①12月24日18時の天気図 気象庁HPより引用
②12月25日9時の予想天気図 気象庁HPより引用
③12月26日9時の予想天気図 気象庁HPより引用
例年、クリスマスの時期頃に、本州付近上空に強い寒気が流れ込んで、大雪や強風をもららすことも多いものです。最近では、3年前の平成17年に、本州付近に強い寒気が12月25日に接近して、その露払いとして、日本海から本州へ進んだ寒冷前線の通過に伴って、山形県庄内平野のJR羽越線最上川橋梁付近で突風が発生して、特急列車が突風に煽られて脱線転覆し、多数の人的被害が発生したことは記憶に新しいところですね。
引用図①より、12月24日18時現在、日本海北西部には低圧部が見られ、今後、このp低圧部に低気圧が発生して、12月25日には、当該低気圧から延びる寒冷前線が本州上を通過しそうですね。(引用図②参照)
今後は、引用図②より本州上を通過する予想の寒冷前線の後側に注目です! 12月22日の事例と同様に、当該寒冷前線の後面に低圧部が残っており、これは、寒冷前線通過後(各種予想図で、関東付近で25日夜あたりでしょうか?)、上空の気圧の谷が遅れて通過(本州中部で25日夜、関東付近では25日深夜から26日未明と思われます。)するパターんであり、このような場合は、寒冷前線後面に発生する雲の帯や、低圧部に発生する小さな低気圧のほうか、寒冷前線よりも、雷や一時的な強い降水、突風などのシビアーな現象をもたらすものですから油断なりません!
そして、各種予想図より、前記した上空の気圧の谷通過後に、本州上空には強い寒気が流れ込んでくる予想です。まさに、クリスマス寒波襲来!ですよね。
その後、26日は、全国的に等圧線が混んで、各地で強風となり、日本海側の一部(各種予想図より、今回は、東北から北陸東部が中心でしょうか?)では大雪の恐れがあります。