うわ。
西岡がインプレー中に泣いてる。
その西岡に強烈なライナーが飛び、ハイジャンプして捕球。
着地していきなり号泣。
ロッテはすばらしいチームになったんだなあ。
球団代表まで胴上げしたことでもわかるように、会社全体が一丸になっている。
裏方と呼ばれるスタッフもいっしょに円陣を組み、ファンの声援にもいっしょに応える。こういうチームは強いですわね。
あの行儀の悪かったファンたちも大声援。彼らも成長したのだ。
胴上げのあと、西岡はヤフードームのホークスファンにもお礼を。あのヤンキーがですよ。
そしてなにより監督の西村がすごい。
1stステージの西武戦。打ちこまれた内(うち)を、次の試合の大事なところで使うあたり、性根がすわっている。
流れは、あそこで変わった。名監督誕生の瞬間。
こりゃ、日本シリーズは面白いなあ。
ペナントレース終盤からCSにかけて、修羅場の連続をこなすことでロッテは強くなっている。人情家の西村と、冷徹落合、そして落合とは因縁のある若大将原……どうかちゃんとテレビ局が地上波で中継してくれますように。そこから話が始まるあたりがさみしいなあ。