埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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盛り上がりを欠いた今回の選挙

2014-12-17 15:09:42 | Weblog

寒いけれども、静かな日曜日、去る14日は衆議院議員選挙投票日。大儀無き選挙と言われ、盛り上がりの無い選挙だという感じでした。投票率が52.66%と戦後最低となる有権者の関心の低さを反映した選挙との報道はTV朝日でした。東北地方は大雪で投票どころでないと言う有権者もいて、気の毒でした。

 最近は便利で8時を過ぎると次々に出口調査の結果で当選確実が発表され、最終的に自民291公明35の自公で326議席を取り、先に政治と金の問題で国会では追及され、辞任した、松島・小渕の女性2閣僚の禊ぎも終わった感じです。一方、民主党党首海江田万里氏は落選し責任を取って辞任、渡辺喜美氏、石原慎太郎氏、藤井孝男氏、山田宏氏らは共に落選しました。出口調査も今回は1人訂正する始末でした。

 私は元来自民党なので、本来なら喜ぶべき所でしょうが、こんなに大差が付き一党他弱の状態になり、戦後最低の投票率と聞くと、消費税を先延ばししただけで良いのか心配になりました。一方で一票の格差問題で、2つの弁護士グループが全選挙区で「選挙区間で投票の価値が異なるのは憲法違反だ」と衆院選では初めて全国14の高裁と支部に選挙無効を求めて一斉に提訴した。といいう皮肉なニュースが報道されました。

 いづれにしても国民の多くが反対している、原発の再稼働は再開の方向になると思いますが、住宅に補助金まで出して、全部買い上げると言っていた太陽光発電買い取り制度も、あまりの申し込みが多いから、今度は電力会社の買い上げ価格をさげるとか、最初から自家消費した余りを売る事にすれば良いのに太陽光発電の全部を売って、消費する電力は改めて買わなければならないのは、消費者を馬鹿にしている様な制度のような気がしてなりません。

 大儀無き解散、631億の無駄使いと言われ無いように慎重に再スタートして貰いたいと思うのみです。

 (株)市川不動産