①9月6日21時の天気図 気象庁HPより引用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/84/a42cc7ed67a5e4b7da904d5e78ca5905.png)
9月6日21時30分頃、千葉県千葉市中央区今井町(丁度、JR蘇我駅付近)にて、竜巻とみられる激しい突風が発生して、60棟余りの住宅で、屋根が飛ばされるなどの被害が発生した模様です(県警調べより)
このほか、鎌ヶ谷市、成田市などでも、7日未明から朝方にかけて、竜巻とみられる突風得御観測しています。
引用画像①より、突風発生当時、千葉市を含む関東地方南部には、前線が停滞して、前線に向かって暖湿流が大量に流れ込んで、当該前線付近では雨雲が発達し易い状況でありました。
さらに、突風発生地点周辺の詳細な気象状況を考察しますと
②9月6日21時の関東地方周辺、アメダス風向風速分布図 気象庁HPより引用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/12/40c73c450dca4332c252636f47de7549.png)
③千葉県周辺のレーダーエコー合成図 !:9月6日21時20分 :9月6日30分
気象予報士西村氏主催ペパーランド気象センターHPより引用
:![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/2f/6dad1ac14874169b9fe582c1e1810d35.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/b4/a67d8153be17a4d24f9785eb9f1122d2.png)
:![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/2f/6dad1ac14874169b9fe582c1e1810d35.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/ed/76153f9ae775eca48644d33a350eb85d.png)
6日21時には、東京都心や羽田、および、千葉県内でも木更津や館山あたりでは南〜南西風ですが、千葉市周辺では、東〜南東風となっています。これは、6日20時頃から、東京23区周辺に発達した雨雲がかかっており、千葉市周辺からは、この雨雲に吹き込む気流が入っているものと思われます。丁度、千葉市周辺には、東〜南東風と、南西風とがぶつかり合っている様子が伺いられますね。
その状況下を、引用図③、より、東京23区周辺にかかる発達した雨雲の南東側の東京湾口からか、新たに、雨雲が発達しながら北東進、6日21時30分頃、千葉市周辺を通過中、それも、千葉市周辺で、雨雲の一部が反時計回りに回転している様子もわかります。
東〜南東風と、南から南西風とが千葉市周辺でぶつかり合って、気流の不連続部分を形成しているところへ、雨雲が発達しながら通過、したことが、今回の突風(竜巻でしょうね)の原因となったと言えそうです。
局地的に発生する激しい突風というもの(颪風を除く)は
Ⅰ:周辺の等圧線が混んでいるところへ、地形的に低気圧が発生した個所
Ⅱ:上空の風速が強めであるところや、上昇流と下降流との境目となっている箇所へ、発達した雨雲や雪雲が通過する際に、当該雨雲や雪雲の外縁部
Ⅲ:地表付近で気流の不連続部分が発生している箇所へ、発達した雨雲や雪雲が通過する場合。
が挙げられますが、とりわけⅡのケースが、ダウンバースト、Ⅲのケースが竜巻やダウンバースト といった、激しい突風を引き起こす原動力となるものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/84/a42cc7ed67a5e4b7da904d5e78ca5905.png)
9月6日21時30分頃、千葉県千葉市中央区今井町(丁度、JR蘇我駅付近)にて、竜巻とみられる激しい突風が発生して、60棟余りの住宅で、屋根が飛ばされるなどの被害が発生した模様です(県警調べより)
このほか、鎌ヶ谷市、成田市などでも、7日未明から朝方にかけて、竜巻とみられる突風得御観測しています。
引用画像①より、突風発生当時、千葉市を含む関東地方南部には、前線が停滞して、前線に向かって暖湿流が大量に流れ込んで、当該前線付近では雨雲が発達し易い状況でありました。
さらに、突風発生地点周辺の詳細な気象状況を考察しますと
②9月6日21時の関東地方周辺、アメダス風向風速分布図 気象庁HPより引用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/12/40c73c450dca4332c252636f47de7549.png)
③千葉県周辺のレーダーエコー合成図 !:9月6日21時20分 :9月6日30分
気象予報士西村氏主催ペパーランド気象センターHPより引用
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/ed/76153f9ae775eca48644d33a350eb85d.png)
6日21時には、東京都心や羽田、および、千葉県内でも木更津や館山あたりでは南〜南西風ですが、千葉市周辺では、東〜南東風となっています。これは、6日20時頃から、東京23区周辺に発達した雨雲がかかっており、千葉市周辺からは、この雨雲に吹き込む気流が入っているものと思われます。丁度、千葉市周辺には、東〜南東風と、南西風とがぶつかり合っている様子が伺いられますね。
その状況下を、引用図③、より、東京23区周辺にかかる発達した雨雲の南東側の東京湾口からか、新たに、雨雲が発達しながら北東進、6日21時30分頃、千葉市周辺を通過中、それも、千葉市周辺で、雨雲の一部が反時計回りに回転している様子もわかります。
東〜南東風と、南から南西風とが千葉市周辺でぶつかり合って、気流の不連続部分を形成しているところへ、雨雲が発達しながら通過、したことが、今回の突風(竜巻でしょうね)の原因となったと言えそうです。
局地的に発生する激しい突風というもの(颪風を除く)は
Ⅰ:周辺の等圧線が混んでいるところへ、地形的に低気圧が発生した個所
Ⅱ:上空の風速が強めであるところや、上昇流と下降流との境目となっている箇所へ、発達した雨雲や雪雲が通過する際に、当該雨雲や雪雲の外縁部
Ⅲ:地表付近で気流の不連続部分が発生している箇所へ、発達した雨雲や雪雲が通過する場合。
が挙げられますが、とりわけⅡのケースが、ダウンバースト、Ⅲのケースが竜巻やダウンバースト といった、激しい突風を引き起こす原動力となるものです。