西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

住宅計画Ⅱ講義要約3-住宅の集合と住み方、コーポラティブ住宅例

2005-10-28 | 地域居住学
1週飛んだので、前回の復習を喋りつつ、戸建ての集合単位としての「向こう三軒両隣り」、20戸位の通りの単位等について説明、次に集合住宅の階段室型と廊下型の「つきあい」の違い、「上下二軒両隣り」になる理由の説明をした。
引き続き、集合住宅の最近例として、コーポラティブ住宅、コレクティブ住宅についてふれた。コーポラティブとしては、私自身が体験し、一部住んでいる奈良・高の原の「つなね」の例について話した。いわば4年間の「住宅大学」の体験。4点ほどのコーポラティブ住宅の特徴(個々の間取り等デザインの自由性、中間開発費排除による経済性(結局、普通マンションと似た価格になるが、質が向上)、事前のコミュニティ形成、外に開かれた住まい・・)を述べ、つくる過程のドラマとして、「陣取り合戦」、「共木、個木の決定(柿に楠 けや木にコブシ かきくけこ)」等も説明し、少しは「受けた」かな。来週は、図面で補足することにした。

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