島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

金兵衛納経塔

2024-02-14 10:26:23 | 歴史・史跡
24.2.14(水) 天気;曇り 気温;11℃
 暖かい。 2月とは思えない2桁気温だ。
 4月並みと言われていますが、確かに4月のように気温は高いが風が肌寒く感じます。
 天気は下り坂で午後からは雨の予報になっています。

 観察会自体はそのままセンターへ戻って、質疑応答を行って終了しました。
 後日、改めて写真撮影に行った時に見つけました。
 島原市指定有形文化財(建造物)「金兵衛納経塔」です。
 有明八幡神社の出口付近にありました。 こんな所に文化財があったとは!? わざわざ探しに来なければ見つからないような場所だ。「棚からぼた餅」w
 デジタル記録として残しておくために、解説板に書かれている内容をそのまま記述します。
 「三ノ沢村の久保に住む百姓金兵衛が発心して山伏になり、願を立てて日本廻国の途につきました。
 行を終えて郷里に帰り大乗経壹千部を誦し修め、経文の一部を納経し、この碑を建立しました。
 碑には、上部に薄く梵字が記され、中央に『納経大乗経壹千部日本廻国」、右脇に『天下和順』、左脇に『日月清明』『願主 金兵衛』と刻まれています。
 年号は明記されていませんが文化文政から弘化嘉永の時代ではなかろうかといわれています。
 竹筒には清水が供えられていて、その水を飲めば病はたちどころに治るという言い伝えが今日まで残っていました。(島原市教育委員会)」
 「いました」? 過去形?
 手持ちの資料によると、指定されたのは「平成4年11月11日」となっています。
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