蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

雪 ・ 雨 ・ 雪

2011年02月11日 22時46分06秒 | Weblog
 時々 
最低気温 2℃ 最高気温 6℃
朝のうち雪、気温は上がらず、でも昼間は雨、帰るころにはまた雪、フロントガラスに少し積もっていた。
低気圧が続けてくるらしくて明日も雪とか?
以前はよく台湾坊主と言い、台湾付近で発生して太平洋側を発達しながら関東と八丈島の間を通るコースを通ると関東の平地でも雪になると。
今回のは発生場所が近くチョット力不足なのか完全な雪にはならなかった。
天気予報で雪だ雪だと言っていたのでチョット不安でしたがまずは一安心。
今も雪にはなっているが積もる様子は無い。
このまま、一晩降るとひょっとすると朝には積もっているかも?

今日も引き続きドームの準備、入荷分の鉢洗いと支柱立て。
社長は趣味家向けの株出し。
会長は入荷分のラベル作り、実生があると品種名の確認が大変だとこぼしていた。
祭日なのに天気が悪くお客さんも少なく仕事ははかどった。

以下、画像をクリックで花の拡大画像

Coel. lactea セロジネ属 ラクテア
タイ原産
花径 4.5 x 3cm、花茎、弓なりに出て長さ 27cm、11輪ぐらい開花
バルブの高さ 8cm、葉は長さ 33cm、15cm平素焼き鉢、水苔植え
1990年に現地から入り、莢が付いていた物を播く。
良く発芽し苗を作り過ぎたところがありあまり売れなくてがだいぶ整理した。
この所、温度管理が合ってきたのか蘭展の時期に咲くようになり多少は動くようになった。
香りが有るが樟脳のようなツンとくる。


Coel. Linda Buckley‘Cosmo-One’BM/JOGA セロジネ属 リンダ バークレイ‘コスモ ワン’
(mooreana x cristata) R.Hull 1989年登録
花径 10 x 8cm、花茎の長さ 26cm、6輪開花
バルブの高さ 5cm、葉の長さ 22cm、9cm、プラ鉢ニュジーランドバーク単用植え
1994年に既開花株を一株入荷、販売先で入賞。
セロジネにしては大輪で白が綺麗、バックの葉が汚れるのが気になるところだが。
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準備始める

2011年02月10日 22時38分35秒 | Weblog

最低気温 0.5℃ 最高気温 13℃
朝のうちは寒く、昼ごろには日が出て温室内は暖かくなる。
今晩から崩れて土曜日まで関東の平地でも雪が降るとか

社長は昨日、組合の株市で花付きを仕入れてくる。
温室の中から蕾つきや花付きを拾い出し支柱を立てたり鉢を洗った。
相変わらず数は少ないが。

午後からはお客さんが続けてこられたので結局仕事はできなかった。
来られたお客さんの一人は植込み材料に悩んでいるようで来るたびに色んな物に植えて失敗している。
長い事やっている人なのだがこの所迷いが多く定まらないらしい。
この前はカトレアをスゴイネで植えてバルブがガリガリに痩せてしっまたとか。
今回はピートモスに植えてみたと、素焼き鉢で植えたので良く乾き根張りはよいとか?
新しいものに植えると1年ぐらいはよく見えるのだがその後が問題。
水やりは少な目なのだがピートモスだと古くなると水を含みすぎるような気がするが、楽しみ。
もみ殻がいくらでもあると言うのだからもみ殻勲炭を作り植えれば元はただでできると思うのだが?

以下、画像をクリックで花の拡大画像

Max. ringens ‘Cute’CHM/JOGA マキシラリア属 リンゲンス‘キュート’
中南米原産
花径 2.3 x 2.3cm、花茎の長さ 2.5cm、子房長く 3.5cm
バルブ密に付き高さ 4.5cm、葉は一枚で長さ 28cm、9cm素焼き鉢、水苔植え
調べてみるとこれは種名が違うようでどうも hedwigiae 見たい。
1999年にCHM(原種で園芸上優れた特色を持つ個体に与えられる)を受賞
良く増えてかなりの数が出回っているが変えられるものであれば変えた方が良いのかも。


Gchls. sororius ガストロキラス属 ソロリウス
ボルネオ、ジャワ原産
花径 1.1 x 1.2cm、花茎下垂して長さ 0.8cm、5輪開花
リーフスパン 15cm、7.5cmプラ鉢水苔植え
山取り株を2007年にセルフしたもの、意外に早く開花。
一株で2花茎ぐらい出ている。下垂するのでヘゴ板などに植えるか富貴蘭風に高植えにするのが良いかも。
日本産のカシノキランと同じ属になる。小型で可愛いと思うのだがあまり人気が無いみたい。

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定休日

2011年02月09日 21時41分00秒 | Weblog
のち
最低気温 2℃
早朝は霙から雨に、昼ごろにはやみ、15時頃には晴れていた。

蘭の事は忘れて妻のおじさん(正確に言うと従姉のご主人)の絵の個展を見に行くことに。




2009年の作品、「ふかみ」と「みずわ」


2004年の作品とか。


昨年の秋の作品とか、
妻の気にいった作品だが我が家には大きすぎて飾る場所は無い。


これは以前から妻が気にっているもの、これも大きくて我が家には飾れない。


「秋めく箱根」2001年の作品、何か落ち着くのだが。


私が気にいった一枚、紫系の野草を集めて描いたもの、このくらいの大きさなら我が家にも飾れるかも




なぜかヒョウタンが?
昭和45年、御殿場線上大井駅に夏の日除けとして「 ひょうたん 棚」が設けられました。
そののどかな景色が昭和56年に時刻表の表紙を飾り、全国に「 ひょうたん 駅 」として紹介されました。
その後「瓢箪」は町のシンボルとなり、瓢箪を使った町作り事業に発展。
住民や行政にまで“瓢箪”と言う文字が定着し、現在では本格的な商品開発の取り組みなどをしているとか。
おじさんがたまたま、知り合いにヒョウタンに絵を描いてもれえないかと話があり、始めたとか。
その後、切り抜き、セロハン?などを張り中にライトを入れてある。
大井町でやると言うので急遽、以前の作品を集めて展示したとか。


帰りには曽我の梅林に。
早咲きのもので7~8分咲き。朝のうちの雨で売店などの催し物は中止。
お客さんも少なくのんびりと観梅、良い香りに包まれて心地よい一時。


高台の中腹、手入れがしていないのか枝が伸び放題の紅梅、これはこれで遠目には良い感じ。

朝までの雨で空気はしっとり、絵の事はよく判らないが何となく納得、目の保養。
梅林では梅の花の香りに満足。充実した時間を過ごせた。

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苦悩

2011年02月08日 22時21分44秒 | Weblog

最低気温 3℃ 最高気温 15℃
薄日が差し温室内は暖かな一日。
天気予報では夜には雪が、昼間も気温は上がらないとの予報。
朝、散々悩んだ末シリンジはやめたが、
昼ごろには気温も上がり明日は定休日なのでシリンジをやっておけばよかったと後の祭り。
帰ってから天気予報を見ていたら金土曜はからに代わっていた。

今日のお客さんはカトレア、インターメディア セルレア・アクイニー・オルラタの実生
こだわりがあり、葉を見ながら散々悩んだ末に究極の一株を。
初シースのついた株、その前までの葉は丸みがあり、アクイニーの葉には見えないが
シースのついたバルブの葉は舟形でアクイニーの葉。
バルブの間隔はせまく、葉が厚く面白みのある株。
開花が楽しみ。
実生は多くの株の中から気にいた花の咲きそうな株を選ぶのはかなり難しいと思う。
感が良いのか観察力があるのか良い花を咲かせる株を見極める人は時々いる。

Den. nobile
(‘Sir.F.W.Moore’ x self)
花がついているバルブの高さ 35cmぐらい、花径は8~9cmぐらい










Sir.F.W.Moore は4倍体と言われていて、調べてみると山取り品かと思っていが‘Elephant’x‘Nobilius’となっていた。
また、FCC ではなくて AM 見たい、入賞したのは1921年になる。
花は大きいが作りこむとバルブの長さは1m以上になる。
セルフだがバラつきがあり咲く花は違いが出てくる。期待としては中心まで色の入るものが出ると良いのだが。
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河津桜、咲き始める

2011年02月07日 22時28分20秒 | Weblog
快晴
最低気温 0.5℃ 最高気温 17℃
この所の暖かさで我が家の河津桜が咲き始める。
予報通り、杉花粉も飛び始めているらしくて鼻がむずむずし始めている。


水苔屋さんに分けてもらった木、生長が早く我が家で一番大きくなってしまった。
満開まで日にちがかかり毎年ドームの頃に咲いている。

昨日はミックス作り、今日は吊り金具作りと雑用が続く。
昼間は3月下旬並みに気温とかでチョット動くと汗ばむくらい。
朝のうちのラジオ番組では横浜の方は昨夜のうちに雨が降ったとか、我が家の方では全く降らなくて、
せいぜい今朝、車のフロントガラスに霜では無くて露が降った程度。
金土曜日あたりで天気が崩れて雨が降ると言う予報、一雨降ってもらいたいところ
吊り金具は今日中に片付けようと思っていたが来客があり明日に延期。

社長はドームの打ち合わせ、最後になり来週にはドームに詰め始める。
準備はどうするのやら

以下、画像をクリックで花の拡大画像

Angcst. Kaede‘Red Sandalwood’アングロカステ属 カエデ‘レッド サンドルウッド’
(Lyc.Chita Sucset x Angcst.Paul Gripp) Shimazaki 2009年登録
花径 12.5 x 10cm、花茎の長さ 20cm、バルブの高さ 7cm、葉の長さ 42cm
9cmビニールポット、ニュジーランドバーク8号単用植え
深みのある色合いで少し受け咲になるが迫力のある花。
前年のバルブより小さくなったが今年が初花。


Angcst. Kaede‘111’ アングロカステ属 カエデ‘111’
花径 12 x 10cm、花茎の長さ 15cm、バルブの高さ 7cm、葉の長さ 42cm
9cmビニールポット、ニュージーランドバーク8号単用植え
淡い色彩でペタルが開き網目状に柄が入り、リップが濃くセパルとのコントラストが面白い。

いたずらをしようと思っていたら2株とも売れてしまった。
最近は考えている間が長くなって行動に移れなくて花が老けてしまったり売れてしまったりする、年にため

アングロカステ属はアングロア属とリカステ属との属間交配、耐暑性がある。
リカステそのものより丈夫になるが今まではアングロアがチューリップオーキッドと言われるように平開しない血が強かった。
リカステを何回か交配することにより開きが良くなってきた。

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立春

2011年02月04日 22時47分06秒 | Weblog
快晴
最低気温 -1.5℃ 最高気温 18℃
二十四節気の一つ。春がはじまる日。
昼間はさっそく3月なみの気温とか、ニュースでは花粉が東京では昨年の8倍とか
神奈川県のスギ林の着花量は昨年の4、8倍とか、1998年の調査開始以来最多。飛散量が多くなることが予想されるらしい。
さっそく春霞なのか地平線付近がもやっとしている、雨が降っていないのでほこりが舞っているのか?

朝のうちに昨日やりそこなった一棟を灌水。
少し花茎の支柱立て。使い古しの鉢の焼き直し。
気分を変えてフラスコ出し、メキシコ産のレリア、時間を置きすぎてバルブがいくつも完成していた。
バルブの完成しているものだけ植え付け、バルブに赤褐色の色の乗ったものと全くの緑色のものと別れている。

Den. Cassiope デンドロビューム属 カシオ―プ
(nobile‘Sir F.W.Moore’x moniliforme‘Yukiyama’)
1890年に登録、2006年に再交配したもの。
nobile は4倍体を使用、バルブが少し伸びすぎだが花はしかりしている。
ノビル系のデンドロの作りは下手でなかなか綺麗に花がつかない。









今咲いている中では一番かな。
バルブが伸びて咲くのなら生け花にでも入れてやるか。

で、明日は生け花の練習で会社はさぼり。
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灌水

2011年02月03日 22時47分45秒 | Weblog
快晴
最低気温 -3℃ 最高気温 16℃
低温注意報は無くなったものの乾燥注意報は続いている。
今朝、目が覚めてしばらくしたらサイレンの音が、初めは遠くでたいしたことが無いと思っていたらだんだんサイレンの音が増えてきて家の脇を通って行くのもあり、
つい、屋上に上がって見たら、会社の方向で炎と黒煙が上がっているではないか。
方角は会社の方になるのだが距離が意外に近い。その時に厚木の消防からの放送が入り番地を言ったので調べて見ると会社までの真中あたり。
乾燥注意報はまだまだ続きそう、火の元に注意・注意。

午前中はボブピータース18:18:18の5000倍で灌水。
途中でお客さん、午前中には全部できなくて一棟を残してしまい明日に。

あまりにもバークの入荷が遅いのでマダムに注文は出しているか聞いたら「忘れていた」と
すぐに注文を出してもらったところ午後には入荷。
ニュジーランドバークの袋がまた新しくなり粒のサイズが大きさで表示されていた。
6-9mmが今までの9号・パフィオのミックスに入れたり単用でセロジネやシンビ、ノビル系デンドロを植えるのに使う。
9-12mmが5号にあたるみたい、おもにカトレアを植えるのに使う。
8号は古い袋があるのか号数で表記されていた。リカステやパフィオの小苗やフラスコ出しをした時に表土に使う。

花茎の伸びているカトレアの支柱立て、後はひたすら植え替え。

日も伸びて天気が良いと17時頃まで十分と明るいと思うのだがマダムは15時頃になるとなぜか展示室の照明をつける。

以下、画像をクリックで花の拡大画像

C. Cosmo-Cabin カトレア属 コスモ キャビン
(C.walkeriana x C.Log Cabin) 国際園芸(株) 2006年登録
花径 10 x 12cm、花茎の長さ 14cm 3輪開花
バルブの高さ 15cm、葉の長さ 24cm、9cm素焼き鉢、水苔植え。
セパル、ペタルの白が綺麗な交配、リップは少し小さめだがリング状に色の乗った個体
いくつか咲いているうちでは一番良い。
植え替えが遅れて鉢から数バルブはみ出し、今年は急に伸びあがり開花。
この交配は木の割に花が小さくアンバランスの所があるがこの株は花が良いのでキープして次の株と花のバランスを見る。


Paph. Cosmo-Virgencisco‘3’ パフィオペディルム属 コスモ バーゲンシスコ‘3’
(San Francisco x Via Virgenes) 国際園芸(株) 1999年登録 
花径 13 x 11cm、花茎の長さ 12cm、リーフスパン 28cm
10.5cmプラ鉢、ミックスコンポスト2号植え
葉姿の良いものを確保しておいたのだが開花までに時間がかかり過ぎ。
以外にドーサルに少し点が入るもののいい花かも、自分でやった交配だとひいき目に見てしまう。
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ひたすらカトレアの植え替え

2011年02月01日 20時45分42秒 | Weblog
快晴
最低気温 -6℃ 最高気温 13.5℃
昨日に続き寒い朝、昼間は風も弱く温かくなる。

朝のうちにコルク付きやバンダ類、パフィオなどにシリンジ灌水。

後はひたすらカトレアの植え替え
バークが切れてしっまたので大きめの株はバークにするつもりだったが取り合えづ水苔で植える事に。
抜いて見ると鉢底にナメクジのはいずった跡や糞がかなり見られる。
水やりを控えて乾燥させているのでナメクジそのものは見つからない、どこに逃げているのか?
今回はナメクジが入らないように防虫網を切って入れることにした。

昨日の読売新聞夕刊には小田原の藤原さんの取材記事が
取材に来たと言う話しは聞いていたので楽しみにしていた。
取材にはかなり時間がかかり懇切丁寧に説明して上げたと聞いていた。
写真はチョット老けて写っていると妻と話していた。画像をクリックすると拡大画像になります。


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