西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

有名人もただの人ー田園調布居住ー

2007-08-25 | 地域居住学
東京都大田区田園調布(広義)には、いわゆる有名人が多く住んでいる。政治家では鳩山由紀夫、石原慎太郎、プロ野球関係で長嶋茂雄、野村克也、張本勲、作家では、曽野綾子・三浦朱門等々、ウキペディア百科でも20数人があがっている。私も前に来た時に鳩山由紀夫氏が民主党党首かなにかで警察がVIP警備で「小屋」を造っているのを目撃したし、今回は長嶋茂雄邸、曽野綾子・三浦朱門邸等を見た。
でも、ここの自治会である「田園調布会」(加入率68%ほど)の会長さんは、ご自身も超有名画家であった小糸源太郎の娘であるのだが、「ここでは世間でどんなに超有名でもただの人だ」と言われるのだ。この意味は、「有名をかさにきて皆で決めたことをごり押しして破ろうとしても駄目なものは駄目ということだ」とのことだった。まあ、地域居住のルールとしては当然と言えば当然だろう。別に、秋などに並木の銀杏が葉や実を落とす時、住民総出で掃除をするらしいが、超有名人が尻を端折って黙々と作業している姿は微笑ましい、と「田園調布会」の別の理事さんが言っていた。(写真は、長嶋茂雄邸、表札はない)

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