設に納める見通しという。
町内では1967、79年にセタナイチャシ遺跡でアイヌ民族の遺骨3体が見つかり、町は調査研究資料として同大に寄託していた。町は定例町議会で関連議案が可決後、同大に権利放棄書を送付するという。
同大は昨年11月、道や全道の市町村教委などから収集したアイヌ民族の遺骨のうち、返還の求めのあるものなどを除く大半をウポポイに納めた。(塩野洋)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/429139
【せたな】檜山管内せたな町は、町内で見つかり札幌医大に寄託したアイヌ民族の遺骨3体について、同大の要請に基づき所有権などの権利を放棄する方針を固めた。11日開会の定例町議会に関連議案を提出し、可決される見込み。町によると、同大は町の放棄を受けて遺骨を胆振管内白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)内の慰霊施設に納める見通しという。
町内では1967、79年にセタナイチャシ遺跡でアイヌ民族の遺骨3体が見つかり、町は調査研究資料として同大に寄託していた。町は定例町議会で関連議案が可決後、同大に権利放棄書を送付するという。
同大は昨年11月、道や全道の市町村教委などから収集したアイヌ民族の遺骨のうち、返還の求めのあるものなどを除く大半をウポポイに納めた。(塩野洋)
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