今晩は。2年目の名畑です。
私の全日本新人戦は、最終日を待たずして終了となりました。
予選レース、敗復レースを振り返って行きます。

予選。結果はこれまでのベストタイム7:57,9
3週前の茨戸2000TTから約15秒上げの結果となりました。
しかしトップとの差は10秒。遠い。
レースプランとしては、始めに飛ばして死なないように、リラックスして漕ぎ、後半にかけて艇速を伸ばしていく計画で行きました。
過去の記録を見るに、大抵のクルーはスタートで艇速が出ていても第2,第3Qでがっくり艇速が落ちるので、スタートで勢いに任せて身体が動かなくなることは避け、コンスタント落とさず最後に上げることで刺せるだろうという考えです。
いざレース。プランでやりたかったことは概ねやれた印象です。
第2Q時点で10秒差がついていた相手をスパートで刺しきることに成功。良いイメージが着きました。
タイムが発表されたのち、過去の記録から見ても
第1Qlap1:59
第4Qlap1:55
というのは早々あるものではなく、自分でも驚きでした。観戦していた側から見ても、予想外の追い上げだった模様です。
1500m地点、周りに艇無し

主審艇にも抜かされていました。
以降スパート。
1800m地点、追い上げ

しかしながら、準決勝進出レベルのクルーには追いつききれないのが現状。飛ばさないで漕ぐ艇速自体が遅い。これが問題でした。
広島大学のクルーは高校からの経験者だったということで、その相手に対して勝利できたということは一つ自信になりました。
翌日
敗者復活戦(一杯上がり)
組み合わせが出て、準決勝進出のために越えなければならない相手は、予選時に自分が戦って敗れた相手よりも更に速い相手だと判明しました。
スタートである程度付いていかねば勝負出来ない。思い切って序盤のギアを上げよう。ジワジワ付いて行き、スパートで勝負をかけよう。
これがコーチ陣の主な提案でした。序盤からガンガン上げて行くのをある意味で恐れたことで前日のレースプランとなったわけですから、どうしても不安はありました。
序盤に食らいついたとして、中盤で身体が動かなくなって、予選よりも悪い結果になるのではなかろうかと。
ただ、スタートの差がタイム差にそのまま表れているのも自覚しており、勝負を掛けるにはそのプランしかないだろうという結論に至りました。
結果がこちらです。

予選より0.7秒ベストタイム更新。
第1Qは予選よりも上げ目なlap。大きく離されることは回避

第2Qで一度カクッと艇速が落ちたものの、想定していた分、比較的落ち着いて艇速をキープし、持ち堪えることに成功。後半で1艇刺す(プラン通り)。

序盤出した分、スパートは予選ほど激しくは決まりませんでした。
1位クルーには追いつけず終わり。観戦者曰く、第4Qのみ、差が開かずに漕げていたそうです。
総合的には概ね予選と同じタイム。今の実力の自分に出せるタイムはこれくらいだということですかね。
2回のレース通して、やはり絶対的にコンスタントの艇速が足りない。何だかんだこの結論に至るわけですが、準決勝レベル・決勝レベルに食い込むには現段階ではどうしようも無い壁があります。
UT能力と筋力は冬練でたっぷり付けられる所なので、ガシガシやっていこうと思います。
いつまでも、
相手が経験者だったから負けてもしょうが無い
いつまでも、
フィジカルの差で負けた
いつまでも、
負けたけど良い経験になった
こんなことは言ってられんのです。北大ボート部人生も折り返し。インカレで戦うならば、これから20秒、30秒以上は上げなければ勝負にならんのです。
追いつかねば、負けます。
なぜ最終日に残れないか?遅いからです。
悔しい
目指しているのはもっと上です。