いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

祝 談合情報通りの業者が落札@羽田中学校解体工事

2010-11-02 | Weblog
 入札改革を公約に掲げながら、まったく対策を取れない「民間出身」の松原忠義区長のもと、相変わらず「予定価格の99.50%」などという行政と議会をあざ笑う「官製」すら疑われる高率落札が続出している大田区で、また本日「談合情報」通りの業者が落札した。

 これは、大田区立羽田中学校解体工事の入札だ。この学校は建築工事入札から「如何わしさ」がついてまわった。区内建設業界内で「落札予定業者(チャンピオン)」とされていた共同企業体(JV)に対し、「掟破り」のグループが落札してしまったのだ。

 ところが、冠企業(共同企業体の代表会社)の「掟破り」にビックリしたのか、構成企業の1社が「大田区との契約辞退」を申し出る、という奇行に出たのだ。契約をとりたいから応札したはずなのに、落札したら辞退、とはまったく理屈がつかない。

 唯一の理屈があるとすれば、ここで業界内の掟を破って、次回以降「仲間はずれにされては大変」ということぐらいだろう。困った大田区は、少しばから条件を変更して再入札。めでたく「当初予定の業者」が落札したのだった。

 さて、そこで、本日の解体工事である。先の第3回定例議会において公式の場(議場)において、「この入札は談合である」との発言を行っていた。

 ところが、昨日の産経新聞の報道によれば、所管経理管財課長は「談合情報は把握していない」と、寝ぼけたことをおっしゃる。なんだい、あんたも一味か、との嫌味も言いたくなる暢気な対応である。

 そして、本日10時に行われた入札では、私が持っていた談合情報どおりの共同企業体が落札した。

 ただし、区予定価格の99%などという「どんんぴしゃ」の金額では益々「談合」を疑われるからだろうか、大田区予定価格の84.2%と、区内業者にしては珍しく低率の落札率だった。まあ、これとて、事前に「お役人」が予定価格を「高め」に設定しておけば、なんてことはないことだが‥そこまで疑ってはいけないだろうか。

  談合情報どおりの業者が落札すると、経理管財課長の対応は少し変わった。「確実な談合情報なら調査を検討したい」だとさ。区議会議員が議会で「談合あり」と発言しても「調査しない」お役人ってなんだろうか。「仲間」かと勘違いするしてしまう。まあ、安かろうが高かろうが所詮ヒトゴトだ。こんなお役人と行政では、いくら税金を増額しても足らない。

 日本全国の公務員350万人、その人件費(退職金、年金含む)は、年間35兆円。我が国の国税収入は、年間37兆円。騙されちゃいけないよ!議会も国民も!!!!!!

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