埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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慰安婦問題をどう伝えたか、読者の疑問に答えます

2014-08-24 08:58:14 | Weblog

 去る8/5の朝日では16/17頁の全面を使って、上記の表題の元慰安婦問題について、これまでの報道を点検した記事を掲載しました。

 それによると、日本の植民地だった朝鮮で戦時中、慰安婦にするため女性に暴力を使って無理矢理連れ出したと著書や集会で証言した男性は、吉田清治氏。92年4月30日産経新聞は朝刊で、泰郁彦氏が済州島での調査結果を元に証言に疑問を投げかける記事を掲載。週刊誌も吉田氏の「創作」と疑い報じ始めた。

東京社会部の記者(53)は産経新聞の記事の掲載直後デスクの指示で吉田氏に会い、裏づけのためのデーター提供を要請したが拒まれたという。97年3月31日特集記事のため取材の際、吉田氏は東京社会部記者(57)との面会を拒否。虚偽ではないかという報道があることを電話で問うと、体験をそのまま書いたと答えた。済州島でも取材したが裏づけは得られなかったが、確証が得られなかったため、「真偽は確認出来ない」と表記した。その後、朝日新聞は吉田氏を取り上げていない。吉田氏は00年7月に死去したという。

読者の皆様へ

吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は、虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分に付いての矛盾がいくつも明らかになりました。

結局こんな大切なことを当時、虚偽の証言を見抜けなかったとか、記事を取り消しますといっただけで、他人事のようにかたづけようとする、朝日新聞社の態度にも腹が立ちました。誤報の疑いのある記事を掲載したことに対して謝罪の気持ちのかけらもないのかと新聞社首脳の態度に腹立たしさを感じました。間違いなら間違いと早々に謝罪すればよいのに、何十年も放置した新聞社の態度が腑に落ちませんでした。昭和29年ごろ不況で就職難のときに新聞の求人広告が一番正確だったので以来朝日新聞の読者のひとりとなったのに、馬鹿馬鹿しい気になりました。

案の定8/29の週間ポストでは朝日新聞「慰安婦虚報」の「本当の積みを暴く」と題して*吉田証言については複数の研究者が実地検証をして事実でない事を指摘し、吉田自身も後に「フィクションだった」と認めたが、火付け役の朝日新聞は20年以上頬被りを続けた。*国家権力による連行ではなく、母に売られ、義父に騙されて、慰安婦にされたと明らかにしたのです。*朝日の誤報が慰安婦問題による国益毀損の大きな原因であるのは事実だが、謝罪させても日本の汚名をそそぐことは出来ない*子供のころから嘘の歴史を教えられて「日本人はひどい」と思いこまされた現代の韓国の若者達が反日的になるのは当然だろう。*吉田証言から流れのもとに強制連行を認めた「河野談話」で、歴代政権は談話を踏襲してきたからだ。*発行部数が目減りする新聞事業にかわって収益で存在感を増したのは「中之島フェスタバルタワー」で入居者のキャンセルが出ると大変なので今の内にけじめをつけようとしたのではないかと言う事まで書かれた。

叉8/30の週間現代では長年にわたって慰安婦問題に関する誤った報道を行っていたことを、ついに朝日新聞が認めた。日本のみならず、世界中に間違った歴史認識を植え付け日韓関係をこじらせた罪は果てしなく重い。と掲載しました。*事実無根だった「ホラ話が」が「朝日新聞のお墨付き」を得ることで、歴史的事実として世界に広まって、韓国に不当な日本批判の材料を与えてしまたからだ。政治シャーナリストの鈴木哲夫氏は「朝日を筆頭に日本の企業ジャーナリズムには誤る文化が無いと批判する。*まともな組織だったら、会見を開いて謝罪し、第三者機関を入れて調査報告書を作成、トップは引責辞任するというのが筋でしょう。となかなか厳しい批判も掲載されました。

私は思うのですが、報道機関が正義を貫けないのなら、我々一般国民は一体何を信じていきてゆけばよいのでしょう。この際発行部数が減り、中之島の入居募集がうまく行かなくなって倒産しても身から出た錆びで仕方が無いのではないかとさえ思うのです。

(株)市川不動産