アイルランドでセロリを買うときはいつも、使いきれるかな?と、ちょっとひるみます。
東京のスーパーなんかでは、たいてい、お三味線のばちのような形の根っこの方と、葉は、きざんでサラダに入れたら終わり、くらいの量で売られていますよね?
アイルランドでは、ひと株、という単位。といったらいいのかな。
おまけに日本のセロリよりもずっとスジっぽく、硬く、サラダで食べたいようなタイプではありません。
リンゴのサラダに入れるようなときは、うんと薄くスライスしないと邪魔な感じ。
用途の中心は煮込み料理や、スープストックをとるときなどで、ほとんどハーブのような使われ方といったらいいのかな。
お、今ちょいと調べたら、セロリはながらく香料として使われていたって記述あり。
あの匂い、あの食感ですからね。わしわし食べる人は変人って思われても、しかたなかったかも。
こどもの頃、わたしは偏食だったくせに、ふつーのこどもが嫌うピーマンだとかニンジンだとかは大好きで、セロリもオッケーだったな。
野菜ジュース(これもまた好き嫌いがありますよね)も、セロリの香りが強いやつが好みでした。
それでも、アイルランドで売られているセロリの量は、ちょい多すぎで、買ってしまうと煮込みやオーブン料理に明け暮れました。
長持ちもするので、冷蔵庫のすみにひっそり横たわり、思いがけないときに役立ってくれたりもします。
アイルランドで見かける料理本のスープレシピには、セロリ1~2本を刻んで入れるよう書かれていていることが多く、そういえば市販のスープストックも、セロリの香りが強い気がしていました。
レストランや食事を出すカフェの近くを通りかかると、ああ、おいしそうなスープの匂い!
で、分析してみると、それはセロリの香り、と思うこともしばしばで。
スープづくりに、すごく大事なのは、セロリとパセリとベイリーフだと、わたしは思います。
前にも書いた気がしますが、健康食材屋では、スパイスのコーナーでセロリの種を売っていて、これも重宝します。炒めご飯などにちょいと入れてもいいし。
東京にいるときは、生協でお野菜買うんだけど、そうするとセロリも葉がわさわさとしたワイルドなやつで、豪快に使えるので嬉しい。
ほんとうは、葉にいちばん栄養があるって聞いたことがあり、新鮮なうちに刻んでサラダに使います。
セロリの匂いはアイルランド料理っぽくすると思うと同時に、不思議なんですけど、セロリの香りは中華料理にも不可欠なんですよね。
とりがらスープに生のトマトをさっと加えて、セロリの葉を刻んでトッピングしたヌードルとか、旨いよ~
アイルランドで中華料理をつくるときは、セロリ必須。
これって、そもそもアジアンテイストだったんでしょうか?
アイルランドにおけるセロリの歴史。宿題ってことで。
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寒い日に欠かせないスープはカンタン。タマネギよーく炒めて、マッシュルームを加えてさらに炒めて、ニンジン、ジャガイモ、セロリを加え、固形ブイヨンいっこと水(白ワインか日本酒を少しも!)、ベイリーフ1枚トパセリのじくを入れて20分ほど煮込むだけ。塩コショウは適量で。 翌日、飽きたらミキサーにかけてポタージュに。新たなスープに変身します |
アイルランドでは、ひと株、という単位。といったらいいのかな。
おまけに日本のセロリよりもずっとスジっぽく、硬く、サラダで食べたいようなタイプではありません。
リンゴのサラダに入れるようなときは、うんと薄くスライスしないと邪魔な感じ。
用途の中心は煮込み料理や、スープストックをとるときなどで、ほとんどハーブのような使われ方といったらいいのかな。
お、今ちょいと調べたら、セロリはながらく香料として使われていたって記述あり。
あの匂い、あの食感ですからね。わしわし食べる人は変人って思われても、しかたなかったかも。
こどもの頃、わたしは偏食だったくせに、ふつーのこどもが嫌うピーマンだとかニンジンだとかは大好きで、セロリもオッケーだったな。
野菜ジュース(これもまた好き嫌いがありますよね)も、セロリの香りが強いやつが好みでした。
それでも、アイルランドで売られているセロリの量は、ちょい多すぎで、買ってしまうと煮込みやオーブン料理に明け暮れました。
長持ちもするので、冷蔵庫のすみにひっそり横たわり、思いがけないときに役立ってくれたりもします。
アイルランドで見かける料理本のスープレシピには、セロリ1~2本を刻んで入れるよう書かれていていることが多く、そういえば市販のスープストックも、セロリの香りが強い気がしていました。
レストランや食事を出すカフェの近くを通りかかると、ああ、おいしそうなスープの匂い!
で、分析してみると、それはセロリの香り、と思うこともしばしばで。
スープづくりに、すごく大事なのは、セロリとパセリとベイリーフだと、わたしは思います。
前にも書いた気がしますが、健康食材屋では、スパイスのコーナーでセロリの種を売っていて、これも重宝します。炒めご飯などにちょいと入れてもいいし。
東京にいるときは、生協でお野菜買うんだけど、そうするとセロリも葉がわさわさとしたワイルドなやつで、豪快に使えるので嬉しい。
ほんとうは、葉にいちばん栄養があるって聞いたことがあり、新鮮なうちに刻んでサラダに使います。
セロリの匂いはアイルランド料理っぽくすると思うと同時に、不思議なんですけど、セロリの香りは中華料理にも不可欠なんですよね。
とりがらスープに生のトマトをさっと加えて、セロリの葉を刻んでトッピングしたヌードルとか、旨いよ~
アイルランドで中華料理をつくるときは、セロリ必須。
これって、そもそもアジアンテイストだったんでしょうか?
アイルランドにおけるセロリの歴史。宿題ってことで。
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