①5月1日12時の天気図 気象庁HPより引用
②5月1日9時のAXFE578図 日本気象予報士会HPより引用
③5月2日9時の予想天気図 気象庁HPより引用
本日5月1日は、昨日の記事で紹介したように、北海道の北を低気圧が発達しながら東進し、この低気圧の中心から延びる寒冷前線が、北海道へ接近してきました。(引用図①)
また、昨日同様、本州の東海上にある勢力の強い高気圧の縁を廻るようにして、本州付近には南から暖気が入り込んだため、各地で気温が上がりました。特に、南西風が石狩山地を越える際にフェーン現象を発生させたため、北海道のオホーツク海側では、日中の最高気温が30℃以上となる真夏日となった箇所が続出しました。(引用図②の下側図より)
北海道網走支庁湧別で31・6℃、同じく北海道網走支庁生田原で31・3℃、おととしの11月に大きな竜巻災害が発生した、北海道網走支庁佐呂間で31・0℃の最高気温を観測しました。
まさに、季節はずれの暑さ と言えそうです。これらの地域では、真夏でも、30℃以上の最高気温になることはあまりありませんからね。
実は、
1・北海道の北西から寒冷前線南下
2・北海道周辺で等圧線が混み南西風が強めに吹く
以上2点を満たす気圧配置の場合、北海道オホーツク海側では決まって、高温となるものです。この点、北海道の局地気象を語る上で、看過できないことですね。
さて、本ブログで、勢力の強い高気圧の後面には、南から暖湿流が流れ込んで、強い雨が降りやすいと書きましたが、1日もこの通りに、高気圧の後面に入った南西諸島には前線を伴なった低気圧も発生したことも重なり、所々で1時間に60㎜を超す非常に激しい雨が降りました。
引用図③より、この、南西諸島に激しい雨を降らせた低気圧は、2日には本州の南海上を東進しそうです。(陸地からはやや離れたところを通過しそうですが)
このため、2日は、関東以西の南岸沿いで天気がぐずつき、紀伊半島や四国南東部あたりでは雨脚が強まりそうですね。
返答大変遅れてすみません。ありがとうございます。
ご自身HPも拝見させていただきました。
リンクの件、了解いたしました。当方にも、是非リンクさせてください。
これからもよろしくお願いいたします。
突然のメールをお許しください。
『気象予報士 試験に合格!』というホームページを運営させて頂いております古賀と申します。
素敵なサイトをお見かけしましたので、
相互リンクをお願いしたくご連絡させて頂きました。
サイトを見て、私にはとても興味を覚えることが多く拝見させていただきました。
そしてわかりやすくページが作られていまして、サイト運営面でもすごくためになりました。
勝手ながら、 http://kishoyoho.com/links/42/ にリンクさせていただいております。
どうか、ご確認ください。
まだまだ未熟なサイトですがよろしければ、是非、相互リンクの方をよろしくお願いいたします。
■URL:http://kishoyoho.com/
■サイト名:気象予報士
■紹介文: 気象予報士 合格のための試験、就職、講座を紹介!
(紹介文は省略、記載しなくてもかまいません)
突然のお願いで申し訳ございませんが、ご配慮いただけますようよろしく
お願いいたします。貴サイトの益々のご発展を心より願っております。