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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ポテトケーキ」

2006-06-05 10:26:58 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
ポテトケーキ。スモークサーモン&クリームチーズ、定番の組み合わせ。
 じゃがいもを使ったパンケーキには、いくつかタイプがあって、マッシュポテトを主にしたもの、小麦粉をまぜたもの、すりおろしたじゃがいもに小麦粉をまぜたものと大きく3種類に分けられます。それでも、まぜる小麦粉の分量などで、できあがりは様々。先週ご紹介したフィッシュ・ケーキは、マッシュポテトが中心ですが、今回のポテトケーキは、小麦粉をまぜこみ、もっちりした食感でボリュームがあります。

つくりかたは簡単。

【材料】マッシュポテト 1カップ、小麦粉 1カップ、バター 大さじ1、オリーブオイル 大さじ1、塩、コショウ、ナツメグ。

 オリーブオイル大さじ1はフライパンに。あとの材料はすべてボウルに入れてまぜあわせ生地にする。熱したフライパンで、3センチほどの厚みにした生地を焼くだけ。スモークサーモンとクリームチーズをのせた食べ方がポピュラーですが、肉料理にも使えます。

 よく炒めたタマネギとビーフとか、ベーコンとトマトとか、組み合わせはいくらでも。フェタチーズとドライドトマト&ほうれん草なんかもいいし。

 ポテトケーキはたぶん、わざわざこしらえるものではなく、茹でたり、マッシュしたじゃがいもが残ったときの再利用が目的だったのだと思います。お母さんたちの知恵から生まれた料理なのじゃないかな。
 
 アイルランドにいるときは、日本にいるときよりもさらに「もったいない」症がでて、古くなったものをなかなか買い換えられないでいます。

 マークの車も92年のニッサン・サニーで、日本ではもう見かけることもないタイプ。でも日本産の車は安心と人気があるのも納得で、今も元気に走ってくれてます。一度、運転席側のドアが閉まらなくなり、私がマークの後ろの席に乗って、ドアをひっぱりながら2時間かけてキルケニーから帰ってきたときは、ちょっと泣きたい気分でしたが。室内燈はとっくにつかなくなり、暗くなってから道に迷うと、地図を見ることができないので、少し苦労したりしますが、おおむね問題ありません。

 マークのパパの形見なので、なるべく長く乗っていたいの。
 彼のママが、靴を脱いで靴下のまま運転していたこととか、思い出がいっぱいつまっている車です。

 そういう性分なので、使い古したフライパンが買い換えられず、こげつきやすくなっていて、お客さんのいるときに焼きものはできない状態が続いてましたが、ようやく新品を入手。ジェイミー・オリバーくんのお勧めシリーズとかで、ティファールの製品です。久々に、きれいな焼き上がりが楽しめるものだから、パンケーキの類が多く食卓に登場する今日この頃です。


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