いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

参勤交代ならぬ大阪初入城@維新の会本部

2012-12-26 | Weblog
 今日は、日本維新の会本部(大阪市心斎橋)に呼ばれた。落選候補者全員に書面が来て「本人の参加を」と書かれていた。残務整理も多数残っていたが、「本人」の件になんとか都合をつけてむかった。

 ちなみに、維新の会東京都本部(旧太陽の党本部)事務局に確認すると、会合のあること自体を知らなかった。急ごしらえとはいえ、情報の共有化が求められる。

 会合の開始は午後6時とある。終電の新幹線に乗るためには、8時には出なければならない。会合が延びれば無理。念のため、党本部に近い激安ホテルを予約した。ただでさえ金欠病の落選候補者には、新幹線代、宿泊費の負担は痛い。旧たちあがれ日本の支部長会議は、遠方の参加者には、当然のように交通費が支給されていたのが懐かしい。

 会合では、前方に松井幹事長ら日本維新の会執行部がならび、対面して我々落選議員候補が並ぶ。最前列、つまり執行部と極めて近い席は空いている。「みんな、せっかくだから最前列に行こう」と、いやがる旧太陽党出身の候補者を連れて最前列に着席。

 まずは松井幹事長から次のような趣旨の説明があった。

1.旧維新の候補者から預かった100万円の広報費は返却しない。収支明細は後日配布する。

2.旧維新の候補者が自己負担していた比例区の供託金300万円は、1月にはいったら党で支払い返金する。小選挙区分300万円は自己負担。

3.出身母体により不公平があるかもしれないが、選挙は不公平、不平等なものだ。

4.各選挙区支部長は、12月16日をもって解任、支部は解散とする。

 遅参した橋下徹共同代表は、次のように述べた。

1.党として出来ることはこの程度である。党で出来ることはこれまで。この後は個人でいかに伸ばせるかだ。チャレンジしていきたい方とは一緒にやっていきたい。選挙で至らなかった店は、率直にお詫びをする。

2.自立する個人、政治家個人の力を蓄えて欲しい。

3.比例名簿に透明性を、との声があるが、今後も透明性を持たせることはしないし、不公平があって当然である。

 その後、会場の落選候補からの質問に答える形ですすめられた。

橋下:個人の活動費は払わない。確実に議席は欲しければ自民党や民主党へ移ったほうがいい。どんどん公認は変えていく。納得できなければ、やめればいい。普通の集団とはやりたくない。

政治家を職業として考えるから、落選したら党から活動費、という感覚になる。自分のことは自分で出来ない人は政治を志さないほうがいい。

前都議の候補:私は270件の新年会に出るが、支部長の名刺がないと回りにくい。

私:その通りだ。新年会を政治家が回ることは、あまり好きではないが、暫定的に1月だけ支部長名で回らせて欲しい。

橋下:1000名の新年会に出るのか?国政選挙に新年会なんか関係ない。僕らは1件も出ないですよ。もっと、アグレッシブなエネルギーを感じたかった。不満足な会合だ。

(ここで、松井幹事長と橋下共同代表が打ち合わせ。)

松井:只今、代表の承諾を得たので「国政対策委員」という名義の使用を許可する。なお、支部長については2月を目途に決定する。

橋下:このままでは参議院選挙は勝てない。自民党は個人商店、維新の会は組織政党としてやっていく。個人の票のほうが、比例票より少ないうちは、アーダコーダ言わないことだ。

 約2時間で会合は、終わり、その後はお祭り男いぬぶしが近所の居酒屋に席を予約し、一人釣り、二人釣り、と結局20名近い大宴会を開催した。

 すみません!ビールもう一杯!


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1 コメント

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Unknown (黒澤)
2013-01-05 08:29:52
内情は勝手に予想してた通り。ただ、党の方針に自分を封印することもあれば、生活もかかっている訳ですよね。金がかからないもの。せめて称号やステータスくらいは与えるべきだと思います。
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