ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

              【お知らせ】

【定休日は毎週水曜日です。】【10月も毎週日曜日は休業します。】【10月19日(土)は店主は終日不在です。店は通常通り営業します。】

2016-09-09 11:48:51 | 日記・エッセイ・コラム
テレビのニュースでイギリス政府がフランスから流入する移民・難民防止に「壁」を建設するらしいという事を知りました。アメリカでも共和党の大統領候補ドナルド・トランプがメキシコからの不法移民の入国を阻止するための「壁」を築く、と息巻いております。どうも今の世界情勢はあちこちで「壁」を造りたがっているようです。

そんな中、つい先日、ベルリンに「壁」があった1985年よりドイツに住んでいた高校の部活の先輩が帰国しており、奇遇が重なり、「石の華」を訪ねて下さいました。その先輩はベルリンの壁崩壊の現場にもいたと思われますが、今回の再会時間は短かったので、その辺のお話は伺えませんでした。高校時代の先輩はレオナルド・ダ・ヴィンチの「白テンを抱く貴婦人の肖像」そっくりの美人さんでした。還暦を迎えるという今も目もとにその面影が残っていました。お互いに知らないはずの偶然の四十数年ぶりの再会をうれしく思いました。

今日は「壁」です。



今日の写真は現在の「石の華」の「壁」です。昨日、小松市立博物館の学芸員の方が来店し、10月1日から開催される「小松の石と文化」展のポスターを持って来られました。私はさっそく「石の華」のカウンターと通路の間にある「壁」に貼りました。ちょうど石川県立自然史資料館で開催中の北川コレクションのポスターと尾小屋鉱山資料館で開催中の「こまつの珠玉」のチラシを貼ってありましたので、それらと一緒に貼りました。今年の石川県は石のイベントの当たり年です。複数の展示会が重なり合っております。

「小松の石と文化」のポスターの写真は遊泉寺銅山産の紫水晶です。実物よりもかなり拡大されておりますが、ポスターサイズならではの存在感が出ていると思います。鉱物はポスターサイズやカレンダーサイズの写真に拡大すると化けます。それはマクロ撮影された微小結晶が化けて見える事と同じで、現物の数倍、否、桁違いにその魅力度が増します。このポスターもポスターならではの効果が十分に出ていると思います。

「こまつの珠玉」は11月29日まで、「小松の石と文化」は12月18日まで、北川コレクション展は来年の1月8日まで、会期中は「石の華」の「壁」に貼っておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする