引用図は4月1日19時49分に発生した地震の震央と各地震度分布図です。気象庁HPより引用。
東北地方太平洋沖地震の余震が続いている東北地方ですが、4月1日19時49分頃、秋田県内陸北部 ( 北緯40.3度、東経140.4度)の震源の深さは約10kmで、地震の規模(マグニチュード)は5.1と推定される強い地震が発生しました。
この地震で 秋田県大館市早口で震度5強を観測したほか、同じく秋田県北秋田市花園町と秋田県北秋田市新田目で震度5弱を観測しました。
この地震は、東西方向に圧縮軸をもつ逆断層型(地殻が盛り上がる形)で発生した地震とみられ(気象庁HPより)、東北地方太平洋沖の余震ではないと思われ、東北地方太平洋沖地震発生で、東北地方が載っている北米プレートが刺激されたため、当該、北米プレート内の比較的浅い箇所で発生した地震と推定されます。
以前にも、本ブログ内でも申し上げましたように、東北地方太平洋沖地震があまりにも巨大であったため、東北地方や関東地方が載っている北米プレートが刺激されて、こういうタイプの地震が誘発される懸念もありそうに私は考えています。