後期学期(平女では秋学期と称す)が始まっている。私は1回生の「生活環境学フィールドワーク」を複数の教員で担当し、その前半は、学生達に「間伐材」で大学キャンパスに置いたら良いと思うものをグループで作ってもらうことである。高槻市役所の林業担当のOさんと高槻の林業組合の協力を得ている。今日は、Oさんの講義と学生達に「間伐材利用デザイン」案を出してもらうことだった。
最初に、学科主任のM教授が趣旨を説明し、Oさんを紹介した。Oさんの講義の前に私は一寸、取り組む意義に関し、私と森林の関係を述べた。最初に調査研究を発表したのは、奈良県の十津川村の林道開発の問題だったこと、最近ノルウエーやイギリスに行って、又福知山に行って、森林の意義、意味を改めて考えたことを述べた。Oさんは農学部の林学のご出身、長年、高槻の森、林にかかわってこられた。1965年頃に、以前は大阪のため薪炭を雑木林をベースに生産していたのを杉、檜の人工林に変えるのを指導し、丁度40年、柱等にするのに良い時期に入っているのに価格が安くて(1㎥4千円ほど)切るに切れない状態だと言う。私はO さんの格調高い話を、(1)経済材供給の意義、(2)炭酸ガス吸収=地球環境保全の意義、(3)保水力の涵養=洪水の防止、(4)目に優しい、いやし と黒板に書いてみた。他に他の草や動物達の生物多様性の中心という意味や環境教育の重要な空間という意味もあると後で思った。学生達の体を動かして得る認識は、この場合、正に環境教育に当たると思う。後で彼女等のデザイン案を見たら、ベンチやゴミ箱といった、まあ考えるだろうな、と思うものが主だったが実地に現地を見学し、体を動かして作っていく来週からが楽しみだ。
最初に、学科主任のM教授が趣旨を説明し、Oさんを紹介した。Oさんの講義の前に私は一寸、取り組む意義に関し、私と森林の関係を述べた。最初に調査研究を発表したのは、奈良県の十津川村の林道開発の問題だったこと、最近ノルウエーやイギリスに行って、又福知山に行って、森林の意義、意味を改めて考えたことを述べた。Oさんは農学部の林学のご出身、長年、高槻の森、林にかかわってこられた。1965年頃に、以前は大阪のため薪炭を雑木林をベースに生産していたのを杉、檜の人工林に変えるのを指導し、丁度40年、柱等にするのに良い時期に入っているのに価格が安くて(1㎥4千円ほど)切るに切れない状態だと言う。私はO さんの格調高い話を、(1)経済材供給の意義、(2)炭酸ガス吸収=地球環境保全の意義、(3)保水力の涵養=洪水の防止、(4)目に優しい、いやし と黒板に書いてみた。他に他の草や動物達の生物多様性の中心という意味や環境教育の重要な空間という意味もあると後で思った。学生達の体を動かして得る認識は、この場合、正に環境教育に当たると思う。後で彼女等のデザイン案を見たら、ベンチやゴミ箱といった、まあ考えるだろうな、と思うものが主だったが実地に現地を見学し、体を動かして作っていく来週からが楽しみだ。