現在の金沢駅周辺の積雪は0cmです。今朝のTVでは東京や太平洋側の積雪のニュースをやっておりました。早くも南岸低気圧ですか。何か変です。本来雪国のはずの金沢に雪がないのです。そしてこの冬は金沢では今までのところ本格的な積雪がありません。これも地球温暖化とスーパーエルニーニョの影響なのでしょうか?天気予報では明日から大雪になると言っておりましたが、どうしてもそんな気がしません。
そう言えば、この冬は本格的なブリ起こし(雷の事)がありません。「のと寒ぶりまつり」も中止になったそうです。日本海の海水温も上昇しているようで、死滅回遊魚と言われる暖海性の魚も越冬しているという話もあります。また、昨年11月に富山湾でリュウグウノツカイという深海魚が捕獲されたというニュースも記憶に新しいことです。
地球の表面では海水温と気候は密接に関係しており、この冬の異常もそのような現象の現れなのだと思います。
思うに、太古からの地球史を考えると、気象変動は当たり前の事で地震や火山噴火等の現象(プレート移動に因る)も熱の対流現象として捉えられると思います。もっというと地球史とは熱の冷却現象の歴史だという事も出来ると思います。
そのように地球史の事を思うと、この冬の暖冬現象は異常でも何でもない小さなブレに過ぎないのかもしれません。