島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

雲仙-新湯

2022-02-11 09:20:00 | 雲仙
22.2.11(金) 天気;晴れ 気温;4℃
 今日から3連休ですが、昨日長崎県を含む13都県に「まん延防止等重点措置」の期限延長が決定しました。すぐに影響が出て、下旬に入っていた1件の団体予約がキャンセルになりました。最近平日はずっと1桁の入館者数だったのですが、この3連休も見込みが薄くなりました。

 昨日に続いて「新湯」です。
「雲仙を訪れる外国人が増え古湯地区の収容力や施設が限界を来たすようになったため、明治十一年(1878年)に新湯温泉が開かれました。
 明治二十二年(1889年)頃に上海で発行された英字新聞『North China Daily News』に雲仙の記事が掲載され避暑地を兼ねた温泉場として知られるようになると、上海や香港などから多くの西洋人が避暑に訪れ、雲仙は国際的になっていきました。
 新湯地区では外国人を受け入れるために次々とホテルが新築され、避暑の7〜8月は外国に行ったような有様になったと記されています。
 多くの外国人避暑客を受け入れてきた新湯地区は今も洋風建築が立ち並び、往時をしのばせてくれます。」
 古湯は商店や住宅が多く、昔ながらの地元住民が多く住んでいます。
 一方新湯は文章のように、外国人避暑客向けに拓かれたことから旅館ホテルや施設が多く、他に交番・消防署・郵便局といった公的機関が集まっています。(昔は銀行もあったのですが合併により無くなってしまいました。温泉街には郵便局と銀行のATMしかありません。キャッシュレス化もそれほど進んでいないので、遊びに来る際は現金必須です。)
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