いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

いやはや、忙しい一日だった!公選法違反から応援弁士まで

2013-07-11 | Weblog
 参議院選挙前から、「超多忙」な日々が始まった。中山恭子参議院議員の選対事務局長(と言えば聞こえがいいが…)、衆議院選挙区支部長、東京地方区小倉淳候補選対幹事、経営者、他に予備自衛官なんてのもある。

 昨日から、東北方面に宣伝車に乗って出かけたことは書いた。今日は、宇都宮から群馬、そして沼田市に宿泊する予定だ。だんだん下って、宇都宮市に入る。宇都宮は、いささか縁が深い都市なのだ。

 妻の実家が、宇都宮、長男(自衛官)の赴任先も宇都宮駐屯地という具合だ。街宣車をJR駅前に止めて、演説とチラシ配りをしようとするが、人がいない。では、東武駅前は?同じである。地方都市に比べて、東京等都会に人の多さよ。

 全国比例候補は、費用対効果を考えれば、選挙中は都市部集中にすべきでは、と全国を回って思ってしまう。

 せっかくだから、と、妻の実家でウグイスさん達のトイレ休憩をし、その合間に先日亡くなった妻の父の仏壇に御焼香をさせていただいた。選挙で脳国にも行けなかったお詫びができた。

 さらに、行程上にある長男の家に立ち寄り、嫁さんと孫に会うことが出来た。(くれぐらも行程上であって、その行程を組んだのが私であっても公私混同ではない!)

 本当は、この後群馬に向かう予定なのだが、昨晩、地元柳ケ瀬都議から電話があり、東京地方区の小倉淳候補が蒲田(大田区)で街宣をするので戻ってきて欲しい、との要請があった。

 選対事務局長と支部長の狭間である。止む無く、途中、小山で離脱して新幹線で蒲田に戻り、灼熱の街頭応援演説を行った。


(光の中に立つ影は、私)


(小倉候補)

 さらに、事件は続く。事務所には、和歌山県選挙管理委員会から簡易書留が届いていた。なんと「違反文書撤去命令書」が同封されていた。石原慎太郎代表と、中山恭子参議院議員の通称「二連ポスター」が、和歌山県田辺市に3枚残っているので「撤去せよ」との命令だ。




 二連ポスターは、選挙が公示されると違反文書になってしまうのではがすのだが、全国のポスターの管理はできない。しかし、「掲示責任者」は私なので、命令書が届いたらしい。通常は、電話で「はがしてください」と来るのだが、対立する政党の「チクリ」でもあったのだろう。いきなり命令書が来た。これを無視すると、公選法違反で処罰されることもある、との注意書きまであるではないか。

 あわてて、支持者名簿から和歌山県田辺市在住者を探し、即刻の撤去をお願いしたが、いやはや大変なこっちゃ!

何キロ走っただろうか?参議院選挙7日目

2013-07-10 | Weblog
  早いもので、17日間の参議院選挙、すでに7日目に入った。今日は東京から取手、水戸、いわき、福島、白河と長距離ドライブである。

 取手では、保守系地方議員の仲間である小嶋市議会議員がナビ役として同乗してくれた。やはり、地元に詳しい人がナビをしてくれるとありがたいし、効率的な街宣活動ができる。東京から1時間ぐらいしか走っていないのに、広大な米畑が広がる景色には、いささか驚きである。

 取手を終わり一路、水戸へ。遠い!時間がない。今日は3時に福島駅に着き、青森から到着する中山恭子候補と合流しなければならないのだ。高級ステーキのランチ(ハンバーグ!)もそこそこに、次なる街宣予定地、いわき市に向かう。

 原発事故の前線本部がおかれていたJヴィレッジまですすみ、いわき市内に戻ったが、震災1週間後の3月18日に訪れたときには、ゴーストタウンのようだった街は、活気w取り戻し、海岸周辺に復興工事の車両が忙しそうに動き回っていた。

(Jヴィレジ入口)

 いわき市内で1時間ほど街宣をした後、白河にむかった。ここでは、養魚場の社長さんが個人演説会を企画してくださったのだ。失礼だが、決して街中ではない、釣堀のあるここに本当に人が集まるのだろうか?いささか不安になった。




 ところがである。開会10分前には、お座敷にひかれた座布団が足りなくなるほどの盛況ぶり。いやはや、たいしたものである。会場には、この社長さんと旧知の仲という西村眞悟代議士も大阪からはるばる友情出演してくださった。



 
 午後8時、帰京する中山恭子候補を見送り、街宣部隊は宿泊地へむかった。相当疲れている雰囲気のウグイスさん、運転手さんのため、今晩は特別プレゼント。なんと、温泉大浴場つきビジネスホテルを予約した。

 夕食をとっていると、携帯の着信があった。西村眞悟先生である。きっと「いぬぶしはん、どこにおるんや!呑むぞ」というお誘いだろう。センセイ!選挙中でんがな!

7月9日(火)のつぶやき

2013-07-10 | Weblog

またまた「いぬぶし」容疑者候補生!おまわりさんが周辺に! goo.gl/w6l4n

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参議院選挙4日目@炎天下の大田区 blog.goo.ne.jp/inuhide/e/9eff…

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○○宏○ちゃん、ダメじゃん!パパに言いつけるよ

2013-07-09 | Weblog
 何かとお茶目な○○宏○代議士が、またやらかしてくれた。今日は、ある公益社団法人の法定研修会が大田区内で実施された。これは、法律で定められた研修で、事業者は年4回、この法定研修を受講しなければならない。

 本来は所管官庁が実施するのだが、受託事業として税金によって傘下の公益社団法人に委託をされている。その意味では、国の事業である。

 ところが、この法定研修の開始時に普段は絶対にない「来賓挨拶」があり、そこに現れたのが○○宏○代議士なのだ。そして、「挨拶」で参議院選挙につき触れ、東京地方区の自民党の候補者の名前まで語っていったという。

 公職選挙法では、「幕間演説」ということが認められており、何かの会の間に候補者又は応援弁士が選挙について語るのは合法である。その点、つまり公職選挙法上は、宏○氏の行為は道義上問題であっても違法性はない。

 が、だ。公職選挙法ではなく、公益社団法人の受託事業の挨拶としては大問題なのだ。法定研修は、共産党支持者も、民主党支持者も受講しなければならないし、その講師の費用は国から支給された委託費(税金)である。そして、受講者は「自民党の応援演説を聴かないと」法定研修を修了できない、という仕組みになってしまう。

 この公益社団法人は、別組織として「政治連盟」を持っており、入会審査時に政治連盟への入会が、ほぼ「条件」とされる。そして、政治連盟は自民党議員しか推薦しない、という「自民党しがらみ政治」の象徴のような仕組みを誇っている。

 ○○宏○代議士の過去のお茶目の一部を念のため再掲しておこう。

消防団団長の都知事表彰の挨拶で

団長さん、おめでとうございます。次は勲章ですね。父(当時都知事)によく言っておきます。

(親子で勲章決めるのか?)

戦没者遺族会の新年会で

私は、先の大戦が軍人の暴走により起こったことを反省し、政治家として二度とそのようなことを犯さないと…

(おいおい、ここにいるのは、すべて軍人の遺族だぜ)

 この代議士のパパは、有名人であるし、私もいささかの関係がある。双方の名誉のため、あえて伏せ字を使うが、賢明な読者諸氏はおわかりのことと思う。

 あまりに立派で稀有な政治家であるお父上の汚点にならぬよう、恐れながら警鐘を鳴らす。

参議院選挙4日目@炎天下の大田区

2013-07-07 | Weblog
 参議院選挙17日の間、日曜日は2回しかない。貴重な一日である。が、午前中は候補者の日程はない!選挙を知っていれば、日曜日に日程がないのは信じがたいのだが…

 午後1時、灼熱の太陽のもと、中山恭子候補の街頭演説をJR蒲田駅西口にセットして、動員をかけ、ボランテイアスタッフ10名が待機していた。が、急きょ1時間時間が遅くなることになった。動員した方々は、予定があったりして散り散りに。スタッフのチラシを配る身体には汗がたれる。

 1時間遅れて候補者が到着。30分の演説で、もはや汗だらけ。もも太郎(練り歩き)を中止して次の場所に向かった。

 
 区内でも有数の商店街でモモ太郎をし、休憩場所の町会会館に向かう。何もお願いしていなかったのに、町会幹部、婦人部幹部が待っていて下さった。それも、予定時間(1時間前)に冷えているように、と冷房までかけて待機していて下さったそうだ。ありがたいことだ。

 だからこそ、既定の日程は簡単に「想いつき」でかえてはならないのだ。これは、選対も、候補者も心しなければならないことだ。

 次は、地元の神輿会のバーベキューパーテイでご挨拶。数年前から、私が言い出しっぺで、このパーテイは「水かけ」が恒例になってしまった。食べながら、飲みながら、屋外の公園でバケツで水をかえたり、風船に水を入れて投げることで大騒ぎになる。

 しかし、今日は選挙中だ。まさか「濡らされまい」と思っていたが、酔っぱらいにはそんな常識を通じなかった。中山恭子候補の前を歩いていた私は、まずはバケツでびしょ濡れ。次に、ホースで放水。ちょっとまて!!!!

 携帯電話は勘弁してくれ!先日、バリで水没して、やっと新品買ったばかりだ。たのむぜ!悪夢の再来である。早々に「水祭」を辞して、地元、六郷神社に表敬訪問にうかがった。中山恭子候補は熱心な神道信者でもあるのだ。





 日頃より親しい宮司様が「どうぞ、お座り下さい」と、応接室の高級布製ソファーを勧めて下さるが、私のズボンは水浸しだ。事情を説明したが、かまわないとおっしゃる。失礼を承知で座ったが、立つと私の尻の跡がくっきりとソファーについてしまった。すみません。

 その後、老人施設を視察して、中山恭子候補はご主人の故郷、宮崎に羽田から飛び立った。投票日まで2週間。


またまた「いぬぶし」容疑者候補生!おまわりさんが周辺に!

2013-07-06 | Weblog
 普通に暮らしていいる善良な市民にとって、容疑者候補になったり、おまわりさんが聞き込みにまわったり、等ということは一生涯縁のないことだと思う。ところが、政治に関わっている人間は、選挙のたびに「目つきの悪い」人々の監視のもとにおかれ、恣意的な運用が可能な公職選挙法違反の容疑者候補生になるのだ。

 平成7年、初めての区議会議員選挙。尾行や周辺調査担当の刑事さんが落選翌日、1本の缶コーヒーを携えて事務所で落胆している私を訪ねてくれた。

曰く

初挑戦なので、何か問題があるのではないか、そう思って調査したが、とてもキレイな選挙でした。また、頑張ってください。

 と。ありがたかった。警察官に、こんな温情があるとは、と。それ以来、このおまわりさんの言葉に報いるためにも、公職選挙法順守を貫いているし、疑問があるとすぐさま、選挙管理委員会や所轄刑事課に問い合わせるのが私のクセになっているのだ。

 例は悪いが、所轄警察署刑事課としては「泥棒が刑法違反にならないためには、どうしたらいいのか」と質問して来ているようなもので、迷惑だろうと思う。しかし、犯罪予防も警察のミッションだとすれば、もう少し「グレーゾーン」につき、明確な回答、御指導が欲しいものだ。

 先日は、私の長い支援者の社長さんから「お前、何かヤバイことしてるのか?」と、電話があった。事情をうかがうと、会社に刑事が訪ねてきて、私のことを聴いていったらしいのだ。

 これは、所轄警察署が通常行っている選挙前のヒヤリングなのだが、警察と聞けば犯罪と思う一般区民にとっては大変な事件である。いぬぶしに関わると、犯人になるかもしれない、と思っても仕方ないことだ。警察も選挙前のヒヤリングが選挙妨害にならないよう、気をつけてほしいし、聴きたいことがあるのなら直接おいでよ。内を誰に何通う配ったのか、とか、決起大会はどこか、等なんでも教えるのに。

 そして、いよいよ参議院選挙が公示された。先日、高崎駅での朝の駅頭。いらっしゃいましたね。私服警察官が3名、いや隠れているのをいれると4名だ。2名は、いかにも「見張っている」ということがわかるように、ペストリアンデッキ(歩行者橋)の上にいた。

 「見えるようにいる」、という私服警察官の存在は、実は「違反抑止力」なのだ。「見張っているからきをつけて下さい」という、警察側の配慮?だろう。本気で「捕まえる」時は、見えるようには張り込まない。

 平成23年の区議会議員選挙では、彼ら(警察)は、本気で私を狙っていたのでは、と思ってしまった。決起大会の後、ボランテイアスタッフと食事をした中華料理屋の壁のカゲ、こちらを狙う不審な背広組二人、携帯カメラでこちらを隠し撮り。

 別に、会費3000円で、食事代支払い3000円。なんの疑義もない食事会だが、昔のようなハデな買収事案がない今、このような「セコイ買収疑惑」が、選挙違反摘発のハヤリである。他には、未成年選挙活動違反、運動員買収(ウグイス以外に報酬を払うこと)が、もっぱらの狙いどころのようだ。

 制服交番警官の自転車による赤信号無視、警察署落し物担当窓口の警官退職OBが、女性事務官に窓口で肩もみをさせる、女性警官のミニパトが交通違反、交番が大田区事業用ゴミ券を貼らずに、ゴミを搬出など、様々な疑問を指摘してきた。例え警察と言えども「ダメなものはダメ」と言う私は、目ざわりなのかもしれない。

 が、実は、私は制服公務員の大変な味方なのだが。まあ、法は法である。私に公職選挙法違反の疑義があったら、是非指導して欲しいし、悪質な案件(あり得ないが!)だったら、法に基づき執行して欲しい。

 これからも、私は、制服公務員のよき応援団であり、反面、問題行動には「厳しい監視役」でありたいと思っている。いじめないで!おまわりさん!


参議院選挙二日目@雨の群馬県

2013-07-05 | Weblog
 昨日に続き群馬県での選挙活動が続く。朝7時にホテルロビーに集合して高崎駅前に向かう。午前7時半に高崎駅西口に到着するが「人がいない」ではないか!東京での選挙に慣れているので、この光景はなんだ、とビックリしてしまう。

 少ない人の割に、駅舎が大きいので、どこを立ち位置にするのか迷ってしまうのだ。少し駅周辺をまわって、歩行者用デッキに上る歩道橋の踊り場を「特設舞台」にすることに決定。

(後ろのカメラは地元、群馬テレビの取材)

 舞台から高崎駅前広場全体に聞こえるように設定をした。全国比例選挙で全国を回ろうとするのは、選挙の素人である。17日間で全国をまわって、票を取るなんてことは不可能だ。そこで、拠点を決めるのだが、それでも候補者心理としては、少しでも多くの都道府県をまわりたいと思う。それを思いとどまらせ、票田に振り向けるのも選対の仕事である。

 高崎駅で30分程度の街頭演説を終え、藤岡市へ向かう。藤岡郵便局前での街頭演説である。市議さんが取り仕切っているとのこと、いささかの動員もあるだろうと思っていたが、高崎よりさらに聴衆は減った。


 
 群馬県の行程は、すべて地元にお任せなので、関知していないが、候補者の心中は察するに余りある。支援者の「地元に来て欲しい」という要望には応えたい。しかし、期間は限られている。その間にいかに効率よく票田を探すかが重要なのだが…

 次は、本庄駅前で本庄市長さんが応援の演説をして下さるとのこと。急いで現場に向かう。JR本庄駅前で前振りの呼び込み演説を行うが、電車が停まっても乗降客はまばら。都心の駅頭とはずいぶんと勝手が違う。市長さんが到着され、それでも駅周辺360度みわたすと、50人近くが聴いている。あまりにも地道すぎるが、こんなものなのだろうか。


 
 中山恭子候補は小学校、中学校時代を伊勢崎市で過ごした。次は、その故郷、伊勢崎市役所前での街頭演説である。さすが、こちらは故郷。当時の同級生が駆け付けて下さり、50名以上の聴衆が集まった。(それでも全国区のレベルではないが…)ただ、故郷で演説するというのは、候補者にとって動員数だけでは計れないものがあるのは自明である。


 
 大きな拍手に送られて次なる演説場所にむかう。太田市役所前のセブンイレブン駐車場。セブンの駐車場という立地も凄いが、その後ろに建つ「恐ろしいほど立派な市役所」には、地方議員出身者としては「大いなる違和感」を持つ。余計なお世話だが…


 
 まだ、2件残っている。みどり市の個人宅の駐車場と行程表には書かれている。地元市議さんが取りまとめ役だそうだ。私の車のカーナビには「みどり市」が出てこない。たぶん、最近できた市なのだろう。みどり市の会場は以下の写真のような感じだ。


 
 いよいよ最後の演説会。桐生市の本屋さんの駐車場で開催だ。中山恭子候補の出身校である前橋女子高同窓会桐生支部が中心となって行って頂く。18時半という主婦には忙しい時間だったが、同級生、後輩が集まって下さった。


 
 終了後、同窓会桐生支部長さんが「あなたの演説すばらしかった!ファンになっちゃたわ。いい秘書さんだわ」と褒められた。ありがたいが、秘書さんかい!

 17日ある選挙期間の二日目は、こんな感じで終わった。人数の多寡はあったが、群馬の皆さん、本庄のみなさん、ありがとうございました。

 明日も群馬だが、もう落ち着いたようなので、私は東京に戻り、日曜日以降の行程を作ることにする。

 7月7日(日)は、蒲田駅西口、六郷方面に出没予定!

さあ戦い開始!中山恭子参議院議員、夏の陣

2013-07-04 | Weblog
 本日、参議院選挙が公示された。わが陣営の中山恭子候補も無事立候補手続きを終え、街宣にすすむはずだった、がいささか様子が違った。第一声は昨日告知したように、当初、中山恭子候補単独で有楽町イトシア前で行う予定だったのだが、党本部の第一声と一緒にやることになり大がかりになった。


 10時半開始、10時45分から石原代表の演説と続く。石原代表の演説はだいたい予定時間をオーバーすることが常だが、今日もごたぶんにもれず、予定時間をオーバー。壇上の候補者たちは次の予定があって、ドキドキだろう。

 そこで、党の担当者に「そろそろ止めたらどうか?」と促すと「そんなこと出来るのはいぬぶしさんしかいない」と、妙なほめられ方をした。予定時間を超えたら総理大臣だろうが止めるのが私の生き方だ。では、×印を出そうじゃないか、と宣伝カーの下に進もうとすると「みんな一緒に維新を!」という終わりのフレーズが出てきてホッとした。

 ただ、民主的な党運営を行おうとするのだとしたら、両代表の発言を神格化するような風潮は避けなければならない。また、例え、両代表であってもおかしいことはおかしい、と言える組織、時間をオーバーしたら誰であれ止めることが出来る組織こそ、「維新」の名に相応しい政党である。

 中山恭子議員の演説が終わり、ガンバローコールの時間になった。当初の予定では、この担当は「中山恭子後援会」が行うことなっっており、実は私の役目だった。ところが、現場に恭子議員の夫君である中山成彬代議士の姿が見えた。これは私では役不足と、急遽お願いし交代した。

 ガンバローコールは、ちょっとの挨拶の後すぐさま実施するのが恒例だが、成彬先生、いささか長い。そこで、おせっかい犬伏の出番である。宣伝カーの下から時計を指し、手をあわせ「すみません」の仕草をした。ほっ!ガンバローに移っていただいた。

 この第一声、思わぬハプニングがあった。それは、中山恭子陣営の宣伝カーが間に合わなかったのだ。宣伝カーは選挙管理委員会または中央選挙会から、選挙7つ道具の交付を受け、所轄警察署に出向いて初めて出発ができるのだが、これが間に合わなかった。

 12ある政党のうち届出順番の抽選で、わが日本維新の会の届出順位は、なんと11位。最後から2番目にならないと7つ道具が頂けないのだ。誰だ!こんな番号を引いたのは!結局所轄警察署を終わったのは、第一声の演説会が終了した後だった。

 それでも、有楽町で宣伝カーと合流し、次なる第一声の地、前橋へ向かった。北海道生まれの中山恭子候補は、父の没後、群馬県の親戚宅で暮らし前橋女子高校に進んだ。したがって、前橋は第二の故郷でもある。

(関越道サービスエリアで。我ながら良い出来だ)

 空き店舗を間借りした、個人演説会会場には、前橋女子高校の同窓生らが集まって、中山恭子候補の決意を熱心に聴かれていた。その後、ちょうど開催されていた七夕祭りを練り歩いたが、さすが地元である。えらく反応がよかった。

(支援者と共にビラに証紙をはる中山候補)

(東京では見ない豪華な為書)

 20時で運動をおわり、運転手とウグイスを宿に帰えし、東京からの応援部隊を私の車で高崎駅まで送った。(往復40分)運転手には「待っててもいいし、腹がへったら先に食べてて」と、夕食について指示しておいた。

 すると、すぐさま電話があり「ウグイスがお腹がへった、といっているので先に食べます」、はいはい、どうぞ。東京陣を駅に送り、ホテル近くまできたが、場所がわからない。運転手に電話するが出ない。そこでウグイスに電話をすると、一緒に夕食中だという。

 電話をかわってもらい、ホテルの場所を確認しチェックイン。が、だ。おかしくないか?「いま、みんなで食事してますから、ご一緒にどうですか」これが、気の利く男の言葉だ。

 一人さびしく、雨の前橋を夕食場所を探し俳諧。呑み屋しかないじゃないか!せめてラーメン屋はないのか!コンビニも見当たらない!

 やっと、豚骨ラーメンの夕食をすませ、ホテルの自室に戻ったのが10時すぎ。大田区内で地方区のポスターを貼っていたボランテイアさんからの終了報告があったので、地方区の候補者である小倉淳氏の事務所に報告の電話をいれた。

 なんと、電話に出たのは先の都議選で、たった二人しか当選しなかった日本維新の会の候補者であった一人、柳ケ瀬裕文氏だった。やるな~!頑張っているな。「能書きより行動」、ずいぶん前に区議選で使った私のキャッチフレーズだ。能書きを言う輩は、「この世界」には沢山いるが、行動する人間は、実は少ない「はったり」の世界でもある。

 そんな中で、若い柳ケ瀬氏のようなメンバーが頑張っているのは嬉しい限りである。おじさんも、夕食をふられたぐらいでスネないで、明日も頑張るぞ!

 明日は、朝8時から高崎駅西口に中山恭子候補が出没する。ぜひとも、通勤途上に声をかけていただきたい。