西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

何故、食い物の話題は長続きするのか

2005-10-28 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日、バスの中で横に座った二人の女子学生が、食い物の話を尽きずにしていた。聞くともなく聞こえているので聞いていた。「夕べお母さんが料理つくっておくから、と言ったので色々振り切って早々に帰ったのに未だ炊飯器のスイッチも入っておらず、お母さんも何処に行ったか不明、仕方なくコンビニで大量に買って食べた。やがてお母さんが何かの用事で外で食事済ませて帰ってきた。文句を言ったが、結局、兄ちゃんにメールで知らせといて、と言っていたのに忘れたため自分は一人取り残された・・」「私は、おでんは好きだがカレーライスは嫌い、でもカレーうどんは好き、これってどういうことかな。ご飯と一緒なのが嫌なのかな・・」延々と続く。やはり、日本は雑食性で何でも食べているので、皆違いがあり、話題に事欠かないのかな、と思った。それが、逆に北欧ではコレクティブハウスで炊事当番が出来るが、日本ではやりにくい理由でもあるだろう、と思った。

住宅計画Ⅱ講義要約3-住宅の集合と住み方、コーポラティブ住宅例

2005-10-28 | 地域居住学
1週飛んだので、前回の復習を喋りつつ、戸建ての集合単位としての「向こう三軒両隣り」、20戸位の通りの単位等について説明、次に集合住宅の階段室型と廊下型の「つきあい」の違い、「上下二軒両隣り」になる理由の説明をした。
引き続き、集合住宅の最近例として、コーポラティブ住宅、コレクティブ住宅についてふれた。コーポラティブとしては、私自身が体験し、一部住んでいる奈良・高の原の「つなね」の例について話した。いわば4年間の「住宅大学」の体験。4点ほどのコーポラティブ住宅の特徴(個々の間取り等デザインの自由性、中間開発費排除による経済性(結局、普通マンションと似た価格になるが、質が向上)、事前のコミュニティ形成、外に開かれた住まい・・)を述べ、つくる過程のドラマとして、「陣取り合戦」、「共木、個木の決定(柿に楠 けや木にコブシ かきくけこ)」等も説明し、少しは「受けた」かな。来週は、図面で補足することにした。