埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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平成20年度(社)日本不動産学会通常総会開催

2008-05-27 10:20:54 | Weblog
去る5/24日JR水道橋駅の近くにある日大経済学部7号館2階の大講堂で、1.30pmより(社)日本不動産学会平成20年度の通常総会が行われた。埼宅建からは土橋局長がそして都宅協からは生田目部長がそれぞれ参加されていました。予定時間内に全議題も原案通り可決されましたが、今年は役員改選の年でもあり、新会長には工学博士の三橋博巳、日大理工学部教授が就任され、私の知っているところでは、中城康彦明海大学不動産学部教授が新理事に就任されました。その後14.30pmよりは学会賞表彰式が有り、論説賞4名、著作賞2名、湯浅賞3名の計9名が表彰され弁護士の吉田修平先生が、競売制度を日本に導入する際の法律上の問題点を検討した事で論説賞を受賞されました。15.10pmよりコーデネーター植松早大客員教授により国交省の佐竹不動産投資整備室長を交えた6名の先生方によるシンポジュウムが行われ、最初は米国で起きたサブプライムローンの影響等について各委員の意見発表等がありましたが、不動産の証券化をする場合、再開発の手法を使って証券化を企画した様な時に、その企業1社のみの利益として捕らえるのではなく、その地域の地権者と街ぐるみ運命共同体として一緒に開発利益を共有するのだという考え方をするべきだし、マスコミもそうした視点での情報開示が必要で、先ず我が国の投資家が参加して住みよい街になった事を実証し、次いで世界の投資家を呼び込むという手法が必要で有るとの結論になった事には同感しました。6.10pmより7.30pmまで14階に場所を移して懇親会が行われ、国道省総合政策局長の榊氏より不動産学会を作った頃の話がありました。

㈱市川不動産