あ、この特集を忘れてた。妻の新車購入のてんまつ。
これまで彼女は、初代のヴィッツにおよそ18年間乗り続けた。その当時のやりとりから。
「あたしは軽でいいの。大きいのはいやなの」
それまでは三菱のミニカ(だったかなあ)に乗っていた彼女を、わたしは邪悪な意図をもってトヨタオートから改名されたネッツトヨタに連れて行った。
ショールームに展示されたクルマを指さし
「これがね、新発売のヴィッツ。クルマ好きのあいだでも評価が高いんだよ」
「……」
「ほら、なかを見てごらん。ハンドルの前じゃなくてまんなかにメーターとかがセッティングしてあるんだ」
「……」
「なにより、このスタイルを見てよ。かわいいだろ?」
「これにするわっ!」
即決でした。
ちなみに、こないだネットで見つけたヴィッツがらみのニュースによると、結果的にこのクルマはその年のカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。なにが素晴らしかったかといえば、トヨタ本体があまり関与しなかったことが幸いしたらしい(笑)。ヨーロッパで売ることが主目的だったため、デザインはギリシャ人のデザイナーに一任するなど、自由につくらせた結果だったのは皮肉。以下次号。