島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

探偵の推理

2012-10-19 19:37:09 | 雑談・その他
おばんです。
夜分遅くに更新、申し訳ありません。
忙しくて今頃の時間になっちゃいました。
明日は明日で普賢岳登山のため1日外なので、今日中に更新しちゃいます。
さて、表紙の写真が何かお分かりでしょうか?
といっても、平面的な写りなのでイマイチ分かりにくいと思います。
園内のイノシシに荒らされた地面です。
どうしてイノシシはこの場所を一生懸命掘り返していったのでしょう?
なんとなく?気分的に?
むしゃくしゃしていたから?
いえいえ、餌を探していたのです。
その証拠に上からぶら下がっているツタをよく見てみると特徴的なハート形の葉っぱが見れます。
これはヤマノイモです。
そうです、ここを掘り返せば美味しい自然薯が食べられるというわけです。
動物たちが残した痕跡から、自然の色々な成り立ちや関係を推理する、ちょっとした遊びにお付き合い頂きました。w
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吾妻岳山頂

2012-10-18 14:05:57 | 雲仙
ここのところ休みの度に良い天気が続いているので、山登りが日課になってきました。
先日も朝から良い天気、「あの山に登ろう!」と田代原まで車を飛ばしました。

あの山とは、「吾妻岳」。
私が今の仕事に就いて、右も左も分からない内に一番初めに登った山です。
それ以降疎遠になっていたので、約7年ぶりの吾妻岳登山です。

登り始めて少しすると「馬頭観音」の社があるのですが、「あれ?こんな白い鳥居あったっけ?」
裏を確認すると「平成23年」、7年も来ないと変わるものです。
足下が悪かったことは記憶していたのですが、平たい石がゴロゴロと転がっているので滑る、滑る。
そして結構な急坂。
7年前の自分がいかに若かったか実感しました。

思っていたよりも苦労して山頂に着きました。
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地獄でボヤ

2012-10-16 10:23:08 | 雲仙
おはようございます。
今日は雲仙勤務です。
早速ですが、昨夕雲仙地獄でボヤ騒ぎがあったそうです。(伝聞)
昨晩私が雲仙に帰ってきた時には騒がれていなかったので、本当に小火だったようです。
「真知子岩の少し上」と大体の場所を聞いて、現場の確認に行ってきました。
地獄にある柵の支柱が1本焼け焦げていました。
原因はタバコのポイ捨て。
火の消えていないタバコを支柱の割れ目に差し込んでいったようです。
雲仙の地獄地帯は禁煙です。
それをタバコを吸ったうえにポイ捨てなんて、許せませんね。
国立公園の自然を一体なんだと考えているんでしょう?
当センターでもタバコのポイ捨ては多く、毎朝園内を巡回していると必ず1本は拾ってきます。
タバコのポイ捨てがこの世からなくなる日は来るのでしょうか?
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アキグミ(実)

2012-10-15 14:59:06 | 植物
お隣の森林公園で撮影してきました。
山野の日当たりの良い所に生えるグミ科の落葉低木「アキグミ」に実がなっていました。
アキグミは北海道南部から九州まで分布しています。
群生することが多く、高さは2~3mになります。
その名前のとおり、春に花が咲き、秋に実る、グミの仲間です。
写真のとおり、実は小さいですが食せます。
ただし、あまり美味しくないとか・・・(図鑑には「渋味があるので果実酒にするといい」と書かれています)。
元々まゆやまロードの(車の)待避所に植栽されたものがあったのですが、何をしたいのか植栽した団体が全部切り倒してしまいました。
残念に思っていると、お隣の森林公園で群生しているのを見つけました。
近くにこの仲間の木はないので、おそらくまゆやまロードにあったものの実を食べた鳥が運んできたのだと思います。
食べる者は運ぶ者ですね。
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島原測量200周年 伊能忠敬地図展

2012-10-14 14:00:25 | 観光・施設
昨日13日(土)から雲仙岳災害記念館の無料ゾーンで「伊能忠敬地図展」が始まりました。
朝からオープニングセレモニーと歴史ジオツアーで講師をお願いしている松尾先生が講演を行うということで行ってきました。
写真はオープニングセレモニーのテープカットの瞬間です。w
以前にも似たようなアングルの写真を掲載しましたね。
今回は松尾先生の講演だけで、セレモニーに参加する気はなかったのですが早く着きすぎました。
会場の床に大きな島原半島の古地図が広がっており、昔の地名などが書かれています。
床にはいつくばって、夢中になって読み込んでいました。
それによると現在の“眉山”は名前の由来のとおり「前嶽」と書かれていました。
そして現在の“舞岳”が「眉嶽」と書かれていることに驚きました。
11月25日(日)まで開催されていますので、当センターに寄った後で是非お立ち寄り下さい。
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ツルリンドウ

2012-10-12 16:11:49 | 植物
という感じで高岩山に登った後、宝原園地に降りてぶらぶらと散策してみました。
何か見つかるかな?ぐらいの軽い気持ちだったのですが、見つけました!
花はリンドウですが、つるが伸びています。
山地や丘陵の木陰にはえるリンドウ科のつる性多年草「ツルリンドウ」です。
そのまんまのネーミングで、分かりやすいし覚えやすいです。
分布は日本全国です。
つる植物ですがあまり伸びず、地面をはったり、写真のように他のものに絡んだりして約40~80センチくらいになります。
夏の終わり頃、8~10月に葉のつけ根に淡紫色から白色の花を1つずつ咲かせます。
秋の到来を知らせてくれる植物です。
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高岩山からの眺望

2012-10-11 13:56:42 | 雲仙
「島原半島南側の眺望が楽しめました。」
で、終わってはどうしようもないですね。
撮影してきた写真を掲載致します。
東方向より

午前中だったので、日の光がまぶしいですね。
眼下には有家・西有家の町並みが広がります。
有明海に浮かぶ小島は湯島ですね、別名「談合島」、またの名を「包丁島」包丁のような形をしています。
少し南下して南東方向です。

今度は北有馬・南有馬の町並みが広がります。
中央付近のちょっと海に突き出した部分には原城があります。
制海権を握るための出城であることがよく分かります。
真南を向きます。

口之津方面が見えるハズなのですが、手前の鳳上岳や愛宕山で早崎半島は見えません。
ですが、日本一小さい富士山と加津佐町の岩戸山が見えています。
海の向こうは、お隣熊本県の天草です。
最後に南西方向です。

島原半島から橘湾に向かって突き出しているのは国崎半島です。
橘湾の反対側が長崎半島になります。
いや、でも四枚とも良い青空しています。
山登りには絶好の季節ですね。
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高岩山山頂

2012-10-11 11:45:54 | 雲仙
というわけで高岩山山頂まで登ってきました。
標高は881m、戦前は雲仙を訪れていた外国人に「ロッキーヒル」と呼ばれていた山です。
ちょっと振り返って、普賢岳方向を向くと

普賢岳山頂はまだ雲に隠されています。
高岩山に変更して正解でした。w
山頂部分は表紙の写真ですが、もうちょっと先まで進むと高岩神社があり、神様が祀られています。

おっと、みそ五郎どんの石像もありました。w
丁度草刈りが終わった後らしく、島原半島南側の眺望が楽しめました。
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山に登ろう

2012-10-10 14:01:09 | Weblog
10月6日「普賢岳下見」に行く前に、一度登ろうかと躊躇した日がありました。
その日も天気は良かったのですが、仁田峠に上がってみると・・・。

手前の妙見岳は大丈夫そうですが、肝心の普賢岳・平成新山は雲の中です。
山頂に着くまでの間に雲は流れてしまいそうですが、道中は霧の中であるに間違いありません。
どうしようかと、30分程様子を見ていましたが、まったく雲が取れる気配がなかったので諦めました。
諦めたはいいが今度は1日暇を持て余してしまう、さてどうしよう?
と、向かった先がこちら。

同じ雲仙地域にある宝原(ほうばる)園地です。
すでにここはススキの原野!ひと足早い秋の気配満載です!
そう、登る山を奥に見えている高岩山に変更しました。

高岩山の山頂にも神様が祀られています。
てなところで、明日へ続く。
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一体何事?

2012-10-09 17:11:55 | Weblog
ニホンマムシ、自然薯のむかご、ヒヨドリバナなどたくさんの収穫を得て眉山を下ってくると、島原市街地の方からサイレンの音が聞こえてきました。
「どこかで事故か事件かな?」と思いながら下山してくると、サイレンの音が明らかにまゆやまロードを登ってきます。
以前まゆやまロードで事故があった際、ドクターヘリが飛んでくる前にも似たような状況になりました。
「センターにヘリが飛んでくるのかな?」などと考えていましたが、サイレンの音は増えるばかりです。
消防車のサイレン音が聞こえた時には、「眉山登山口に置いてきた私の車が燃えているんじゃないか!?」と心配にもなりました。

ようやく登山口に帰り着くと、消火作業をしているようには見えません。
とりあえず自分の車は無事のようで、ほっとしました。
でも一体何があったのでしょう?
救急車が1台、写真の左奥まで入り込んでいます。
警察の方々がいますが、声をかけるような雰囲気ではありません。
そうこうしていると、警察が規制線を貼り始めたので急いで私の車を出しました。
その後数日、ニュースに気を配っていましたがそれらしい報道はありませんでした。
何事だったのでしょう?
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