新3年目漕手の小林工真です
いやいや本当に長くなってしまいました…
気を取り直して、真面目な話をしていきたいと思います
12月のある日、
森勇人(新2)に「なんで、函館でも漕ぎ続けるんですか?」と聞かれたことがあります
みんなが、ここまでボート部員で有り続けている理由は人それぞれだと思う
そして、正直、始めたきっかけは大したものじゃなくて、たまたまそれがボートだったというだけのことでしょう
楽しそうやなとか、なんか頑張りてえからやってみようかなとか、押しに負けてもうたとか、痩せれるんじゃねとか、全力でやる部活が良いとか、
始めてみた結果、たくさんの思い出や学びがあって、そこから、感情が生まれて、それが漕ぐ・支える理由になるのだと思う
それは人それぞれだ
さて、僕の場合はどうなのか
僕が、函館でも続ける決断をしたのは新人戦が終わってから2週間後のことだ
新人戦後、北海道に帰ってから、すごく悩んだ
やめるに大きく傾いたこともある
では、なぜ漕ぐのか
僕の想いを全て、言葉にするのは難しいけど、
1つだけはっきり言えるのは、
僕自身が、高校・浪人までのいろんな後悔や悔しかったこと、悲しかったこと、恥ずかしかったことを踏まえたうえで、何かを頑張り続ける、やり通すことの大切さを痛感しているということ
しんどい時にもう一歩が踏み出せるような、
綺麗事の積み重ねを愚直に出来るような、
自分自身に本当に認めてもらえるような、
物事の本質に気付けるような、
自分でありたい
それらは、何かを努力し続けた先でより鮮明に見えてくるものだと信じているから、続けているのかもしれない
僕は、まだ、自分が納得するまで頑張り続けたことがほとんど無いので、その先がどうなのかを知らないのだ
ここで1つ思うのは、
最初から何でもできる人間なんてそうそういない
ほとんどのことは、気付きの繰り返しとそこからの積み重ねに尽きる
のではないかということ
理想は大きく飛躍的にポンポン成長していくことだけど、現実は小さな積み重ねで成長していくことのほうが圧倒的に多い
むしろ、
マイナスになって全然成長できてねえじゃん
まじで、○○よ、くそが
と感じることすらある
それでも、
途方もない長旅になったとしても、
前進しているのかも分からない日々が続いたとしても、
腹を括って耐えられるのかどうか、
我慢して挫けずにやり続けられるかどうか、
崩れても立て直せるかどうか、
負けそうな自分と向き合い続けている自分を褒めてあげられるかどうか、
が大切なのかもしれない
努力は才能なんかじゃない、自分の思考次第なんだということを体現出来たら良いなと思う
今の僕では、全然足らんけど、、、
要は、何が言いたいかというと
もうダメだと思ったり、全てを放棄したくなるような瞬間が訪れて、しゃがみ込んだとしても、尻もちさえつかなければ、もう1回跳べるんじゃないかってこと
どんな形であれ、自分自身と向き合い続けているうちは、尻もちなんてついてない
なんなら、
逃げ続けたり、ずっと何も行動できなかったりして、尻もちついたとしても、しれっともう1回トライしてしゃがみ直せば良い
でも、
重力が無くなる、なんていうラッキーはそうそうないから、結局は、自分の脚でもう一回蹴り上げるしかない
失敗したら、当たり前
成功したら、男前
そんくらいの気持ちでやっていこうと思う
イチローは、
「成長とはまっすぐ目的地に着くことではないんじゃないか、前進と後退を繰り返して少しだけ前に進む、つまり、後退することも大切なステップなんじゃないか」
と言う
イチローの言うことがすべてな訳ではないけど、
野球だけでなく、たくさんのことを追求し続け、努力し続けた先に行った人なので、僕は信じてみようと思う
ん?
色々、たらたら書いてるけど、これは漕ぐ理由の答えになっているのか?
まあ、いいや笑
そして、あともうひとつ言っておきたいのは、
自分が努力して何かをして、その結果として、誰かが喜んでくれるようことがあるのだとすれば、そんな嬉しいことはないということ
僕は、自分の為にも、応援してくれる人の為にも、支えてくれる人の為にも漕ぎたいと思う
例え、自己満足だとしても
まずは、全く漕げないと言っても過言ではないシングルから頑張ります…笑
いつになったら、漕げるんか知らんけど!!
くそー!
もうそろそろ終わりにしまーす
もう長いので
あつきは、長い文章を見ると、背筋を伸ばしてOH〜みたいな顔をするので笑
まあ、とにかく、
人によって、戦う・葛藤する場所、部分、理由は違うけど、この部活にはなんやかんや、物事に本気で向き合おうとする連中が多く集まってくる気がする
ヤバくて、いかつくて、最高な部活じゃあないか
正真正銘の最後に、、、笑
水産とか、全学とか、COXとか、マネとか、漕手とか、関係ありません
そんなのどうでもいいことです
(まあ、俺、他団体だからね〜なんていう冗談をよく言うことは置いておいて笑)
僕たちは、同じ北海道大学に所属するボート部員で、仲間であり、同志です
ちょこっとだけ、練習場所、役割が違うだけです
今こそ、ひとつとなって、一丸となって、全員で艇速をグングン上げていこう!
コロナに負けるな!
さあ、行こう!!
さあ、いこうはさいこうの二歩手前
「あ」と「、」を吹っ飛ばして最高へ!
さあ、行こう!!!
2年間、本当にありがとうございました!
水産ブログも見てください!
また、茨戸で会いましょう!
それではー
ばいばい