ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

やっとツーリング:やっぱり酒は美味い!

2011年10月12日 23時13分29秒 | Weblog
キャンプ場はゲレンデやジャンプ台よりも標高の高い場所にあり、買い出しに出かけるにしても片道20分はかかる。
バンガローに戻り、炭をおこし、食べ始めたのが夜の9時を過ぎていた。
「みんな腹減っているだろうなぁ・・・本当にすまない。」



だが、このメンバー。
自分以外はみな大酒飲みばかり。
「かぁ~っ、ビールが美味い!」の連呼。
今日のアクシデントさえも酒の肴にして笑い飛ばしながら飲んでいる。
それがありがたかった。
おかげで自分も結構飲んだ。
11時におひらきとし、部屋へ戻って今度はワインで飲み直しだ。
あっという間にボトルが空になった。
時刻は確か深夜の1時をまわっていた。
明日も長距離を走る予定だし、そろそろ寝るか。
2段式ベッドがあり、そこで眠ることができるのだが、結局は勝手にその場で雑魚寝となった。
それがまた楽しいんだな♪

お祭りゲーム

2011年10月11日 23時02分02秒 | Weblog
今夜のサッカー日本代表戦について個人的感想をいくつか述べたい。

スコアーだけ見れば8-0での圧勝だった。
いわゆる「お祭りゲーム」だ。
たまにはこんな試合があってもいいじゃないか。
TVの前で缶ビール片手にゆるりとソファーに腰をかけ、フォーメーション、パスコース、アシストの素晴らしさ等々、難しいことを一切考えずに追加点のみを期待しての観戦など、そうめったにあるものじゃない。

さて、ここで苦言を。
今夜の試合は親善試合ではなく、W杯最終予選へ向けたガチンコだ。
ミスに助けられた場面も多々あったが、零封どころか相手にシュートを一本も打たせなかったことは評価に値する。
ハーフナーがワントップで先発した地点で、今日の攻撃はサイドが中心だろうということは予測できた。
だが、あれだけがら空きのサイドであったにも関わらず、工夫が今ひとつという印象を拭いきれない。
圧倒的ボールポゼッションでありながら、インパクトの少ないパスが多かった。
相手がほとんどプレスをかけてこないことがわかっていながら何故?
やりたい放題であるのに何故?
そこまでやる必要がないからなのか。
本番でやれるチャンスなんてそう滅多にない。
だからこそもっとファンタスティックなサッカーを魅せてほしかった。
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今日の日本のシュート本数39本。
ゴールが8本だから、約5本に1本の割合で決まったことになる。
はっきり言って雑なシュートが多い。
バーやポストに嫌われたシュートも多い。
もし・・・もし今夜の試合がもっと強豪で、勝ち点1を競っているような相手だったら、「あの時決まっていれば・・・」では済まされない。
当然二桁得点で終わっているべき試合だった。
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香川の復活にはまだ疑問を残している。
確かに右のアウトで合わせたあのシュートは素晴らしいが、相手のプレスをかわしたのではなく、相手がまったくプレスをかけていないに近い状況では決めて当たり前だ。

そして2点目。あれは間違いなくセンタリングがたまたま入っただけ。
それに相手がタジキスタンでは、復活を裏付けるだけの実力を持っている相手ではない。
入れて当然のゴール。通って当然のパス。かわして当然のDF。
そんな気がする。

これだけ圧勝していながら、どうしても手放しで素直に喜べないのは自分だけだろうか。
次はアウェーで2戦ある。
そのために勝ち点3をゲットし、得失点差を広げ、総得点を済み重ねた。
ただそれだけなのだ。
目標はW杯出場ではない。
W杯決勝トーナメント1回戦突破。
つまりは、W杯ベスト8だ。
そう、今はまだ道の途中に過ぎないなのだ。
ガンバレニッポン!
愛してるぜ!

秋日和

2011年10月08日 22時13分30秒 | Weblog
絶好のトレッキング日和。
紅葉にまだ時期尚早だったが、ピンポイントで真っ赤な紅葉を愛でることができた。

スタートポイントから「高山」のピークまで、通常で1時間30分かかる。
女房を連れ、途中何度かの小休止を入れ、なんと1時間50分で登頂できた。
これにはびっくりだ。
「へぇ~やればできるじゃん!」
ちょっと感心した。

下山し、中禅寺湖の畔で昼食を食べた。
湖上を流れゆく風が心地よく、カミさんは食後ちょっとだけ昼寝(笑)。
そこから林道の散策コースを歩き、思い出の「西の湖」へと向かった。
24年前の夏、初めてのデートで訪れて以来の西の湖、お互いに歳をとったなぁってのが正直なところだが、まさかトレッキングという形で再度二人で来るとは考えてもみなかったことだ。

今日の感想を聞いてみた。
やはり高山への登攀開始早々が最もきつかったようだ。
いわゆる「デッドポイント」にいきなり襲われたのだろう。
その後はトラバースや緩やかな登攀となり、体も慣れたようだった。
比較的早くセカンドウインド状態になったことで、2時間足らずで登れたのかも知れない。



後半の林道散策時に、山の話をしながら歩いた。
「俺、来年の夏になったらあの時のリベンジに行くよ。大キレットを越えて槍ヶ岳に登る。」
「うん、わかった。」
とだけ、返事がきた。
それ以上何も言ってこなかったことが、かえって気になるのだが・・・。
大キレットで事故に遭い、槍ヶ岳を断念したのも24年前の夏だった。

結局、俺はまだ山をやっている。

カミさんを連れて・・・

2011年10月06日 22時42分33秒 | Weblog
今年の夏は、上高地へ行きハイキング。
そして男体山のピークで一泊。
そんな程度だが、女房にしてみれば将に革新的な行動だと言えよう。

そんな女房を連れて、次の休みにトレッキングに出かけることになった。
トレッキングと言うよりは、ハイキングに近い。
奥日光「高山」。標高1667メートルのいたって低山だ。
昨夏に登ったが、休憩を入れても2時間足らずでピークだった。
下りは約1時間ほどで中禅寺湖湖畔に着く。
女房のレベルで見れば程よいトレッキングになってくれるだろう。

今のところ天候は良い。
気温は平地より10°は低くなるだろうが、何よりも紅葉が楽しみだ。
まだ少し時期が早いのだが、これ以上遅くなると休日の混雑が予想されるだけに、行けるときに行ってしまった方がいい。

湖畔に下山し、1時間ほど歩けば「西の湖」に着く。
ここは女房とは思い出の湖だ。
女房が覚えているかどうかは分からないが、今から二十数年前、初めてのデートがそこだった。
当時は一般車両がすぐ近くまで入ることができた。
「いつかこの辺でお弁当でも食べてみたい」と言ってたことを覚えている。
二十数年してやっと実現。
昼食後に湯を沸かし、珈琲くらいは飲ませてあげたい。
だが、それよりも女房の体力が心配だ。

まぁゆっくりと登りましょ♪(笑)

やっとツーリング:奥志賀スーパー林道

2011年10月05日 21時10分11秒 | Weblog
ここから野沢温泉へ向けての一般的な通過時間は1時間ちょっと程度だ。
なんとか17時頃にはキャンプ場へ到着できる・・・と期待していたのだが、「奥志賀スーパー林道」が、今日一番の難所越えとなった。

スタートして間もない頃はいたって快調そのもの。
曇ってはいたが、夏ならではの緑の世界を満喫しながら峠へと走った。
が、標高が上がるにつれ徐々に周囲が霞んできた。
やがてそれは360°真っ白な世界へと豹変し、ガスによる完全な「ホワイトアウト」現象となった。
出せるスピードは20㎞が限界だったろうか。
もとより道幅が狭いこの林道、それでなくてもワインディングの連続。
片側が崖になっているなんてのは当たり前。
まぁそれは初めから分かりきったことだったが、とにかく視界が利かない。
自分は最後尾で走っていたが、路面や路肩やカーブの状況を確認して走ったのではなく、前を走っているバイクのテールランプだけが頼りだった。
薄暗く真っ白な世界の中に、ぽつんと小さな赤い光だけを追って走っているようなものだった。
テールランプの明かり以外のものはほとんど認知できなかったほどの濃霧。
もちろん2台前のバイクのテールランプなど、距離があって確認できない。
おそらく視界は12~3メートル程度しかなかったのではないか。



今は上りかな・・・ってのが何となく感覚で分かった。
そして緩やかな下りへと変わった。
標高が低くなればおそらくはこの濃霧も薄らいでくれるだろう。
というささやかな期待感をもって下った。
ヘルメットのシールドには、表にはレインガードを、裏面には曇り止めを塗ってあったが、まったく何の役にも立たないほどの水滴がシールドに付着している。
10秒に一回ほど、自分の指をワイパー代わりにしてシールドに当ててこすった。
スリル満点と言えばまだちょっと笑えるが、今にして思えば危険な峠越えだった。

キャンプ場に到着したのが18時。
予定よりも1時間遅れとなった。
受付で手続きを済ませ、これから食材の買い出しだ。
戻ってきてから準備となると晩飯のバーベキューは20時を過ぎるかな。
あ~あ、これもすべて自分のせいだ。
あの3時間のロスが本当に痛い。
申し訳ない・・・。


氷柱を求めて

2011年10月04日 22時07分52秒 | Weblog


いつしか雪と氷の世界に憧れを抱くようになったことは、ごく自然の成りゆきかも知れない。

(確か、一年前は「冬はこたつでおとなしくしていますよ。」とモンベルのKさんに言った覚えはあるが・・・笑)
本格的な雪山登山の経験は僅かに数回あるだけ。
しかも連れて行ってもらったようなもので、自分でルートファインディングしたわけではない。

この写真は、栃木県日光市の最深部「雲龍渓谷」だ。
俗に言う「雲龍瀑」、今度の冬に行こうと計画中。
しかし、一人で行く自信がない。
周りはと言えば、「3シーズンならOK」という仲間はたくさんいるが、「冬山だけはNG」らしい。
まぁ気持ちは分かる。危険だし、寒いし、装備は重いし・・・ろくなことがないと言われても致し方ない。
何よりもクランポンやピッケルを自前で持っている人がいない。
否、いることはいるのだが、仕事の都合上、自分と休みが合わない傾向にある。

別に「アイスクライミング」までトライするつもりはないが、この名瀑を是非とも自分の目で確かめたいものだ。
そして先ずは、雲龍渓谷歩きによりクランポン装着と歩行術、ピッケルの操作術に慣れなければならいと感じる。

今日は・・・違った、今日も仕事帰りにモンベルおやまゆうえん店へ寄り、本格的12本爪のクランポンとピッケル購入の相談をしていただいた。
自分の場合平日に休暇を取ることはできないわけではない。
できることならスタッフの方に現場で基本を教えていただければと思う。
専門書や解説書を読み、写真や図解による行動術は知っている。
だが、所詮は生兵法。
にわか仕込みの付け焼き刃に過ぎない。

スノーシューでは行くことのできない氷の世界に、足を踏み入れてみたい。

やっとツーリング:渋峠

2011年10月03日 22時34分32秒 | Weblog
R292の途中にある通称「渋峠」。
ここは日本国道における標高最高地点、2172メートルだ。
名前だけは知っていたが、くるのはもちろん初めて。
幸いに雨も上がり、一面真夏の緑が目の前に広がっている。

実に爽やかな世界だ。
絶景かな!



しばしみんなでこの景色を楽しんだ。
休憩にはもってこいの場だった。
しかし肌寒い。
ジャケットがなかったらゆっくりと景色を楽しむ余裕などないほど寒い。
バイク用のグローブは夏用の薄手をはめていたが、当然雨でぐしょぐしょ。
外気温と雨の冷たさで手が冷たい。そして指は僅かながらかじかんでいる。



せっかくはめている「ハイギアウォッチ」で標高を確認。
気圧が低いため、本来の標高より高めに表示されていた。
どうせなら標高を合わせて記念写真。
(これ、一度やってみたかったこと)

ここから先は「奥志賀スーパー林道」へと向かい、最終目的地である「野沢温泉村」へ。
この「奥志賀スーパー林道」、とんでもないガスの洗礼を受けることになった。

やっとツーリング:ガス・ガス・ガァ~ス!

2011年10月01日 20時38分06秒 | Weblog

とんでもないアクシデントにより、ルート変更を余儀なくしてしまった。
まったくもって情けない、申し訳ない、でもってSU氏には心から感謝だ。
気を取り直す余裕もなく、昼食を済ませ、一路万座方面へと走らせた。
遠く山頂方面には黒い雲が懸かっているのが目視できた。
「こりゃ一雨じゃ済まないかも・・・」

案の定大粒の雨が降ってきた。
まぁこの程度は夏のツーリングにはつきもので、いつものこと。
ちょっときつかったのが「ガス」の発生だった。

ここで言う「ガス」とは、登山の場合と同じで「霧」や「雲」のこと。
火山から発生する「有毒ガス」とはまた意味が違う。

しかし、万座へ向かう途中のガスなど、どうってことはない程度だと後に思い知らされることになる。

ルートは空いており、天候さえ良ければ将に快適な夏のライディングを楽しめるのだが、これも自分のせいで予定していた時刻が大幅に遅れてしまったためだ。
この分ではキャンプ場につくのは間違いなく夕刻になってしまうだろう。
夕食(バーベキュー)や熱いシャワー、すべてが遅くなるのは必至だ。