いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

決算特別委員会 総括質疑 ①

2007-09-28 | Weblog
 本日から平成18年度決算特別委員会が始まった。これは、やっとまとまった平成18年度決算につき、議員が審査(単に質問するだけ)して認定するというものだ。ただ、決算書はりっぱに製本されているし、区長与党を自認する自民17名、公明12名、民主7名合計36名は賛成が確実あので、決算が認定されないことはない。その意味ではセレモニーと言えるかもしれない。

 初日は、交渉会派(所属議員3名以上)による総括質疑が行われる。本来、代表質問や総括質疑というものは「長」の理念や政策、方向性につき問うものであるが、最近は「細かい数字」まで、ここで聞くものだから、区長や教育長ではなく、部長が答弁することが多い。議員の勘違いであろう。聞く場が違う。

 さて、私の総括質疑は以下のようなものだ。

区長になられて5ケ月がたった。お役人の中には、区長が変わっても粛々と職務をこなす人間、自らの保身と昇任のためすりよってくる人間、よこしまな思いをもってくる人間、と様々な人々がいる。そのなかから、何が真実かを見極める必要があるし、民間出身を標榜されるなら、お役人にコントロールされる区長にならないで欲しい。石原都知事はなんだかんだ言っても、お役人からみれば「おもちゃ」を与えて適当にあしらっているようだ。今の「おもちゃ」はオリンピックだ。どうか、区役所で裸の王様にならないよう。

私:区長は宇都宮徳馬代議士の秘書をされていた。ハト派の代議士だ。また、過日おこなわれた、ある方の叙勲パーテイでは、20人近い登壇者の中で、ただ一人壇上の国旗に敬礼をされなかった。国家観をうかがいたい。

区長:壇上の敬礼については、したつもりである。国家は守るべきもの、人々の生活の基本であると思っている。

私:前期の議会で、区施設に祝日に国旗を掲揚すべき、との質問に掲揚するとの答弁があり、実際掲揚されていたが、最近は掲揚されていない。方針が変わったのか。

部長:何も変わっていない。(じゃあ忘れるな!)

私:松原区長が当選し、小松助役が落選し、一番喜んでいるのは勿論ご本人だろうが、次に喜んでいるのは特別区職員組合連合会(特区連)だろう。小松助役の大きな功績に、通称「ワタリ」の廃止がある。これは、区役所に入庁後ある一定の期間が過ぎて管理職になれない者(ならない者)に対し、「区政の功労があった」として、係長級の等級給与に昇格させるものだ。責任はないが、給与はあがるので多くの職員が管理職試験を受けなかった。これを果敢にも廃止したのが小松さんだ。この結果、23区では何百億もの人件費が助かったはずだ。本年で経過措置が終わるが、このワタリ廃止による削減効果はいくらあるか。

部長:170名4200万円程度である。

私:平成17年から比較して、18年度は残業代が10%以上削減されている。私が議員になった頃は12億円程度あったので、そのころから比べると半額程度になった。これは前政権と職員の協力の成果だ。ところが、最近区役所内に「残業は全部つける」というおふれが出て、前政権のキャッチだった「適正化」という言葉の使用が「タブー視」されていると聞く。残業は意識の問題が多い。午前中は適当にさぼって、午後から少し仕事して、残った分を残業して終わらす、という構図もなりたつ。指揮命令ではなく、残業をしない意識改革が必要だ。どう考えるか。

部長:今後も適正な服務管理を行う。

 長くなるので、続きは明日‥



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