定期観測から
1.地下水に関するデータは、81本中46本が上昇した。東海の井戸は、17本中11本、紀伊半島の井戸は、21本中9本が上昇した。関東基準井戸は、5本中2本、四国の井戸は、26本中18本、関西基準井戸は、11本中6本が上昇した。
2.天気図は、気圧の谷が能登半島から若狭湾、広島、大分、長崎に抜ける1本がある。太平洋東海上に寒冷前線がある。高気圧は1030気圧、低気圧に990気圧があり、日本付近で40気圧差の状態になっている。
3.宇宙天気図は、Cクラスのフレアが発生し、太陽風は450キロから490キロに推移、フレアの活動は活発な状態になっている。コロナホールの発生観測はない。10日に発生したCMEの影響で、太陽風に変化は起きた。地磁気の活動もやや活発な状態になっている。
4.雲の方位、焼けの状態は、江別、今別、成田、新潟、姫路、福岡、八女、別府、大分で観測された。M4前後の状態である。
5.結論
①地下水変化、気圧差、フレアの活発でM6クラスの地震は起きてもおかしくない。変化次第でのM7クラスの状態であり、24日の大潮に向けた動きになっている。
②国内も活発化している。京都南部、新潟県中越沖など震源の変化が起きている。現状はM5クラス震度4以内の展開である。今後の変化には警戒である。