西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

高槻の生活空間批評(1)JR北駅前

2005-10-17 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
高槻に半年通った。その通勤途上で生活空間について感じたことを色々と述べておきたい。大都市郊外の都市(高槻は大阪府下では、人口順で大阪、堺、東大阪、枚方、豊中に次ぐ第六の都市で、人口36万人近くの中核都市である)では、何処にでも見られる問題と高槻独自の問題があるだろう。いづれにしろ、カテゴリーとしては「高槻の思い出」と「地域居住学」になるだろう。JR高槻駅は、ホームから階段(エレベーターもあり)を上がって改札口にいたる。改札口は、ほぼ東北に向いているが、出ると左右に行けるようになっている。右に行くと、阪急・高槻駅の方に行き、左に行くと「高槻駅北」で、「バス・ターミナル」や「タクシー乗り場」になっている。その間、改札口近くには色々な店が配置されている。何時頃、こうなったか調べたい。
大学(平安女学院大学)に行くには、その「バス・ターミナル」に行って、平安女学院大学行きか、関西大学行きに乗れば良い。改札口から「高槻北」のバス・ターミナルに向かおう。駅を「北」に出ると正面が駅前であるが、残念ながら町の様子が分かるようにはなっていない。屋根が低くかかっているので見通しが悪いわけだ。駅前の計画の要諦の一つは、恐らく駅から出てきた時に駅前、町の様子がパッと分かることだろう。その点で高槻駅北口は上手くいっていないと言うべきだろう。バス・ターミナル、タクシー乗り場に行くには階段を下りる。階段の上には、高槻駅周辺の地図と高槻市域の地図の二つがあって便利だ。

小泉さんの靖国神社参拝

2005-10-17 | 時論、雑感
「やっぱり」と思った。総選挙で「馬鹿勝ち」したので、いずれは、と予想していたが、郵政民営化法も通ったので、頃合いとみたのであろう。小泉さんの頑固な性格から何時かは靖国神社参拝に行くと思っていたが、それが今日だった。これで又、中国や韓国、アジアの国々から「ブーイング」だろう。困ったものだ。
こうなると、次は「憲法」に本当に手を付けるのではないか。まさか、と思うことでも一旦言い出すと、その通りにやってきた実績から、その積りで対処しなければなるまい。恐らく、今も言われているが、素人の耳にも入りやすい「アメリカから押し付けられた憲法を自主的に改正して何が悪い」ということで押してくるだろう。靖国行きも「何故、中国や韓国に指図されないといけないのか」といった言わばどちらも「民族意識」に訴える手法である。
ここは、冷静に粘り強く、しかし俊敏に対応する必要がある。あの頑固さだと来年の任期でやめると言っているのは本当として、それまでが一つの勝負だ。