西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

年寄りに冷や水

2008-03-27 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育

世に「年寄りの冷や水」という言葉がある。

辞書では「老人が冷水を浴びるような、高齢に不相応な危ない行為や差し出がましい振る舞いをするのを、警告したり冷やかしたりしていう言葉。」となっている。老人らしからぬ行動、言動をとがめて言う言葉のようだが、しかし、現代的には、老人は好々爺であるよりも「えー」と思わせるような元気なことをしたり言ったりすることこそ、長生きの元ではないだろうか。

それはさておき、ここでの表題は「年寄りに冷や水」であって、「の」が「に」に変わっている。これは、「年寄りに冷や水を飲ませたほうが良い」ということらしい。高齢者の三大死因は、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患である。まあ悪性新生物(癌)が一位であるが、他の二つは血液の状況にも依存する死因である。ビールを500ccを飲むと、550ccの尿が出ると言う。ビールには利尿作用があるからだ。だとすると、夜ビールを飲んだから水分を補給したとの考えは間違いで、水を補給しておかねばならないということだ。何故なら、血液に水分が不足すると「どろどろ」となって、心疾患、脳血管疾患に通じるからだ。

昔、和風旅館では枕元に水差しとコップが置かれていたが、これは風呂(温泉)に入って汗を出したり、ビールを飲んでトイレに行ったりして、そのまま寝てしまうと血液が「どろどろ」になって拙いからだった。

それを今朝の5時台のNHKラジオで聞いたので「そうだな」と思い、早速、実行し始めた。皆さんは如何ですか。

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