今日は「謎の金属鉱物」です。
今日はいきなりその鉱物のマクロ写真からです。
これは一昨日に宝達山の山頂の「山の龍宮城」に置いてあった「謎の金属鉱物」の表面に出ていた結晶模様の写真です。この「謎の金属鉱物」の正体はいったい何なのでしょうか?
これは宝達山で採掘されたものらしいのですが、それが何なのかは「山の龍宮城」の方も知らないそうで、その鑑定を頼まれましたが、正直、分かりませんでした。
私はその外観と重さから最初は硫化鉄鉱の鉱石なのか?とも思いましたが、最初のマクロ写真のような結晶らしき模様を見て、わからなくなりました。もしかすると精錬の際の鉱滓(スラグ)かカラミなのか?とも思いましたが、どうも違うようです。
これまで、多くの人に見てもらったそうなのですが、誰もわからなかったそうです。そういう意味で「謎の金属鉱物」なのです。
それを分析装置にかけて調べればすぐにわかるはずなのですが、見た目だけの肉眼鑑定だけでは限界があります。
私も最初に思った硫化鉄鉱説もその結晶模様で、なおさらわからなくなってしまいました。
迷い始めると、それが本当に宝達山のものなのか?という事も含めて何もわからなくなります。
もう1枚、マクロ写真を出します。放射状のような模様のようにも見えます。一体、これは何なのでしょうか?
おわかりの方がいらっしゃいましたら、教えてください。もし、同定できた時は、すぐに「山の龍宮城」にお伝えする事にしております。
ブログ読者のお力をお借りしたいと思っております。宜しくお願い申し上げます。