埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

賃貸、売買、格安、不動産に関する最近物件情報や川口、蕨、戸田市を中心に物件情報の提供

終身刑導入?

2008-05-25 12:10:26 | Weblog
5/20の朝日新聞の社説欄の下半分に、終身刑導入と言うタイトルで、日本では死刑の次に重い刑が無期懲役だ。無期と言っても必ずしも一生刑務所に入って入るわけではない。と出ているのを見て驚きました、更に服役して10年がすぎた時点で厚生が期待できると認められれば仮釈放の道が開ける。このところ毎年数人から十数人の無期懲役の受刑者が出所している。自らの命をもって償う死刑との差は大きい。この死刑と無期懲役の中間に仮釈放を認めない終身刑を導入できないか。こう考えた自民、民主、公明、共産、社民、国民新の6党の幹部議員ら55人が出席して「量刑制度を考える会」を発足させた。次国会への法案提出をめざすと言う。来年5月に始まる裁判員制度で無期懲役では軽すぎるが、死刑にするにはためらいがある。裁判員となる市民がそうした悩みに直面したときに選択肢を増やしたい。廃止派のこんな働きかけに、存続派が応じた。双方は死刑存続の議論を棚上げし、終身刑をつくる方向で一致したのだと報道されました。私は無期懲役ともなれば恩赦か特赦でも無い限り、二度と刑務所の外には出られないものとズーット思っていたので本当にビックリしました。死刑があっても殆ど刑の執行をしない法務大臣が多いし、死刑は有名無実になりかけている日本が悪人天国化して行くのかと思い始めた矢先の事だったので、自分の不勉強も恥じ入るばかりですが、最近では訳も無く安易に他人殺しをする人が増え、気がむしゃくしゃしたのでやった、誰でも良かった、なんて言う輩も多いし、何かと言えばすぐ精神鑑定を持ち出し、時間稼ぎをする弁護士さんもいて、又かと思うし、来年から裁判員制度が始まり一般の人が加わると、今までより重刑が適用される傾向があると言うのも、何となくうなずける気持ちがするし、裁判のもっと早い決着を望む一般市民感情にも同感しています。それにしても裁判員制度には反対の私も、量刑制度の改革には賛成したいと思います。

㈱市川不動産