いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

熱烈歓迎!国立空中大學、陳東園先生@放送大学

2012-08-12 | Weblog
 5月に大学院のゼミで、台湾にある国立空中大學を訪問したことはこの日記に書いた。日本の放送大学と同じく、台湾において誰でもいつでも、どこでも学べる国立大學として、空中大學がある。

 日本の放送大学は、放送法の関係で国立にはならずに、特殊法人放送大学学園という組織により運営されている、区分けでいえば「私立」なのに比べ、空中大學はれっきとした「国立大學」なのだ。

 さて、その訪問の際、空中大學では学長先生はじめ盛大な歓待を受けた。ただ、「遠隔授業」と「生涯学習」という共通項だけでこれほど、歓迎して頂けるのか、とおもうほどの凄さだった。

 その時の中心となられていたのが、人文系主任(日本では学部長だと思われる)である陳東園先生だった。気さくな飾らない物言い、流暢な日本語。放送大学の学生とは、すぐさま「旧友」のようになって頂いた。

 さんざん、台湾式乾杯(こちらの杯を全て飲み干して相手に返す)をやってホテルに帰れなくなった我々一団を、地下鉄でホテルまで送り届けて下さったのも陳先生だった。

 その陳先生が来日されるという情報が、大学院当時の教授先生から届いた。そこで、急きょ、本日ゼミを開催して陳先生にもゼミに加わって頂くことになった。教授より「夜間部特命担当」の指示を頂き、ウキウキして段取りを組んだ。


 放送大学天川ゼミは、恒例で昼の真面目なゼミが終わると、会場である神奈川学習センター(弘明寺)の近くにある「玄や」という居酒屋で、「玄やゼミ(又は夜間部)」なるものを開催している。

 この夜間部だけ出席する、という不届き者も私を筆頭に何名かいたが、この夜間部のおかげで、私は修士論文を投げ出さずに書き上げることが出来た、と感謝しているのだ。酒を飲みながら、論文執筆のグチを先輩に聴いて頂いたり、指導教員から叱責されたり、いい思い出であるし、修士終了後も出かけて行くのは、アカデミックで呑ん兵衛の良き師、仲間に会えるからに他ならない。

 さて、遠来の陳先生を「玄や」でいいのか、という議論もあったが、やはり我がゼミの恒例だから、ここにしようということになり、総勢18名での大歓迎会となった。放送大学神奈川学習センターの所長、事務長さんも参加して頂き、いや飲んだし、語ったし、おおいに盛り上がってしまった。

左が陳先生、右は天川晃先生
 同行された陳先生のアシスタントで、国立台湾大學大學院のマジメな学生さんは、オヤジ学生、OBのパワーに圧倒されていたようで可哀そうだった。

 参加のみなさん、お疲れ様でした。こんな楽しい学びの場、放送大学教養学部、大学院、開かれた大学。どうぞどなたでもお気軽に!