事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

いだてん 第19回 箱根駅伝

2019-05-19 | 大河ドラマ

第18回「愛の夢」はこちら

今回のいだてんは、山形県酒田市の人間にとって特別な意味を持っている。

第1回の箱根駅伝は金栗四三のファナティックとも言える情熱によって実現されたもののようだが(そうか最初から報知~読売がかんでたのか)、参加校はわずかに四校。東京高師(いまの筑波大学)、明治、早稲田、慶応。圧倒的に他を引き離した明治を、最後の最後に抜き去って優勝に導いた茂木善作が酒田の出身だったの。

ドラマ的には敗れた明治の選手の方に重きがおかれていましたけれど(笑)、茂木は金栗四三の一番弟子、かつ山形県初のオリンピック選手だったの。そうか、箱根駅伝の最初のゴールテープを切ったのは酒田の人だったんだ。

学校事務職員にとって茂木さんは、なんといっても茂木駅伝の人。この地区の中学校が全校参加する駅伝大会だった。どうしてこんなマイナーな道を通るのかなあと思ったけれど、茂木さんの出身地である本楯地区を無視するわけにはいかないよな。

彼の初登場が、酒田最大のイベントである酒田まつりの宵宮の日にオンエアなのはうれしい。あ、酒田市民がみんな酔っぱらってる日でもあるぞ。

そして、なんとなんと志ん生の息子である馬生志ん朝がついに登場。そう来たかあ!時代を超えて、森山未來がどっちも演じる妙味。ありがたいありがたい。

「なんか、似てるわよねちょっと」

うちの奥さんの卓見。うん、馬生にも志ん朝にも見える。いかに森山未來が芸達者かという証左でもある。

「強次っ(志ん朝)、強次っ、真っ直ぐ父ちゃん(志ん生)と母ちゃんのところへ行くんだよっ」

お姉さんが志ん朝の臨終の際にかけた言葉。小泉今日子のセリフだと思えばなお味わい深い。

今回は後半へのブリッジの役割も担っているようで、河野一郎(太郎のおじいさんね)が早稲田のランナーとして登場し、いつも渋ちんだった岸清一(岩松了)がマラソンの素晴らしさに目覚めている。こういう展開は宮藤官九郎は本当にうまい。

そして本日も大根仁演出。「モテキ」の森山未來と「バクマン。」の神木隆之介をフューチャーして、そりゃ大河らしくはないだろうけれどもすばらしい回だった。そしてこれからあの神演技を見せた「SCOOP!」のリリー・フランキーも参戦する。うれしい。

視聴率?知らんがな。誰も正月の駅伝みたいに30%もの数字をとるとは思ってませんて。

第20回「恋の片道切符」につづく

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