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鉱物の部屋へのいざない

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鉱物の本2

2015-01-20 11:50:12 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「鉱物の本2」です。このブログでは「鉱物の本」の事は何度も書いて来ましたし、「鉱物の本」というタイトルも2012.07.30に一度使っておりました。それで、今日は「鉱物の本2」となります。

昨年は多くの鉱物の本が出版されたと思います。ただ、残念ながら鉱物本好きの私にとって十分に満足できた本はなかったような気がしております。それと昨年の秋以降、これといった「鉱物の本」の新刊が出ていないように思えます。残念な事です。もしかすると、静かなブームが訪れていたと思われた鉱物ブームも終焉を迎えているのでしょうか?それはどうだかわかりません。

そんな中、発刊を1年前から待ち望んでいた「鉱物の本」がようやく今週の木曜日に発売されます。その「鉱物の本」とは「週刊 地球46億年の旅 49」(朝日新聞出版)です。その号のテーマは「鉱物と出会った人類」となっており、長い地球史の中で、ようやく「鉱物」そのものが主題となるようです。その週刊誌は昨年発刊され毎週発行されておりましたが、いよいよ50号で終わります。私は最初の方の2.3号は買っておりましたが、途中で止めました。それでも49号の鉱物特集号は待ち望んでおりました。先週号の48号には49号の予告が載っておりましたので、それを見る限り期待できそうです。今から楽しみです。

それから、もうひとつ、今から楽しみにしている鉱物の本があります。それは「不思議で美しい石の図鑑」の山田英春さんの新刊本です。それは石の模様の美しさを大きく見せることに特化した書籍になるそうで、5月末までに、創元社から刊行予定だそうです。楽しみです。

私は、本にしろ映画にしろ、画面サイズが大切だと思っております。前にも一度書いた事があると思いますが、例えば、映画は小さな画面では見た事になりません。私がスマホを止めた理由のひとつはそれです。本の場合も同じです。例えば、「世界でいちばん美しい洞窟・・・」といったたぐいの本が出版されましたが、壮大な洞窟はその本のようなサイズでは全く魅力を感じないのです。洞窟の迫力を出すためにはある程度の写真の大きさが必要だと思います。小さな写真ではイマジネーションが広がらないのです。せっかくの洞窟写真の魅力を損ないます。そういう意味で石の模様の美しさを大きく見せる事には魅せられます。その山田英春さんの本は期待の一冊です。

今年は他にどんな「鉱物の本」が出てくるのでしょうか?当たり年になる事を期待したいと思います。


週刊 地球46億年の旅 2015年 2/1号 [分冊百科]
クリエーター情報なし
朝日新聞出版
コメント (2)
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