いよいよゼミ訪台団も最終日である。最終日には、ゼミ同期で東京都幹部職員のSさんが、ホテルフロントに訪ねてきた。彼は当初、全行程を同行する予定だったのだが、公務の関係で参加出来ず、昨日奥様と台湾入りされ、本日帰国するのだという。
昨晩、我々に合流すべくホテルに来たが、誰もいない。やむなく今朝挨拶に訪問したと。いやはや、すまんです!昨晩は突如の交流会で盛り上がり、ホテルに遅くまで戻れず。しかし、それにしても、なんとも義理堅い同期生である。
さて、本日は最終日なので、公式日程はなく、全員で台北の市内視察だ。まずは、忠烈祠の見学である。ここは、台湾の国立戦没者慰霊堂とでも言える施設だ。日本語が流暢なガイドさんは「台湾の靖国神社です」と説明したが、日本の日教組や共産党の観光団だったら大騒ぎになる説明だ。
さて、その「靖国神社」は、中正紀念堂と同様に、国軍が警護している。中正紀念堂とは若干違うスタイルの衛兵交代を見学した。中正は海軍だったが、こちらは陸軍が担当している。わが空軍は、やらないのだろうか?
国家の為に殉じた方々に、後世の国家、国民が責任を持ってお祀りすること、元首や国家に対して功のあった方を尊ぶこと等は、どこの国でも常識なのだが、「非常識国家」たる我が国だけが、そうではない。その異常な国家で、さらに「異常な政党」が政権を持ったものだからたまらない。益々、世界稀に見る「超異常」な国になり下がってしまった。嗚呼!
そして、故宮博物院研修である。そもそも私は、○○博物館、○○美術館などという所には、とんと縁がない極めて非文化的人種である。今朝お会いした、文化的見識高い同期のSさん等、昨日故宮博物院に行かれたそうだが、ご夫人と「4時間かけても見終わらなかった」と、残念がっておられた。
入口には、大陸から来たと思われる中国人の団体客が列を作っていた。敵対していながら、これほどの観光客が来るというのも、何か不思議な気持ちだ。台湾の方と、大陸の中国人、雰囲気が違うので大体見分けがつく。一般化するのは、マトモな中国人に無礼かもしれないが、でかい声を張り上げる、列を無視する、ゴミをちらかす、服装がだらしない、だいたいこんな感じが大陸の中国人の印象である。台湾の方々に、そんな人がいないかと言えば、そうでもないのかもしれないが、私の受けた「個人的な印象」はそうだ。
さて、その中国人が長い列を作っている展示室があった。我々訪台団は、時間がない(見学時間1時間半)ので、並ばないそうだ。ガイドさんの説明を聴きながら、館内を歩くが、磁器や出土品などの展示で、些かの興味もわかない。そこで、列を離れ、さきほどの中国人の列の後ろに並んでみた。「野次馬根性」というヤツだ。並ぶこと20分。なんてことはない、ヒスイ等宝石類の展示室だった。
結局、館内に1時間ぐらいは耐えていたが、つまらなくなって館外へ出て、ベンチに座って中国人や台湾人の行動見学に興じた。識者から見れば、なんてもったいないことをするのか、と叱られそうである。
食事をとって、台湾松山空港に到着。3日間バスに貼った「謝謝」のステッカーに、訪台団一同がサインをした。一枚を政治大学、一枚を空中大学に寄贈することにした。
いよいよ、帰国。たった3日間であったが、通常の観光旅行では味わえない様々な体験、出会いがあった。台湾各大学の皆さん、そして天川先生、交流協会の美人研究員さん、日本語のダジャレが秀悦なガイドさん、お世話になりました。
再見!
昨晩、我々に合流すべくホテルに来たが、誰もいない。やむなく今朝挨拶に訪問したと。いやはや、すまんです!昨晩は突如の交流会で盛り上がり、ホテルに遅くまで戻れず。しかし、それにしても、なんとも義理堅い同期生である。
さて、本日は最終日なので、公式日程はなく、全員で台北の市内視察だ。まずは、忠烈祠の見学である。ここは、台湾の国立戦没者慰霊堂とでも言える施設だ。日本語が流暢なガイドさんは「台湾の靖国神社です」と説明したが、日本の日教組や共産党の観光団だったら大騒ぎになる説明だ。
さて、その「靖国神社」は、中正紀念堂と同様に、国軍が警護している。中正紀念堂とは若干違うスタイルの衛兵交代を見学した。中正は海軍だったが、こちらは陸軍が担当している。わが空軍は、やらないのだろうか?
国家の為に殉じた方々に、後世の国家、国民が責任を持ってお祀りすること、元首や国家に対して功のあった方を尊ぶこと等は、どこの国でも常識なのだが、「非常識国家」たる我が国だけが、そうではない。その異常な国家で、さらに「異常な政党」が政権を持ったものだからたまらない。益々、世界稀に見る「超異常」な国になり下がってしまった。嗚呼!
そして、故宮博物院研修である。そもそも私は、○○博物館、○○美術館などという所には、とんと縁がない極めて非文化的人種である。今朝お会いした、文化的見識高い同期のSさん等、昨日故宮博物院に行かれたそうだが、ご夫人と「4時間かけても見終わらなかった」と、残念がっておられた。
入口には、大陸から来たと思われる中国人の団体客が列を作っていた。敵対していながら、これほどの観光客が来るというのも、何か不思議な気持ちだ。台湾の方と、大陸の中国人、雰囲気が違うので大体見分けがつく。一般化するのは、マトモな中国人に無礼かもしれないが、でかい声を張り上げる、列を無視する、ゴミをちらかす、服装がだらしない、だいたいこんな感じが大陸の中国人の印象である。台湾の方々に、そんな人がいないかと言えば、そうでもないのかもしれないが、私の受けた「個人的な印象」はそうだ。
さて、その中国人が長い列を作っている展示室があった。我々訪台団は、時間がない(見学時間1時間半)ので、並ばないそうだ。ガイドさんの説明を聴きながら、館内を歩くが、磁器や出土品などの展示で、些かの興味もわかない。そこで、列を離れ、さきほどの中国人の列の後ろに並んでみた。「野次馬根性」というヤツだ。並ぶこと20分。なんてことはない、ヒスイ等宝石類の展示室だった。
結局、館内に1時間ぐらいは耐えていたが、つまらなくなって館外へ出て、ベンチに座って中国人や台湾人の行動見学に興じた。識者から見れば、なんてもったいないことをするのか、と叱られそうである。
食事をとって、台湾松山空港に到着。3日間バスに貼った「謝謝」のステッカーに、訪台団一同がサインをした。一枚を政治大学、一枚を空中大学に寄贈することにした。
いよいよ、帰国。たった3日間であったが、通常の観光旅行では味わえない様々な体験、出会いがあった。台湾各大学の皆さん、そして天川先生、交流協会の美人研究員さん、日本語のダジャレが秀悦なガイドさん、お世話になりました。
再見!