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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「オーツビスケット 」

2008-10-20 00:54:37 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 家で焼き菓子をつくるのは、誰もをしあわせな気分にする、もっとも手っとり早い方法だって思います。

うちの手づくりオーツビスケットは型抜きもなし。フォークでぐいっと押すだけよ。
 家中が香ばしい匂いに包まれると、やさしい気持ちになれるから不思議です。
 しかし、焼き菓子は少しだけつくるというわけにもいかず、ふたり暮しには、ちょい多すぎる量が焼きあがってしまうこともしばしば。もちろん全部食べるので、それもオソロシイ。

 で、最近あみだしたのは、バター控えめの健康ビスケットです。
 これなら朝、ポリッジやミューズリのかわりにミルクティのおともにしたり、小腹がすいたときのスナックにしたり、言い訳ができるので。


 ●オーツビスケット
 *ベーキングトレイ1枚分って解釈で。
 
 材料:オーツ 大さじ1/小麦粉(わたしはスペルト小麦を使用)1カップ/ブラウンシュガー 大さじ5/トリークル(東京でも輸入食材を扱うスーパーで買えます)大さじ2/バター 20g/牛乳 大さじ1 /シナモン 適量

 つくりかた:バターを室温でやわらかくし、ブラウンシュガーとまぜてクリーム状にする。粉などすべての材料をまぜる。3センチくらいのだんご状に丸めフォークでぎゅっと押して形にする。200度のオーブンで10分ほど焼けばできあがり。


 ちょっと大き目のガラス瓶に入れておくと、いかにも家の手づくりって感じ。
 レーズンを入れたり、ドライアプリコットを入れてみたり、変化も自在。

 最近、すごく気に入っているオーツは、老舗Ballybrado(バリーブラドー)のオーガニック・ジャンボオーツ。

 なんにも混ぜずに、そのまま食べてもすっごくおいしい。ナッツのような香ばしさで、今まで食べたオーツのなかでも、いちばんおいしいかも。

 ポリッジにするよりミューズリとして食べる方が、素材をいかせると思いました。

 あ、でももうすでに季節はポリッジだったな。ミューズリで食べるのは来年の夏のお楽しみにとっておこう。

 バリーブラドーは、ドイツ人が始めたファーム&小麦粉メーカーですが、早くからオーガニックに力を入れていました。

 他の野菜に比べて、麦系はオーガニックのものが少なく、バリーブラドーは大事な存在です。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
手作りの悩みですね。 (ELIM)
2008-10-21 10:07:29
手作りのお菓子は、御安くて安全でお店に無い物が食べられる、といい事が多いのですが、つい食べ過ぎてしまいますよね。
そちらでは、色々おいしいオートミールが有るようですね。日本に輸入されればいいのにと思います。
最近、バターレスのプディングレシピを開発致しました。
おからを使って作るのですが、なかなか美味です。
アイルランドでは、おからは手に入りますか?
ティーケーキなんかを作って、何日かかけて食するのもいいと思いますよ。
あ、いっそのこと,多く作った分はカントリーマーケットに出したら如何ですか?
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キャラメルクリームの作り方をお知らせ致します。 (ELIM)
2008-10-27 14:01:08
確か、キャラメルクリームが上手く出来なくて、
バノフィが家で作れないとおっしゃっておいででしたね。
コンデンスミルクを耐熱容器に缶から開け、
アルミホイルでぴっちり蓋をして、
220度のオーブンで1時間湯煎にすれば、簡単に出来ます。
出来ていなければ、時間を延ばすなりかきまぜるなりすればいいのです。
やってみて下さい。
出来れば、何時かのブログで、
トライプのシチューの作り方を教えて下さると幸いです。
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