①1月19日9時の天気図 気象庁HPより引用
北日本中心とした寒さは、本日も続いています。
特に、北海道の冷え込みは厳しく、所々でこの冬一番低い気温を観測しました。上川支庁江丹別では最低気温が3日続けて-30℃以下となり、今朝は-34・6℃まで下がりました。上川や空知支庁のあちこちで-30℃以下を観測し、旭川も-25・7℃と、今季一番の最低気温を観測しています。札幌でも最低気温が-10・9℃を観測し、3日続けて、最低気温が-10℃以下となりました。
通常、-16℃以下になると、私の大好きな清酒も凍りついてしまいますから。北海道の寒さは如何なるものか、察しいただけると思いますね。
ただ、天気は、西から下り坂の様相で、あす20日は 西日本の平野部でも雪が降るところもありそうです。
②1月20日21時の予想天気図 気象庁HPより引用
③1月18日21時のFXFE504図(20日9時と21時の地上と500hpaの予想天気図) 日本気象予報士会HPより引用
④1月18日21時のFXFE5784図(20日9時と21時の上空1500メートル付近の風向風速と気温分布図と上空5500メートル付近の気温と上空3000メートル付近の気流の鉛直分布の予想図) 日本気象予報士会HPより引用
引用図②より、20日21時には、低気圧が東シナ海へ進んできて、中心を通る前線が伊豆諸島の南海上と上海付近へ延びてくる予想です。
引用図③の上側と引用図④の下側より、20日は千島付近に気圧の谷があり、北日本周辺では北から北東風が卓越し、寒気移流の場となりそうですね。
また、上空1500メートル付近の-3℃の等温線(これが上空にかかると、東北太平洋側や関東平野部は勿論、関東以外の地域でも内陸部が降雪となる目安となります。)が、20日9時には中国地方から近畿地方南部に達して、20日21時には、関東南岸までかかる予想です。
このため、20日は、西日本の平野部でも、内陸部を中心に雪が降るところもあり(京都や奈良あたりでは積雪となる恐れもあります。)、次第に天気が崩れる箇所が東へ移って、関東周辺でも20日夜には雪が降り出す所が多くなりそうです。
私自身、東京や横浜、千葉といった関東地方南部でも、前記した寒気の流れ込み具合や地表付近の乾燥度合いから見て、今回は雪となる可能性が極めて強いと思いますね。21日朝方にかけては積雪となる恐れもあると見ています。
今夜から関東地方で雪の予報、わくわくしています。でも、上空の風は西北西で、今、降水域の北限は山陰あたりです。これを見ると、関東地方ではほとんど降らない、降っても南部で舞う程度? と思えてきます。少なくとも、今夜中には降り出さないんではないでしょうか?
気持ちとしては降って欲しいな、と思うんですけどねぇ~
コメントありがとうございます。
ご指摘の件、昨日から本日の記事に取り上げました。
どうぞ、ご覧ください!
始めまして。本ブログご覧頂きありがとうございます。
私としては、雪見酒を楽しめる程度の積雪で収まってくれれば、と思います。(笑)不謹慎な言い方ですが。
ご指摘通り、今回は、関東北部では、うっすら積もる程度か、雪が舞う程度で済みそうです。でも、この程度でも交通機関の影響が心配です。