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島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

眉山登山会~キリシマミドリシジミを見に行こう!~

2014-07-19 14:22:45 | イベント
夏休みが始まりました。
そして、夏休みスタートイベント「眉山登山会」を実施しました。
大人5人、子供3人の計8人での開催です。
午前中の時間を使って、ひと山登ってきました。
今回の眉山登山会は、サブタイトルを「キリシマミドリシジミを見に行こう!」とつけて、いつも私がやっている登山会とは違う、スピンオフ企画です。
キリシマミドリシジミは、シジミチョウの仲間で今の時期にしか見られないチョウです。
眉山には幼虫の食樹となるアカガシがあり、山頂付近まで登れば(運が良ければ)見られます。
今日はあまり天気に恵まれず、山頂で観察の時間をとりましたが、残念ながら観察することは出来ませんでした。
しかし、夏休みの始まりに眉山に登って、良い思い出ができたことと思います。
スタッフは初日にしてすでにグロッキー状態です。
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180cm超 キター!(@Д@)

2014-07-18 16:47:25 | 動物他
本日、私はお休みでした。
が、明日から夏休みです。
おちおち休んでなんかいられません。
明日からのイベント準備のために出てきました。
お昼に昼食を摂りに一旦下山しましたが、小中学生が終業式を終えて帰っている姿を見ました。

話は変わりまして、一昨日から園内の草刈り作業を行っています。
今朝、昨日刈られたばかりの草地を巡っていると、以前見かけた場所に見かけたものが・・・。
おそらくアオダイショウと思われるヘビの抜け殻です。
頭から尻尾まで綺麗に残っています。
壊さないように慎重に持ち帰りました。

昨年9月に174cmの抜け殻を採取しましたが、これは!?

188cm!
180cm超 キター!!Σ(@Д@)
昨年の174cmの大物をゲットして、これを超えるものはあと数年は採取できないだろうと思っていたのに。w
1年と経たずに記録更新してしまいました。
昨年と同一個体とは思えませんが、もし仮に同一だったと仮定した場合、1年で14cm成長したことになります。
成長期の中学生か!
コメント (2)
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シオヤアブ

2014-07-17 13:01:41 | 昆虫
日本の代表的な“ムシヒキアブ”です。
“ムシヒキアブ”ってなんだろう?と思ったら、「ムシヒキアブ科」という科名がありました。
6~9月に日本各地で普通に見られます。
いわゆる肉食昆虫ってやつで、同じ昆虫を食べます。
甲虫類を好むらしく、特にコガネムシの仲間を捕食します。
他にハチや双翅目もよく捕え、セミを捕えた例も報告されています。
『オスの腹端には白色の毛が密生し、メスではこれを欠く』そうなので、写真の「シオヤアブ」はメスなのでしょう。
2年前に当センターの夏休みイベントで「昆虫標本作り」を開催した時に、植物の山田先生が参加して「シオヤアブ」の標本を作っていたのを思い出しました。
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手作り温度計(工作後編)

2014-07-17 10:03:31 | 雑談・その他
次にフィルムケースの容器に色水を半分くらい入れます。
で、蓋をすると勝手に(圧力がかかって)色水がストローの中を上がってきます。

蓋よりも上に水位が来ない場合は、口で色水を吸い上げながら蓋をして下さい。
そして、ストローに画用紙を貼り付けて、現在の気温を記録します。
これだけでも良いのですが、お湯につけて水位が上がるか確認しましょう。

お湯につける場合は、一旦水位が下がります。(理由は後述)
その後、ぐんぐんと水位が上がりますので、お湯の温度には気をつけて下さい。
さらに実際の温度計でお湯の温度を計り、画用紙に記録します。

最後に蓋の周辺を残った接着剤でくっつけて完成です。
念のために言っておきますが、永久に使える物ではありません。
いくら接着剤で密封してもどこからか空気は抜けていきますし、ストローの中の色水が蒸発していくので水位は少しずつ下がっていきます。
子供たちの夏休みの宿題用の一時的なものだとご理解下さい。
また、この工作はあくまで参考で、ここから発展して色々なものを考えてもらえればと思います。

さて、お湯につけた場合の一旦水位が下がる理由ですが、この工作の肝になっている部分の「物質は温めると膨張する」が関係しています。
お湯で温めることによって容器となっているフィルムケースも膨張するんですね。
容器内の色水の液体や空気の気体よりも先に固体であるケースが膨張するために、一旦水位が下がります。
お湯じゃなく、太陽光とかで実験できれば良いのですが、工作を行った年が天候不順でほとんど日が射さなかったために仕方なく、お湯で代行しました。
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手作り温度計(工作前編)

2014-07-16 15:39:27 | 雑談・その他
いよいよ工作しましょうか。
まずはフィルムケースの蓋に穴を開けます。
真ん中くらいに1つでOKです。
ストローが通るくらいに穴を大きくして、ストローを通します。

ここで一つ注意点があります。

フィルムケースに蓋をした時にストローの先端が底についてはいけません。
1回蓋を閉じてみて、確認して下さい。
確認したらストローのまわりを接着して密封します。

あとは暫く接着剤が乾くまで、蓋には触りません。
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眉山下見

2014-07-16 11:38:34 | 眉山
朝一で眉山の下見に登ってきました。
今週土曜日19日に夏休みスタートイベント「眉山登山会」を開催します。
このところ雨ばかりだったので、下見に行けませんでした。
朝から天気は悪かったものの、空を見て雨は降りそうにないなと判断して行ってきました。
ま、雨が降ったら降ったでそこで引き返せばいいか、と思っていました。w
途中、雲か霧の中に入ったらしく、真っ暗になることもありましたが、雨に降られることなく山頂に着きました。


山頂に着く頃には少し日の差す天気になっていました。
九州南部では今日ぐらいに梅雨明けか?みたいなことが言われています。
九州北部もそろそろではないでしょうか。
追記;さすがに疲れたらしく、センターに帰ってからつまづいてばかりいます。歩く時に足が上がっていないらしい。
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手作り温度計(予備実験編)

2014-07-14 13:07:47 | 雑談・その他
只今わけあって実家からアクセスしております。
ワールドカップの優勝国が決まりましたね。
優勝 ドイツ
2位 アルゼンチン
3位 オランダ
4位 ブラジル
エース ネイマールを欠いたブラジルは残念でしたが、どの試合も白熱しており良いゲームばかりでした。
選手のみなさん、お疲れ様でした。
これからそれぞれの所属チームに戻り、リーグ戦やカップ戦に参加していくことと思いますが、まずはゆっくり体を休めてください。

さて、本当ならば昨日もう1つ記事をアップするつもりでした。
しかし、午後から天気が回復するとともにネットワークに繋がらなくなってしまいました。
アップしたかったのは、工作の前に行なう予備実験です。
簡単に言えば、この手作り温度計の原理を説明するための実験です。
用意するものは、
1、空き瓶(センターでは温泉レモネードの空き瓶を使いました。)
2、コイン(10円玉でもよいですが、より軽い1円玉を使いました。)
この2つを表紙の写真のように準備して、両手で空き瓶を温めます。
すると、コインがカチッ、カチッと音を出して動きます。
これは空き瓶の中の空気が温められて膨張し、コインを押し上げているのです。
小学生の時に習ったと思います、「物質は温められると膨張する」この原理です。
このことをまずはしっかりと子供たちに理解させてから工作に入ります。
ちなみに予備実験を成功させるには2つの重要なポイントがあります。
①空き瓶は冷蔵庫か冷凍庫でしっかり冷やしておくこと。(中の空気が膨張しやすい。)
②ビンの口に水を塗っておく。(ビンの口とコインとの間に隙間を作らず、膨張した空気が漏れない。)
以上の2点を押さえておけば、誰でも成功する実験です。
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手作り温度計(準備編)

2014-07-13 10:59:56 | 雑談・その他
夏休みが間近に迫り、数年前にアップした「手作り万華鏡(準備編)」が平均的にアクセスされるようになりました。
みなさん、何かしら探しているんですね~。(私も同類ですがw)
そこで、2年前に当センターで実施した「手作り温度計」の作り方を公開します!
まずは準備編ということで、使用する材料と道具の紹介です。
表紙の写真に写っているものを左から順に説明します。
・色水(ただの水に食紅で着色したもの、何色でもいいですが赤が雰囲気が出ます。)
・フィルムケース(現在ではかなり入手困難な品物です。密閉できる容器で代用できます。)
・ストロー(透明なものが望ましい。)
・接着剤(ちょっとの量でいいので、3個100円のものを百均で購入。)
・穴を開ける道具(キリなど、ストローが通るくらい穴を大きくできるもの。)
あと撮影し忘れましたが、
・画用紙、はさみ、ペン、セロハンテープが必要でした。
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ヤクシマルリシジミ

2014-07-12 15:11:03 | 昆虫
ネイマールが脱けたブラジルは脆かった。いや、ドイツの総合力が勝っていただけだ。
PK戦のためにキーパーの交代枠を残しておくべきだった。いや、“神の子”メッシを中心にチームがまとまっただけだ。
そんなわけでW杯ブラジル大会の決勝は、ドイツ対アルゼンチンに決まりました。
その前に日本時間では明日の朝に3位決定戦が、ブラジル対オランダで行われます。
これ以上ブラジルで暴動が大きくならないように願います。

さて、話は表紙の写真になります。
シジミチョウ科の「ヤクシマルリシジミ」だそうです。
もう一人のスタッフに聞いたのですが、私には“ルリシジミ”との違いが分かりません。
調べてみると他にも“ヤマトシジミ”や“サツマシジミ”など似た種がいっぱいです。
専門の方に聞いた方が良いようです。
「ヤクシマルリシジミ」は、本州(東京以南)の太平洋岸に分布し、四国・九州では分布域を広げているチョウです。
樹林から人里まで幅広く生息し、普通に見られます。
食餌植物も、ヤマモモ・ブナ・ニレ・ユキノシタ・マンサク・バラ・マメ科など多種にわたります。
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島原半島サマーキャンペーン2014

2014-07-12 14:15:53 | ジオパーク
今年も始まりました「島原半島サマーキャンペーン」です!
今日から8月31日までの開催です。
あれ?ご存知ない?
昨年も更新したんだけどなあ~。
簡単に言えば、島原半島世界ジオパークの利用者アンケートです。
ジオパークがどれくらい認知されているのか、ジオパークの何を目的に来島されたのかを調べるために毎年夏に行っています。
勿論アンケートに答えて頂くだけではありません。
抽選ではありますが、素敵な景品も当たるようになっています。
島原半島の特産品3万円分が1名様に、同じく3千円分が10名様に当たります。
「観光に来たついでにアンケートに答えて景品まで当てちゃおう」というお得な企画です。
アンケート用紙の設置場所は、半島内の宿泊施設や観光施設、交通機関のターミナルなどにあります。
今まで当たっていない方も、今年は当たるかも知れません。
島原半島を訪れたら、是非ご参加下さい。
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