先日、ある県外のお客さんから面白い福島県宝坂産のオパールを頂きました。
上の写真がそれです。
どうでしょうか?どうもそれはエッグインオパールのようです。
エッグインオパールとはオパールの中にエッグ(卵)のようなクリストバライトが入っているものの事で珍しいと言われています。
もうひとつ面白い事に、この宝坂オパール、10円玉よりも小さいのです。
普通の宝坂オパールは球顆のサイズが500円玉よりも大きなものが多いと思います。このオパールは小さいがゆえに可愛らしさのようなものを感じてしまいます。
もうひとつ、別の意味で面白い宝坂オパールを紹介します。
上の写真がそれですが、この宝坂産の流紋岩の球顆は、丸くない事です。円盤型と言うか球顆が平べったくなっております。
どうしてこうなったのでしょうか?何かの圧力でもかかったのでしょうか?
普通の球顆は球体になるものですが、稀に、このようなものが出来てしまうようです。
宝坂産のオパールは、稀に宝石として通用するような遊色のあるもので有名ですが、今日は遊色以外の面白さを有した面白い宝坂オパールでした。