いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

えええ!!いぬぶしのCDが発売された??

2013-07-23 | Weblog
 選挙も終わって少しばかりのんびりしていると、何やら封筒が届いた。開封すると「借金3億円から復活した男の話」と書かれたCDが入っていた。そして、CDカバーには私の写真があるではないか!



 そういえば、ずいぶん前にインタビュを2時間程度受けて、得意げにしゃべったっけ。報酬はゼロ。セミナーの会員向けに配布する、とのことだったのでまあいいか、と快諾した。

 ところが、同封されてきた資料によれば、どうやら、販売をしているらしい。1本8000円だったかしら。おやま、原価ただ(CDの原価は別)で、いい商売だ。

内容は、平成13年9月11日の同時多発テロにより当時経営していた旅行会社の経営が苦しくなり、資金繰りに窮して廃業。その結果、個人保証していた金額が3億円にも上ったのだった。

 一時は弁護士から自己破産を勧められたが、あてもなく「返済する」道を選んだ。翌年5月分の議員報酬は全額差し押さえ。それから7年後には、すべて失ったなかから自宅マンションを購入。

 12年後の今も、残る負債約1億円を返済し続けている、というような内容だ。

 会社を廃業した時から、私があまりに明るいものだから、街や口の悪い議員連中からは「偽装」ではないか、と噂された。しかし、事実大変だった。苦しかった。自宅の電話はもちろん、電気は止まり、ガスも止まり、国民健康保険は滞納、どん底を味わった。が、明るさだけは忘れなかった。

 人のせいにもしなかった。とにかく、借金は返そう、そして、何があっても、常に明るく前向きに生きよう。それだけを念じて進んできた結果、相変わらず借金は残っているが、幸せいっぱいの人生を歩んでいる。

 この苦境を乗り切って(まだ道半ばだが)、感じたこと。それは、人生でマイナスのことなんか、何ひとつない、ということだ。会社を廃業してドン底生活を味わったから、辛い思いをしている人々の心がわかる。

 衆議院選挙で落選をしたから、中山恭子議員のお手伝いができた。中山議員のお手伝いで全国行脚をしたから、全国にお知り合いができた。そして、大きな選挙(全国比例)でも、1票1票の積み重ねだ、と知って、見えないご支援の輪に感謝することを学んだ。

 マイナスに考えたり、人のせいにすれば、楽しい人生だろうか?絶対違うと思う。

 万象我師。さらには、過去と他人は変えれない、未来と自分は変えられる。そんなことを学ばせて頂いた12年の借金返済いぬぶし劇場。

 興味のある方は、直接製造元に問い合わせていただきたい。





選挙よもやま話

2013-07-22 | Weblog
選挙よもやま話

 当選が決まった翌日の今日、少しのんびりと自分の事務所へ出かけ、お昼前には国会議員会館へ出向いた。会館スタッフの方々との話題は、拠点(後援会事務所)を設置した場所で何票でたか、と言うことだった。中山恭子参議院議員の後援会の拠点は、四谷、前橋、高、青森、宮崎に置いた。以下、各拠点ごとの得票数である。(宮崎市は、ご主人中山成彬代議士の選挙区)

前橋市3063票、高碕市2180票、青森市587票、宮崎市8874票

 拠点を置いて、予算をかけた結果どうだったのか、検証が必要な数字である。ちなみに、選挙前後ととおして、ほとんどアピールできなかった我が大田区は2287票、都内では二番目に多かったが、私としては、いささか残念な数字である。

 選挙の開票場には「開票立会人」という職務がある。これは各政党、陣営から派遣され、疑問票などのチョックを行う者で、公費から日当14000円が支給される。(参考までに開票事務にあたる地方公務員の残業手当は平均時給は6000円程度!)

 我が犬伏陣営からは、大田区開票所に比例区、選挙区に各1名の立会人を派遣した。立会を行った者の報告は、なかなか面白かった。

比例区での面白い事例

あべちゃんのと=自民党の有効票(党首の名前と推認sれるから)
み=みんなの党の有効票(新聞などで「み」と記載されるから)
みん=民主党の有効票(みんな、と案文じゃないのかい)
みどり=候補者の●●みどり候補、みどりの風で按分
ワタミ=渡辺美樹候補の有効票(よく知られた屋号なので)
中山恭子と書いたわきに~~~~~との記述=無効票(他事記載)

 しかし、参議院比例区の投票はわかりにくい。もっと告知をするか、衆議院のように個人名だけにする必要があるだろう。

 また、開票立会人に対して「早くしろ!早きしろ!」と、しつこく言ってきた大田区選挙管理委員会の職員がいたそうだが、本末転倒も甚だしいバカ者である。選管同士で「開票終了時間」を競う風潮があるためだろうが、正しい開票事務を行うためには「早くしろ」は、余計なお世話である。

 そのくせ、こいつ(選管職員)は、区議会議員である開票立会人には、ヘコヘコしていたそうだ。いるんだよな、こういう勘違い野郎が。口のきき方に気をつけろ、選管さんよ!
 

祝 当選 中山恭子参議院議員!北朝鮮もビックリ

2013-07-21 | Weblog
 ついに審判の時がやってきた。中山恭子候補が6年間、参議院議員として活動してきたこと、また、内閣府参与、拉致問題担当大臣として国政に携わってきた、そのことを有権者がどう判断するのか。

 特に、拉致問題には深く関わってきたため、この選挙結果を北朝鮮の連中は注視しているだろう。

 私は久しぶりに寝坊をさせてもらい、午後から「荒れ放題」の自分の事務所のお掃除をして投票所に出向いた。近所の小学校の前にある東京地方区のポスター掲示板の前には、数人の人が立っている。

 おいおい、良識の府である参議院議員まで「見た目」かい。確かに、選挙は中身じゃない!見栄えだ!ということは、業界?で語り継がれている。とは言っても、投票数分前にポスターで選ぶという投票行動は、あまりに情けない。せめて、選挙公報、ネットなどで主張を見ていただきたいものだ。

 まずは、東京選挙区である。小倉淳氏(元日本テレビアナウサー)が日本維新の会から立候補されている。好き嫌い等、個人的な感情は別にして、組織人としては党公認候補を応援しなければならない。実は、政治の世界では、ここを勘違いしている輩が多すぎるのだ。

 つまり政策論争の結果「ダメだ」ではなく、「あいつは生意気だ」だの、「気に入らない」等と言うことが、公党の政治家の間でも、大きな選択枝なのだ。組織人としての経験が希薄な候補や現職が多い党の場合、この傾向は顕著である。地元選挙区支部長としては、このことを心してかからなければいけないと思っている。

 さて、四谷の事務所に入るとテレビカメラがところ狭しと並んでいる。まだ、投票終了までに1時間近くある。報道陣とバンザイのタイミング、カメラの位置などを打ち合わせ、その時に備える。



 ただ、実は2日ほど前に親しいマスコミからは「開票と同時に当確を打つ予定です」と知らされていたので、私自身は、もう当選モードである。ただ、このことを選対に言うとダレてしまうので、今日まで内緒にしていた。

 午後8時、すぐさま別の候補の当確が画面に現れた。そして、数分後、スタッフから「TBS当確でました!」の声、事務所内には歓声が響き渡った。笑いをこらえながら私は「もうちょっと待ちましょう」と、冷静を装う。

 ほどなく「民放各社当確」の声。よ~っし!さっそく、万歳三唱をご主人、中山成彬代議士にお願いした。そして、ダルマの目入れ、謝辞と会を進めた。いや、よかった、よかった!!!!



 あとは、はたして何票を獲得するかだ。四谷事務所をあとにして、全日空ホテルに設けられた日本維新の会開票センターに向かった。開票センターに集まっていた石原代表以下幹部に、中山選対として謝辞を述べた。ついでに「品のない弁士を務めましてすみません」と、冗談半分で言ったところ、藤井孝男選対委員長から「誰も犬伏君に品を求めていないから大丈夫だ」と、妙なお褒めの言葉を頂戴した。



 さらに、地元大森スポーツセンターにある大田区開票所に立ち寄り、開票状況を確認し、自宅着深夜1時。家族が寝静まったリビングで、一人ビール、いえ、発泡酒で祝杯をあげた。

 やった~!!!よかった、よかった。さあ、呑むぜ!!!


いよいよ最終日!あっという間の17日間だった

2013-07-20 | Weblog
 選挙期間は、区・市議会議員選挙は7日間、都道府県議会議員選挙が9日間、衆議院が12日、参議院が最も長く17日間である。自分自身の衆議院選挙12日間は、本当に長く精神的にも肉体的にも厳しく限界だったが、今回の17日間は、様々な問題はあったものの、結構楽しく戦ってこれたと思う。

 昨日発生した大問題!それは、ビラがない、というものだった。参議院選挙では25万枚のビラが認められているのだが、もはや東京には在庫がない。最終日に配り物がないのは嘆かわしい。全国の「個人演説会場」に配布したビラの残存部数の確認を事務方に依頼すると、各地から900枚近くのビラが「発掘」された。これで大丈夫!が、大阪などのビラは宅配便で間に合うが、宮崎にあるビラは宅配便では間に合わない。(通常、翌々日着)

 そこで、旅行会社当時の記憶を基に、日通航空宮崎支店に問い合わせたところ、18時20分までに宮崎空港に荷物を持ち込めば、羽田で22時すぎに受け取れ、料金は1800円余りだという。さっそく手配をして、今朝7時に羽田空港に出向いて受けとった。全国比例の選挙では、このように物流(ロジステイックス)も大変重要である。

 最終日の日程は、大票田である都内の練り歩きを中心に計画をした。ただ、ターミナル駅などは各陣営が集中するので、はたして予定通り行くのかどうか、いささか心配だった。公職選挙法により20時以降は街頭演説ができないので、20時ギリギリまでの遊説日程を組んだのだが、思わぬ伏兵が潜んでいたのだ。

  「選対本部長」の肩書を持つ、候補者のご主人である中山成彬代議士が、朝一番「今日は6時でやめて四谷の事務所で打ち上げをするから…」と言いだしたのだ。妻である候補者の疲労を心配してのことだろうが、選挙日程は様々な調整のうえで決定し、ネットを見て予定に沿って集まって下さる方もいるので、突然の変更は困惑してしまう。その旨をお話して結局は当初予定通りの日程に戻ってホッとした。

 土曜日の朝8時からの名前の連呼は、顰蹙をかっても票にはならない。そこで8時から9時の1時間だけ、地元蒲田駅の東西で街頭演説を行った。(候補者はいない)

 その後、今日の一番目は新築された歌舞伎座前である。11時から公演が始まるので、10時から辻立ちをすることにした。ただし、マイクを使うとこれまた、TPOをわきまえないとの批判が出るので、握手と肉声だけだったが、歌舞伎座の客層と、候補者のプロフィールが一致したのか、反応は上々だった。



 ここから、次は巣鴨とげぬき地蔵へと向かう。こちらも大人気で、500mぐらいの商店街を抜けるのに1時間近くかかってしまい、次の街宣場所であるコレド日本橋をパスせざるを得なかった。



 昼食弁当を車内で口にほうりこんで、銀座4丁目の党の街宣に合流した。ここでは山田宏、中田宏両代議士とともに平沼赳夫国会議員団代表の姿もあった。旧たちあがれ日本時代からご指導を頂き、懇意にして頂いている平沼代表の姿を拝見すると「ホッと」安心感がわきあがる。城主のいない城に主が戻った安心感、という感覚だろうか。



 そして、旧たちあげれ時代からの慣例「男はクールビズなどダメ!夏でも背広にネクタイ」との原則をまもっていたのは、平沼代表と私、さらに、かけはし塾(たちあがれ日本の政治塾)の卒塾生だけだった。維新の都議からは「いぬぶしさん、そういうの止めましょうよ」と言われたが、真正保守の誇りとして、「街頭演説は背広にネクタイ」のスタイルを変えるつもりはない。



 銀座で嬉しかったことは、見知らぬ女性から私に「喉気をつけて下さい!」と、喉あめ等の差し入れがあったことだ。きっと、この品のないブログを見て、お持ち下さったのだおるが、本当にありがたい。

 銀座を後にして、六本木ミッドタウン、表参道、渋谷、東京駅KITTE(旧中央郵便局)、ルミネ(旧マリオン)前と車をすすめた。打ち上げは、同じ有楽町のITOCIA前を予定していたが、他党が朝8時からよる8時まで「押さえ」ているようで、急きょ変更したのだが、公共の道路上を12時間も「押さえる」という、自分勝手な感覚には公党としてどうなのだろうか、と疑問符である。







 長いようで短かった17日間の締めくくり、ルミネ前で、中山成彬代議士、中山恭子候補とともに私も「最後のお訴え」をさせて頂いたが、あまりに熱が入りすぎて、ボランンテイアさんやウグイスから「誰の選挙だかわからない」と言われてしまった。すみません!


 17日間の選挙戦は、日本中の善意に支えられて終わることができた。そして、ぶつかり合いながらも、一緒に選挙戦を運営してきた中山恭子事務所のスタッフ。私自身が4月16日からの選挙戦「参戦」と出遅れたこと、スタッフで最年少!(政策秘書を除く)ということもあり、何かと「生意気」で不行き届きな点もあったろうと思うが、結果としては、年長スタッフに支えて頂きながら終わることができた。

 大変だったけれど、楽しい経験と、多くの新たな出会いを得ることができた今回の参議院選挙。中山恭子候補、御主人の成彬代議士、事務所スタッフ、ボランテイアの方々に、感謝、感謝である。また、特筆すべきは、この長い選挙戦の東京発着(宮崎にも1台ある)の宣伝車の運転を、たった1人で引き受けてくれた天目石要一前・武蔵村山市議の存在である。彼の努力がなければ宣伝車を17日間まわすことが出来なかっただろうと、これまた感謝である。

 若いスタッフがいない中山恭子事務所の補完勢力として、片山虎之助事務所のスレンダー美人秘書さんを含む秘書軍団、今村洋史代議士の秘書さんたち、中山成彬事務所の美人美男秘書さん、私の事務所のボランテイアスタッフにも大変助けてもらった。

 城主(私)が、よその城(中山恭子事務所)に出かけて、不在がちな数ケ月、城を護ってくれていた私の事務所の秘書(美人と書かないと怒られる)さんにも頭があがらない。最終日には、ウグイス役も務め、プロのウグイスさんから「ウチに来ない?」とスカウトされていた。行くなよ!

 土地勘のない街宣では、保守系の区議、市議さん、6月の都議選で落選した候補者の方々にもナビ兼弁士として助けて頂いた。こうして見ると、選挙というのは、無償の支援と、それに対する感謝の念で成り立っていることを痛感する。その意味では、僭越ながら議員バッチは、その戦った仲間すべての産物であり、有権者からの預かり物と言えるだろう。

 あとは、明日の開票日。北朝鮮が驚くような得票で当選されることを期待したい。

 ダルマの墨汁と筆は用意済み!お時間のある方は、明日20時以降四谷事務所にお越し願いたい。(新宿区四谷2-13-7 遠藤ビル3階 1階はそばやさん、お隣は第一勧業信用組合本店)


 

さてさて成積はいかに?沼田から新宿まで

2013-07-19 | Weblog
 参議院全国比例の選挙は、実に怖い。「ウソがつけない」のだ。例えば衆議院選挙で、支援者の方が「必死にやったよ」と言われれば、それを信ずるしかない。同一選挙管理委員会なので、本当にやって下さったのか、口先だけなのか実証できないのだ。

 同様に、都道府県議会選挙も同じだ。支援者や傘下の市区町村議員が「センセイのために全力で…」などと言っても、わからない。彼がどれくらい頑張ったのか?

 ところが、参議院全国比例だけは数字で頑張りがバレてしまうから困る。ウソをつけないのだ。例えば、選対のメンバーが「○○市の某団体が全面的にセンセイを支援することになりました」なんて報告を持ってくる。

 全国比例の開票結果は、市区町ごとに候補者が何票獲得したか、一覧表で明確にわかる仕組みなのだ。したがって、はったりやウソは、すぐさまバレてしまうのだ。

 大田区はどうか?すみません!本人が全国を飛び回っていたため、ほとんど中山恭子候補の応援ができていない。以前、航空自衛隊出身の参議院候補者を一生懸命応援していた時、大田区では都内で二番目に多い票が出て1500票だった。したがって、今回は大田区で中山恭子と書かれた票が1500票以上でれば、取りあえずは安堵なのだが…大田区のみなさん、頼んまっせ!



 さて、言い訳はこれぐらいにして、本日の日程紹介をしよう。朝6時前に家を出て、一路新幹線と在来線を乗りついで群馬県沼田駅に午前8時33分についた。宣伝カーは、もう少し早くついていて、駅で合流した。

 今日は朝9時半から、沼田市役所前で街頭演説会を行うために出向いてきたのだ。はたして人口5万人余りのこの街で、何人が聴きにきて下さるのか。約1時間、ウグイスがいない宣伝カー(出発が早いため)で、カラス役(男性ウグイスのこと)として、9時半からの演説会を広報した。はたして何人か?企業秘密であるので公開できない…

 ただ、副市長さん、議長さん、県立高校同窓会会長さん等、有力者の方々が駆け付けてくださったので、実際の聴衆の数ではないご支援があるのだろう。

 演説終了後の10時には、現場を離れ東京に向かう。14時半からの二子多摩川へ向かわねばならないからだ。ところが宣伝カーは間にあったのだが、候補者の車が間に合わない。次の成城学園駅前も候補者不在の街宣になった。現場で対応して頂いた花輪前都議には、御迷惑をおかけしてしまった。



 そして、高円寺、阿佐がケ谷とすすみ、最後は新宿アルタ前である。金曜日の夕暮れ時、街は若者であふれている。そこで、中山成彬代議士、恭子候補が必死に訴える。立ち止まる人はほとんどが中年以上。若い人の関心が低いのが残念である。

 いよいよ、残り1日。みなさん、どうかよろしく!