いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

あれ、大変だ!航空自衛隊に飛行機がない~?

2005-06-24 | Weblog
 例年のことだが、本日から5日間、航空自衛隊予備自衛官招集訓練に参加する。これは、有事に際して、現職自衛官だけでは不足するため、自衛隊OBを年間5日間訓練をするもので、航空自衛隊には800名の予備自衛官が在籍している。なお、陸上自衛隊に限り、OB以外からの採用である、予備自衛官補、技能公募予備自衛官、また、現職自衛官と同等の訓練をする即応予備自衛官がある。

 陸上自衛隊 予備自衛官 46000名 即応予備 7700名 予備自補 680名
 海上自衛隊 予備自衛官  1100名 航空自衛隊 予備自衛官 800名

 さて、私の所属部隊は、東京都府中市に所在する、防空指揮群である。防衛庁長官名の訓練招集命令書では、本日8時までに出頭せよ、とのこと。大田区を午前6時に出発した。基地内には、私専用の衣装ケースがあり、ここに、制服、作業服、編上靴(へんじょうか、と読む)がはいっている。ここで制服に着替え、人事科へ行き、司令に申告をする。

 その後、官用車で埼玉県入間市にある、中部航空方面隊司令部に向かい、入間地区、百里地区(茨城県)などの予備自衛官と合流して、石川県小松基地にある、第六航空団に輸送機で向かう、はずだった。

 ところが、である。配布された一般命令書によれば、往復とも、バスで陸路の移動だと書いてある。一同驚きを隠せない。なにしろ、入間は輸送航空団もある、航空輸送のメッカでもある。そこから、バスだ?自衛隊生徒時代の同期生である訓練担当者の説明によれば「海外派遣などにより航空機の調整がつかない」。ほんとかいな。

 だとしたら、それこそ問題だ。たかだか、30名の隊員を1時間かけて輸送する余力すら、航空自衛隊は保持していないことになってしまう。まあ、本音のところは、現職でさえ予算がないのに、役にたつかどうかわからない予備自衛官に輸送機などまわせるか、ということだろう。なにしろ、滑走路からは、我々の小松基地行きバスを多数の輸送機が見送ってくれたのだから…

 入間発12時20分、小松基地着19時30分。自宅を出てから13時間の「移動訓練」だった。つかれたゾ~


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