ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

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【定休日は毎週水曜日です。】【6月も毎週日曜日は休業します。】

花見散歩

2024-04-09 10:23:07 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日の日曜日は、休業日で天気も良かったので、花見散歩をしてきました。

昨年は早朝に出発しましたが、今年は「春ららら市2024」も見たいと思い、9時半ごろから出掛けました。

久しぶりの散歩コースは、いつものコースで、玉川公園を横断し尾山神社を抜け、玉泉院丸庭園の方からしいのき緑地へ行きました。

現地では、既に多くの人で賑わっておりました。

沢山のテントブースが出ており、作家さんや個人商店が集結しておりました。

それらの中で、まず「福来るクルクル風車」のブースに立ち寄りました。店主の方と会話し、過去に球体の風車を購入したことがある旨の話をしました。

次はオヨヨ書林のテントに行きました。そこでは何と!オヨヨ書林せせらぎ通り店が閉店された事を知りました。2月末だったそうです。私は、このところ、足が遠退いておりました・・・

その後、他のテントも覗きながら、入園無料となっていた兼六園の中を通り抜け、本多の森公園に向かいました。

そこでも多くのブースがあり、賑わっていました。

その中の「hitonoto」のブースの方から「石屋さん!」と呼び掛けられ、対面すると、何と!「石の華」で、水晶で出来た正十二面体(プラトン立体の中のひとつ)と二十・十二面体(アルキメデス立体の中のひとつ)を購入されたお客さんで、その現物がテーブルの上に置いてありました。私はうれしくなって、そこで販売していた能登を写したポストカードのセットを購入しました。

金沢のような地方都市では、世の中狭いという現象は、度々、発生します。その辺が、地方の良さのひとつなのだろうと思います。

その後、再度、兼六園に戻り、多くの来園者の歩く方向とは逆の方向に歩き、桂坂口の方から石川門の方に向かいました。

今日の写真は、桂坂口にある見事な樹の根です。

このブログの「早朝散歩」(2016.04.16)でも話題にした事がありました。

今日の石の写真は、これです。

この石も葛飾北斎の「諸国瀧廻り」の中の「下野黒髪山きりふりの滝」に似ているような気がしております。

ただ、写真を並べてみると、そんなに似ていないような気がしてきました。

どうもそれらのイメージに少し類似性があっただけだったようでした。

金沢城公園内の桜は五分咲きくらいでしたので、写真は撮りましたが、出すまでもないので写真は出しません。

久しぶりの1万3千歩以上の散歩になり、少し疲れました。

 

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面白い宝坂産のオパール

2024-04-05 11:58:23 | 日記・エッセイ・コラム

先日、ある県外のお客さんから面白い福島県宝坂産のオパールを頂きました。

上の写真がそれです。

どうでしょうか?どうもそれはエッグインオパールのようです。

エッグインオパールとはオパールの中にエッグ(卵)のようなクリストバライトが入っているものの事で珍しいと言われています。

もうひとつ面白い事に、この宝坂オパール、10円玉よりも小さいのです。

普通の宝坂オパールは球顆のサイズが500円玉よりも大きなものが多いと思います。このオパールは小さいがゆえに可愛らしさのようなものを感じてしまいます。

もうひとつ、別の意味で面白い宝坂オパールを紹介します。

上の写真がそれですが、この宝坂産の流紋岩の球顆は、丸くない事です。円盤型と言うか球顆が平べったくなっております。

どうしてこうなったのでしょうか?何かの圧力でもかかったのでしょうか?

普通の球顆は球体になるものですが、稀に、このようなものが出来てしまうようです。

宝坂産のオパールは、稀に宝石として通用するような遊色のあるもので有名ですが、今日は遊色以外の面白さを有した面白い宝坂オパールでした。

 

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2024-04-02 11:14:16 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「砂」です。

私は鉱物マニアなので、同じ石の中でも、岩石と砂には、あまり関心がありません。主に結晶している鉱物に興味があります。

そんなブログなので、砂の話題は少なかったと思いつつも、ブログ内検索で「砂」を検索してみると、意外に多くの記事がありました。ただし、「砂」というタイトルは初めてとなります。

先週の水曜日の定休日に、久しぶりに映画館に行きました。見たのは「デューン 砂の惑星PART2」で、私は金沢で見る初めてのIMAX体験でした。「DUNE/デューン 砂の惑星」は見ていなかったのですが、YouTubeで少し予習をしましたので、それなりに楽しめたと思います。

ただし、金沢のIMAXは画面サイズがそれほど大きくなく横長でしたのでIMAXの感動は少なかったと思います。

私は、若かった頃、テアトル東京のシネラマで「2001年宇宙の旅」を見て、強烈な感動をした経験があり、今回のIMAX上映には期待感がありました。それが、歳のせいか?IMAXの画面サイズのせいか?はたまた作品そのもののせいか?それほど感動しませんでした。

私は、映画でもゲームでも、砂漠が舞台の作品は好きな方です。「砂の惑星」シリーズもSF作品として気になっておりました。出来れば、「グランドシネマサンシャイン池袋」の巨大IMAXで見るべきだったのかもしれません・・・。

で、今日の写真は、これです。

上の写真は奈良県二上山のサファイア入りの砂です。

砂の中に砂粒サイズのサファイアが混じって入っております。鉱物マニアにとっては異色の存在だと思います。

岩石も石も鉱物から出来ている同じ地球の欠片です。それらは、長い年月を経て、風化や浸食などで、いずれ砂になります。地球もいづれ砂の惑星になるでしょう。砂はSF的イマジネーションにふさわしい存在だと思います。

 

コメント (2)
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